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アコーディオン門扉とは

リフォームの際には、家への出入りとなる門扉の選択も大切なポイントとなります。ここでは、門扉のひとつであり、道路から駐車場へのアクセス口となるアコーディオン門扉について、メリット・デメリットや台風の時に取っておくべき対策について解説します。↵

意味:アコーディオン門扉とは

アコーディオン門扉とは鍵盤楽器のアコーディオンの形のように伸びたり縮んだりさせることが可能な門扉をいい、その特徴や形から「伸縮門扉」「ジャバラ門扉」とも呼ばれています。

通常、駐車場の出入り口で利用され、アコーディオン門扉の伸縮のルートに付随させて地面にレールやセンターレールを設置する場合もあります。レールやセンターレールが設置されていると車輪がレールに乗って動くため、アコーディオン門扉のみを設置する場合に比べて、伸縮の際の動きが軌道外にはずれてしまうことがなくスムーズに伸縮させることが可能となります。

アコーディオン門扉のタイプには、一つの門扉で片側端からもう一方の端に向かって開くタイプのほか、二つの門扉を左右に開く親子開きのものもあります。また、格子の数やデザインにもいろいろあるため、用途に合わせて種類やデザインを選ぶと良いでしょう。

アコーディオン門扉のメリット・デメリットは?

アコーディオン門扉のメリットは門扉を伸縮させることでスペースを自由に使用することができることです。駐車場の出入り口がぎりぎりの広さである場合でも門扉が固定されていないため最大限の使用が可能となります。

アコーディオン門扉にはアコーディオン部分を全て縮めた後、さらに90度もしくは180度回転させて収納することができるタイプもあり、開口部を有効的に活用することができるのです。デメリットは地面が平面である箇所にしか設置できない点です。

アコーディオン門扉は下に付いている車輪によって伸縮移動をさせるため、地面が砂地や砂利地のような凹凸のある場所では使用することができません。地面に凹凸がある場所で使用する場合にはコンクリートでフラットな地面にしておくと良いでしょう。

また、車輪によって動くため傾斜に弱いこともデメリットとなる場合があります。ただし、傾斜用の商品を選び、使っていないときには動かないようにしっかりと固定をしておけば十分に使用することは可能です。また、強風に弱い点もデメリットとなっています。台風の際には壊れることがないように、しっかりとした対策をとることが必要があります。

台風対策はどんなことをしたら良い?

台風のような風にも耐えることができる強いアコーディオン門扉にしたい場合、門扉自体の強度を高める必要があります。強度を高めるためには、アコーディオン部分の縦の格子の数を増やすという方法があります。また、アコーディオン門扉には、門扉を地面に留めておくための「落とし棒」と呼ばれる棒があり、つまみを上げ下げすることで棒を落としたり引き出したりすることができるようになっています。

あらかじめ地面に開けられた穴に、門扉に付いている落とし棒を落とすことで門扉が地面に固定されるのです。アコーディオン門扉は、風に煽られて過度に伸びたり、弓なりに反ってしまったりすると門扉の形がよれて壊れてしまうことがあります。風への対策として、普段から落とし棒を忘れずに落とす習慣をつけておくと安心です。

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