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"浴槽の種類"はどう選ぶ?お風呂の形状タイプや素材を紹介

2022年06月08日更新

お風呂の時間をより快適なものにするためには、生活スタイルや年齢、使い方に合わせて浴槽の形やタイプを選ぶ必要があります。まずは浴槽のタイプや形、素材の特徴を知ることから浴槽選びを始めましょう。

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目次
  1. 様々な形状や素材で選べる浴槽
  2. 浴槽の形状タイプを選ぶ
  3. 浴槽内部の段差のあるなしを選ぶ
  4. 浴槽の素材を選ぶ
  5. まとめ:浴槽を形状・素材から選ぶ

1.様々な形状や素材で選べる浴槽

ユニットバス

いざ、お風呂をリフォームしよう!と思ってまず悩むポイントに「選べる浴槽の種類が多い・・・」というところがあります。

基本的な形状や素材のものに加えて、各メーカーから特徴的な形状や素材、機能を備えたたくさんの浴槽が出ています。何をポイントに選べばよいのか悩ましいですよね。

ここでは、浴槽の形状タイプの特徴や、メリット・デメリットについてご紹介していきます。
浴槽の選び方の参考にしてみてください。

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2.浴槽の形状タイプを選ぶ

浴槽には、大きく分けて7つの形状タイプがあります。
その中でも基本的な形状は、「ストレート浴槽」、「ワイド浴槽」の2種類です。

ここでは、それぞれの浴槽の形と特徴について紹介していきます。

基本的な浴槽の形状

ストレート浴槽

ストレート浴槽(リクシル)
ストレート浴槽(リクシル)

一番スタンダードな浴槽の形がこのストレート浴槽です。
水深が深く取れるように設計されており、肩までどっぷりと浸かりたいという方にオススメの形です。

ワイド浴槽

ワイド浴槽(リクシル)
ワイド浴槽(リクシル)

ワイド浴槽は、その名の通り浴槽内がワイドに広がっており、親子で入浴するときなどに、広々と使うことができる形です。

特徴的な浴槽形状

コーナー浴槽

コーナー浴槽(パナソニック)
コーナー浴槽(パナソニック)

斜めに張り出したコーナー浴槽は、浴室の四隅にぴったりとフィットして浴室内を広々と見せる形が特徴的です。洗い場をゆったりと使いたいといいう方にはぴったりの形です。

ナナメ浴槽

ナナメ浴槽(パナソニック)
ナナメ浴槽(パナソニック)

浴槽内の形をナナメにすることで、その分広く使えるように設計されています。足を伸ばして、ゆったりとお湯に浸かりたいという方には、ナナメ浴槽をオススメします。

タマゴ浴槽

タマゴ浴槽(パナソニック)
タマゴ浴槽(パナソニック)

タマゴ型の浴槽は、浴室の雰囲気を優しく、柔らかい雰囲気にすることができます。形のデザイン性にこだわりたいという方には、こちらをオススメします。

アーチ浴槽

アーチ浴槽(パナソニック)
アーチ浴槽(パナソニック)

アーチ型の浴槽には、曲線美でスタイリッシュな浴室を演出するという点と、アーチ部分が薄くなっているため浴槽を掴みやすいという点の2つのメリットがあります。 浴槽の縁をつかみやすい形にすることで、子供やお年寄りでも安心して入浴することができます。

エスライン浴槽

エスライン浴槽(パナソニック)
エスライン浴槽(パナソニック)

浴槽内がエス字の形に描かれており、少ない水でお湯に浸かることができます。ゆったりとお湯に浸かりながら、節水も可能です。

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3.浴槽内部の段差のあるなしを選ぶ

浴槽の形状を選べるように、浴槽内部に段差を設けるかどうかの選択も可能です。

段差のないタイプの浴槽は「フラットタイプ」
段差のあるタイプの浴槽は「ベンチタイプ」
と呼ばれています。

ここでは、フラットタイプ、ベンチタイプの特徴やメリット・デメリットについて紹介します。

段差なし:フラットタイプ

フラットタイプ浴槽(ハウステック)
フラットタイプ浴槽(ハウステック)

フラットタイプはスタンダードな浴槽内の形で、浴槽の底の部分が平になっています。お湯をたくさん張ることができるので、肩まで体をお湯に浸けて、じっくりと温まることができます。子供の場合は、お湯を張りすぎると座ってお風呂に入ることができないので、注意しましょう。

段差あり:ベンチタイプ

ベンチタイプの浴槽(ハウステック)
ベンチタイプの浴槽(ハウステック)

ベンチタイプは、最近増えてきた浴槽のタイプで、底に段差があります。ゆっくりと半身浴を楽しむのに適しています。小さな子供でも、段差に腰掛ければゆっくりと入浴を楽しむことができます。しかし、大人が肩までお湯に浸かりたい場合には、少し体勢を考える必要があります。

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4.浴槽の素材を選ぶ

浴槽は形状だけでなく、色々な素材から選ぶこともできます。こだわりたい方は浴室のイメージにあった素材を選んでみましょう。

最も一般的な「FRP(繊維強化プラスチック)」、その他に「人工大理石」、「ホーロー」、「ステンレス」、「木」と5種類の素材について、特徴やメリット・デメリットを紹介していきます。

FRP(繊維強化プラスチック)

標準的な浴槽はほとんどがFRPです。
ガラス繊維で強化されたポリエステル樹脂が使われています。最大のメリットは価格の安さです。バリエーションも豊富なので、デザインやサイズで気に入ったものを見つけることができるでしょう。
他の素材と比べると汚れや傷がつきやすく、耐久性が低い面がデメリットではあります。

人工大理石

イメージとしてはFRPの高級仕様で、主にアクリル樹脂やピリエステル樹脂で作られている大理石風の素材です。
加工性がよく、色や形のバリエーションも豊富です。FRPと比べると高級感が感じられ、安価なものから高価なものまで価格帯の幅も広いです。

ホーロー

金属の表面にガラス質の釉薬を高温で焼きつけたホーロー素材を使った浴槽です。
見た目が美しく高級感があり、保温性に優れています。価格が高く、非常に重いため2階での設置はできないといった場合もありますので注意が必要です。
タカラスタンダードで採用されているものが有名です。

ステンレス

ステンレスは錆びにくい合金素材ですので、耐久性の高さが特徴です。保温性も高く、金属特有の肌触りや無機質な見た目が気にならない方にはオススメな素材です。

木製のお風呂は、木の持つ独特の温かみと香りを楽しみたい方にはオススメです。どうしてもカビが発生しやすいため、毎日のお手入れは必須になってきます。

素材ごとメリット・デメリット



素材
メリット デメリット
FRP ・価格が安い
・バリエーションが豊富
・汚れや傷がつきやすい
・耐久性が若干低い
人工大理石 ・バリエーションが豊富
・汚れがつきにくい
・機能の後付が難しい場合がある
・FRPに比べると価格は高い
ホーロー ・保温性が高い
・カビが発生にしくい
・汚れがつきにくい
・経年劣化で問題が発生しやすい
・価格が比較的高い
・重い
ステンレス ・耐久性が高い
・サビが発生しにくい
・保温性が高い
・金属特有の肌触り
・傷が目立ちやすい
・機能付きの商品がない
・保温性、耐久性が高い
・木質独特の温かみがある
・カビやすくお手入れが必須
・樹種や大きさで価格の幅は広い


一般的な素材としては、FRPと人工大理石の浴槽がバリエーションも豊富でオススメです。
見た目や手触りなどこだわって選びたいという方は、各メーカーのショールームへ行って実際に見て触ってみることをオススメします。

リノコでは、ショールームの予約代行も行っておりますのでお気軽にお問い合わせください。
ショールーム予約はこちらから

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5.まとめ:浴槽を形状・素材から選ぶ

浴槽の形状は7種類

 ・ 最も一般的な「ストレート浴槽」
 ・ 幅広な「ワイド浴槽」
 ・ 四隅にピッタリハマる「コーナー浴槽」
 ・ ゆったり足を伸ばせる「ナナメ浴槽」
 ・ 柔らかいデザインの「タマゴ浴槽」
 ・ スタイリッシュな「アーチ浴槽」
 ・ 節水を考えた「Sライン浴槽」

浴槽の段差あるなし

 ・ 段差なし「フラットタイプ」
 ・ 段差あり「ベンチタイプ」

浴槽の素材は5種類

 ・ 最も一般的でお手頃価格な「FRP」
 ・ もう少し高級感がほしい方にオススメ「人工大理石」
 ・ 見た目も美しく、保温性に優れた「ホーロー」
 ・ 錆びにくくスタイリッシュな「ステンレス」
 ・ 温かみのある「木製」

ショールームで見て触ってみるのがオススメ

イメージはできても、実際に見て触ってみると思っていたものと違う、ということはよくあります。浴槽を交換するお風呂のリフォームを検討される場合には、各メーカーのショールームに行ってみることをオススメします。メーカーごとに特徴としている機能など、詳しく話を聞いて商品は選ぶと後々後悔することは少ないでしょう。

ここまで、浴槽の形状や素材についてご紹介してきました。実際にお風呂のリフォームをご検討中の方は、是非リノコまでお問い合わせください。現地調査~見積もり作成まで無料で承っております。

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