工期とは
リフォームを行う場合は、どんなリフォームをするか、どのくらい費用をかけるのかだけでなく、工期の長さも大切なポイントです。そこで、工期が長くなるリフォームや1日でできるリフォームなどについて解説します。↵
意味:工期とは
工期とは、住宅建築工事やリフォーム工事を開始してから完成するまでの期間のことです。
リフォームを行う場合、工期が長くなると工事期間中台風などの天候変化の影響を受けて長期化するリスクが高まりますし、工事を行う職人の人件費が増加することになります。
また、大規模なリフォームを行う場合は、工事期間中、工事をしている家には住むことができないこともあります。
工期が短ければ、生活をする上でもほとんど影響を受けませんし、リフォームコストも工期が長い場合と比較すると低価格で済むことがほとんどですので、気軽にリフォームに踏み切れるでしょう。
そのため、リフォームにおいては、工期の長さは重要なポイントといえます。
一番工期が長くなるリフォームは?
リフォームは小規模なものから大規模なものまでさまざまなバリエーションがありますが、最も規模が大きいリフォームは、マンションであればスケルトンリフォーム、戸建てであれば内部の全面リフォームに加えて外壁や屋根も一新するリフォームでしょう。
スケルトンリフォームとは、柱などの骨組みだけを残して1度すべてを取り去ってから中身を作り直すリフォームのことです。
リフォームの規模が大きくなると、それに比例する形で工事する業務量が増加していきます。そうなると工期も自然に長くなるのです。
マンションのスケルトンリフォームであれば2カ月程度、戸建ての屋根や外壁を含む全面リフォームの場合は2カ月から3カ月程度かかるのが一般的です。
1日でできるリフォームの限界は?
たった1日しか許された工期がないとしても、できるリフォームの選択肢は意外と広いです。
水廻りであれば、温水洗浄便座付きタンク一体型トイレを取り付けるリフォームは半日程度でできますし、洗面所にあるとタオルが乾いて便利なタオルウォーマーを付けるだけであれば約30分で取り付け工事は終わります。
ガスコンロなどの部分的な交換だけでなく、同サイズであればキッチン交換も1日でできる場合があります。
お風呂については、タイルや天井など変更せずバスタブの交換だけのリフォームをする場合も1日で工事できる可能性があります。
また、玄関の交換や窓の交換も1日でリフォームできるケースが多いでしょう。
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