エコガラスとは
毎日心地よく暮らすためには、家の中が快適であることが欠かせません。日本は四季があるので季節により工夫をする必要があり、暑い夏、寒い冬にも外気との温度調節を行う窓ガラスの存在は重要です。エコガラスはすぐれた断熱性能と遮熱性能で、これらの問題を解決してくれます。↵↵
意味:エコガラスとは
エコガラスとは、日本のガラスメーカーが製造しているLow-E複層ガラスのことです。このエコガラスを名乗る商品は3社のガラスメーカーで製造されているものです。
Low-E複層ガラスは、複層ガラスの間に金属コーティングを施しています。この特殊なコーティングにより優れた断熱性能と遮熱性能を実現させています。そのため、暑い夏には部屋に直接差しこむ強烈な日光や紫外線を遮断し室内を涼しく保つため、冷房の利用を少なくすることができます。
一方で、寒い冬には断熱効果を発揮しますので、室内を暖かく保つことができます。その結果、暖房費の節約につながります。冬にサッシに発生する結露なども防ぐ効果も期待できます。家の中の温度を快適に保ち、節電効果を得られるのが、エコガラスです。
エコガラスの効果はどんなものがある?
エコガラスを導入することで得られる効果は、主に節電効果による冷暖房費の削減、断熱と遮熱による室内の温度調節効果、結露を防止しサッシまわりの木材の劣化や、カーテンのカビを防ぐ効果などがあります。冷暖房費はエコガラスに換えるだけで、年間数万円ほど削減できる可能性があります。
さらに冷暖房の使用が減ることにより、二酸化炭素削減の効果もあるので各家庭がエコに貢献できます。また、エコガラスは一般的な一枚ガラスよりも約3.5倍の断熱性がありますので、室内の熱を逃がしにくいつくりになっています。
一方で日差しを反射し遮熱する効果があり、室内に熱をこもりにくくします。冬には外の冷たい空気が入るのを遮断しますので結露ができにくく、カビを防止してくれる効果があります。
サッシなどの変更は必要になる?
エコガラスは長い目でみると、節電効果も期待できますのでコスト的にも優れています。さらに家の中で過ごす時間も年中快適になり、環境にも優しいです。
これらのメリットに共感しエコガラスの導入を検討したいと考えている場合、窓サッシも含めて交換が必要になるのか気になるところです。エコガラスの効果を最大限に得ることができるのは、複層ガラス用につくられた断熱サッシとエコガラスの組み合わせが最も有効です。
しかし、予算に限りがあったり、家にある窓の構造上新たに設置することが難しいという場合もあります。そのようなときは、現在のサッシはそのまま利用しながら、現在使用しているガラスからエコガラスに交換することができます。
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