エコジョーズについて

ガス給湯器で一般的となってきたエコジョーズ。
エコジョーズとは一言でいうと「少ないガス量で効率よくお湯を沸かす省エネ性の高い給湯器」です。
しかし、とりあえずエコみたいだから、家計に良さそう、環境に配慮していそうだからといった感じで選んではいませんか？もちろんそれも正解なのですが、仕組みがあります。また、どれくらい節約するのかここでは軽くエコジョーズについて詳しく説明します。

エコジョーズとは
家計にお得なランニングコスト
効率よくお湯を沸かす仕組み
エコジョーズのおすすめポイント
エコジョーズ商品一覧
よくある質問

エコジョーズとは

エコジョーズとは上記で記載した通り、少ないガスで効率よくお湯を沸かすことができ、省エネルギーに貢献できる給湯器です。
ご家庭のエネルギー消費のうち、約3分の1が「給湯」と言われています。
そして活用することで、

節約

ガス消費量
約10~15%カット

熱効率がアップすると使用するガスも少なくなります。

ランニングコストが1年間で約1万円以上節約！（メーカー・機種により異なります）
高効率

給湯熱効率
約95%にアップ！

従来型のガス給湯器では捨てられていた排気熱を再利用することで従来で80%程度だった給湯熱効率が95%にアップしました。

少ないガス使用量でたくさん沸かせる！
環境

CO2排出量
約10~15%削減

排気熱を再利用し、ガス排出量が減ることでCO2排出量も大幅に削減できました。

地球の環境に優しいガス給湯器なのです。

家庭で消費されるエネルギー量

ガス給湯器国内シェア率

世帯当たりのエネルギー消費原単位と用途別エネルギー消費の推移

令和2年度エネルギーに関する年次報告（エネルギー白書2021）

上記でお伝えしたように、一般家庭でのエネルギー消費量の中で給湯器は約3分の1〜約4分の1を占めています。
意外かもしれませんが、浴槽を使って入浴をする文化が定着している日本人ならではと言っても過言ではありません。
近年は電気のシェアも大幅に増加傾向にありますが、給湯は生活に切っても切り離せない重要なエネルギーです。
利用する機会が多いからこそ、日々の節約や環境に配慮したエコジョーズはご家庭で取り組むべき給湯器なのです。

エコジョーズの給湯器を探す

家計にお得なランニングコスト

光熱費コスト比較

光熱費コスト比較従来のタイプは年間ランニングコスト116,570円、エコジョーズは98,460円でコストダウン！

年間で
約18,000円おトク

年間で約18,100円のガス代節約と言われています。
高効率でお湯を沸かすということは、その分ガス消費量は少なくなります。そしてガス料金も比例して安くなるということです。
従来型と比べるとどうしても設置費用や本体代はかかってしまいますが、その分ガス代がお安くなるため、ランニングコストも比較することでお得なのがわかります。

※算出条件：年間急騰負荷18.3GJ（給湯16.6GJ、追いだき1.7GJ）平成28年省エネルギー基準に準拠した「エネルギー消費性能計算プログラム（住宅版）Ver.2.3.1」による。ガス料金：5.1円/MJ（日本ガス石油機器工業会が定めるガス料金の目安より）石油情報センター平成27年度月次平均価格（50m3）データの単純平均より算出。リンナイ従来品RUF-V2400AWとの比較。

効率よくお湯を沸かす仕組み

従来の給湯器では一次熱交換器を通り、そのまま排気ガスを排出していました。しかし、この熱を利用したのがエコジョーズです。
エコジョーズでは従来空気中に排出されていた排気熱を活用し、第二次熱交換器で利用することで、本来排出されるはずの排気熱を回収し利用することで排気ガスも大幅にカットしました。そのため、従来よりも少ないガス消費量で効率よくお湯が沸かせるということができ、環境にもお財布にも優しい給湯器となりました。

エコジョーズのおすすめポイント

湯切れがない瞬間式

エコジョーズは加熱された熱交換器を水が通ることで瞬間的にお湯が出ます。必要なときに必要なだけお湯を沸かすタンクがない瞬間式なので、貯湯式と違い、湯切れするということがありません。
また、キッチンと洗面、浴室などで同時使用ができるので勢いのあるシャワー・給湯をお楽しみいただけます。

コンパクトで省スペース

瞬間式のエコジョーズ・ガス給湯器はお湯を沸かして貯めておく貯湯タンクがありません。その分とてもコンパクトなので、場所を取らず、スペースが確保しにくい、難しいといったご家庭でも気兼ねなく設置していただきやすくなっています。

瞬間式だから飲用水として使える

実はエコジョーズ・ガス給湯器は一度沸騰させたお湯なので飲むことができます。瞬間湯沸かし式だからこそいつでも清潔で安全なお湯が使えるということです。

CO2排出量が多いと思われがちですが実はエコキュートとほぼ同じ

自宅でCO2を発生しないので、エコキュートは環境にやさしい…と思われる方も多いですが、実は自宅でのCO2排出がない代わりに火力発電などでCO2を排出して発電しているという背景があります。
東日本大震災以降、原子力発電の稼働が少ない中、発電の多くを火力発電でまかなっている※ので発電ベースで考えるとオール電化住宅の方がCO2排出量が多いということも。
※ 経済産業省エネルギー庁「2021年度エネルギー白書」より