フロアキャビネットとは
リフォームをするにあたり、どのような収納スペースを作るか、それをどのように活用するのかを踏まえて考えるのもひとつのポイントになります。ここでは、一般的な収納家具として使用されるフロアキャビネットの使い方や、震災の対策について解説します。↵↵
意味:フロアキャビネットとは
フロアキャビネットとは、床に置いた台輪などの上にボックスを設置して作られるキャビネットのことです。ボックスの種類もさまざまに展開されており、大きさや形はもちろん台輪がボックス自体に装着されているものや、中のしきりやボックス本体の高さを調節する器具(アジャスター)が装着されているものもあります。
基本的にキッチン家具として用いられることが多く、近年一般的なシステムキッチンの収納にはフロアキャビネットが採用されているものがほとんどです。
キッチン用と家事スペース用の2種類の用途でわけられ、その中でも収納物によって使いやすさを重視した形に分別されています。
どうやって収納するのが効率的?収納しない方が良い物は?
キッチン用のフロアキャビネットにはどのスペースでどんな作業を行うかに合わせて、よく使うものを取り出しやすい位置に収納するのが基本です。最近のフロアキャビネットにはボックスの中でしきりが設置されており、段差が作られているタイプもあります。
その場合は上の段にはざるやボウルなどの軽めのキッチン雑貨、下の段には鍋などの比較的重量があるものを収納するのがポイントです。また、衛生の面から布巾やまな板はフロアキャビネット内に収納しないほうが無難でしょう。傷みやすい食材や調味料なども同様です。
地震への備えはどんなことをしたら良い?
最近のフロアキャビネットは、耐震用ストッパーが始めから付属されているものも多いです。大きな揺れがあると戸が開かないようにストッパーが働いてくれるのでとても便利です。また自身で対策を行う場合は、家庭用地震対策グッズを用いると良いでしょう。
天井とキャビネットをつっぱり棒のようなものつなげるタイプのものや、キャビネットを壁に固定して転倒を防止するタイプなど様々な種類があり、インターネットやホームセンターで簡単に購入することができます。複数の耐震グッズを使用して、更に備えるのも良いでしょう。
また、高さのあるキャビネットの上段には、転落し当たると怪我をしてしまう危険性がある割れ物や重さのあるものは置かないように心がけることも大切です。
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