建具とは
建具をどのようにしつらえるかということは、住宅の雰囲気を考える上で重要な要素です。家が完成する最後に建具を入れることが多いものの、住宅の構築においてまず考えなければいけない部分でもあります。今回はそんな建具について解説します。↵
意味:建具とは
建具とは、開口部にしつらえられた戸、窓、障子、ドアなどの空間を仕切るものの総称です。また、それを支える敷居や鴨居なども建具の一部として扱われます。
建具の役割としては、風や光などを適度に遮断することにあります。空間を遮る間仕切りとしての役割を担い、建物の雰囲気を決定づけるインテリアの一部でもあります。
建具は種類が豊富であり、出入り口にしつらえられる「出入り口建具」や、建物の外周に設置された「窓建具」、門扉などの「外構建具」や、障子や襖などの「内部建具」などに分類されます。素材としても種類が多様で、木製や鉄製からガラスなどの透過性のあるものまで非常に豊富です。
意外と簡単にできる室内ドアリフォーム
建具のデザインや建てつけの問題は住宅の雰囲気から住みやすさにまで大きな影響を及ぼします。室内ドアをリフォームするだけでも住まいに劇的な変化が加えられるため、ドアを交換しようと考える人も少なくありません。
ドアリフォームは大変そうというイメージがありますが、実は意外と簡単にできるリフォームのひとつです。たとえば、建具の枠を残して本体のみをリフォームするなどすれば、壁を壊さずにドアの交換が可能であり、工事期間や費用を大幅に抑えることができます。
また、建具の画材を張り替えるだけでも雰囲気が一変するため、画材を新しい色に変更することも室内ドアリフォームの簡単なやり方です。
建具のペンキ塗装。木製ならサイディングが重要?
建具の中でも出入り口建具や外構建具などは、ペンキ塗装を施して雰囲気を整えることがあります。ペンキ塗装をすることで住宅そのものの印象が向上することもあり、建具をしつらえる上でも意外と重要な工程です。
また、住宅の印象を左右するだけでなく、塗装によって建具の耐久性を向上させることもできます。とりわけ木製の建具は鉄製やアルミ製などと比べて劣化しやすく、塗装によって劣化を防ぐことを考えなければなりません。
また木製の建具の場合、外壁のサイディングとの兼ね合いも考慮する必要があるでしょう。木製建具の枠やサッシとサイディングとの間で劣化が生じやすいため、特に注意が必要です。
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