フローリングの色でガラッとお部屋の印象も変わる!
2022年02月15日更新
フローリングの張り替えを決めた時、次に問題になるのはその色選びです。
壁や天井、家具もセットで一から用意する新築と違い、リフォームの場合には、これらの要素は既に決まっていることが多いでしょう。
せっかくだからこれまでとは違った雰囲気を出したいけれど、周りとのバランスも考えないといけないし…と頭を悩ませている人も多いのではないでしょうか。
今回はそんな悩みを解決する、リフォームならではのフローリングの色の選び方を紹介していきます。
もしフローリングのリフォームをお考えでしたらまずはwebやお電話で相談してみませんか?リノコのリフォームコンサルタントが丁寧に対応させていただきます!
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- 目次
1.床の色だけで部屋の印象はこんなに変わる
インテリアのカラーコーディネートの基本の考え方は、床や天井など大きな面積を占める「ベースカラー」、家具やカーテンなどの「メインカラー」、クッションや小物などの「アクセントカラー」を決めてバランスよく配置するというものです。
このうちフローリングの色は「ベースカラー」にあたり、一般的に毎日見ても飽きのこないベーシックな色が好まれます。その性質上、色の選択肢自体は壁紙ほど幅広くありませんが、面積が広いだけに色の選び方一つで部屋の印象はガラっと変わります。フローリングに使われる主な色とその効果はおよそ次のようなものです。
白系
白色のフローリング
白い床は空間を広く見せてくれる効果があります。
どんな色とも相性が良いので、家具やドアなどの色にかかわらず使えるのがメリットです。
一方で汚れやキズが目立つなどのデメリットがあります。
グレー系
グレーのフローリング
少しくすんだグレー系は落ち着きのある空間を演出してくれます。
大人っぽいデザインの家具と合わせやすく、書斎などの空間によく似合います。
一方で、白っぽいホコリや水で濡れてしまった跡などが目立つのでこまめな掃除が必要です。
ベージュ系
ベージュのフローリング
木肌の色に近いベージュ系は明るさや暖かさがほしい時に好んで使われます。
白系と同じようにさまざまな色と組み合わせることができるので、どんなシチュエーションにも違和感なく取り入れることが出来ます。
デメリットとしてはあまりにも無難な色なので個性がない、と感じる人もいるかも知れません。
なので、お家の中全てをベージュのフローリングにするのではなく所々に遊び心を加えるのが良いでしょう。
ブラウン系
ブラウンのフローリング
ベージュ系とダークブラウン系の中間に位置する色合いで、濃すぎず薄すぎない絶妙なバランスで家具などのインテリアを引き立ててくれます。
濃さによっては、ベージュ系とダークブラウン系のどちらかの特徴に近づきます。
ダークブラウン系
ダークブラウンのフローリング
チョコレートのようなダークブラウン系は空間を引き締めてくれる効果があり、高級感や落ち着きを出すのにも向いています。
一方でグレー系のフローリングと同じように白いホコリが目立ったり、部屋が少し狭く感じるなどのデメリットがあります。
木目
木目
自然の木を思わせる木目柄は心を落ち着かせる効果が期待できます。薄い色合いならパステル調が似合う優しい雰囲気に、中ほどの色合いならブラウン系と同じくほかの色を上手く引き立ててくれ、濃い色合いならはっきりした色が似合う大人の空間になります。
2.家具から床色を決めるなら?
持っている家具の色合いや、北欧風やナチュラル風など、出したいお部屋の雰囲気ごとにおすすめのコーディネート例をいくつか紹介します。
ナチュラル風
白またはベージュ系の床色に薄いブラウン系や木目の家具を合わせたり、逆にブラウン系の床色に明るい色合いの家具を合わせたりするとナチュラルな雰囲気を出すことができます。オレンジやグリーンなどはっきりした色をアクセントカラーに使うのもおすすめです。
モダン風
白い床に白い家具、白い床に黒い家具の組み合わせだとクールな印象の部屋を作ることができます。前者では要所に黒やダークブラウンの家具を置くと空間が引き締まるのでおすすめです。後者では黒が多すぎると重たい雰囲気になってしまうので、適度に白い家具も使うとよいでしょう。
北欧風
北欧風のお部屋をめざすなら白系か白に近いベージュの床色がおすすめです。家具の色合いと同じような床色にすればより統一感も生まれます。またブラウン系や中ほどの色合いの木目に明るい色の家具を配置する、家具の色は抑え目にして明るいアクセントカラーを使うなどでも、北欧風の空間を演出できます。
アジア風
アジアンな雰囲気作りにはダークブラウン系や濃い色合いの木目の床色が最適。白のソファーを配置すれば、アジアの高級リゾート風になります。
クール風
どっしりとした家具にも合うダークブラウン系や濃い色合いの木目の床は、クールな雰囲気を作りたい時にも向いています。あえて床はベージュ系などの色合いにして、思い切って壁の一面を黒にするというのもオシャレです。
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3.お部屋別オススメのフローリング色
また、お部屋の用途からフローリングの色を決めるのもオススメです。
もちろん家具や壁紙の色によって印象が変わりますが、参考にしてください。
子供部屋
子供部屋にはどちらかといえば明るい色のフローリングがオススメです。
例えばホワイト系の床などは学習机などの家具を後から配置しても違和感なく馴染みますし、床にゴミなどが落ちていてもすぐに気が付きます。
- 関連ページ:リノコの目的別リフォーム(子育てリフォーム)
キッチン
キッチンのフローリングの色選びで重要なのは全体のバランスです。
というのもキッチン本体、冷蔵庫など他の空間より家具・家電の占めるスペースが多いためそちらの色次第でオススメの色が変わってきます。
例えば、人気の白色のシステムキッチンには同じく白色のフローリングが違和感なく馴染みます。
もし、まだキッチン本体の色が決まっていないならどんな色でも合うようにベージュ系のフローリングを選ぶのはいかがでしょうか?
玄関
玄関は人通りが多いことに加え来客時に一番最初に見られる場所です。
そのことから汚れが目立ちにくいブラウンやダークブラウンの床がオススメです。
もちろん全体のバランスも大事なので真っ白なタイルをお使いのご家庭では少し明るいブラウンを選ぶなども良いでしょう。
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4.フローリングの色褪せを防ぐには
せっかくこだわって選んだおしゃれなフローリングもきちんとお手入れをしないと日光などが原因で色褪せてしまいます。
日常の拭き掃除では汚れや、ホコリを取り除くことができますがそれだけでは不十分です。
フローリングをしっかりと守るには半年に一度のワックスがけと5年に一度のワックスの塗り直しが必要です。
詳しい掃除やワックスがけのやり方は関連記事でご確認ください。
5.自分でやるか?業者に頼むか?
フローリングの張り替えは現在の床材を剝がし、必要に応じて下地作りや補修工事を行い、新しいフローリングを張り、壁面に巾木を取り付けるというのが一連の作業になります。
当然、のこぎりや釘、さしがねといった道具も必要となり、時間と手間をかける用意があれば自分でもできないことはありませんが、床下の状態を見極めて必要な下地作りや補修工事まで行おうとするのは素人にはなかなか大変です。
またフローリングの張り方が悪いと段差ができてしまったり、高さが変わってドアが開かなくなってしまったりというリスクもあります。十分な準備ができそうにない場合は、やはりプロの業者に頼むのがおすすめだといえるでしょう。
フローリング張り替えの参考価格
帖数/張り面積 | |
---|---|
新規張り料金(税込) | |
6帖/10m²まで | 総額 171,800円 |
8帖/13m²まで | 総額 228,800円 |
10帖/16m²まで | 総額 285,800円 |
12帖/20m²まで | 総額 342,800円 |
※料金には工事費も含まれます。
フローリング張り替え料金表
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6.床色を変えてお部屋の雰囲気を一新
床の色は部屋の雰囲気を決める大事な要素。壁紙や家具、カーテン、小物などとの相性を考えて色を選ぶことで、より理想の空間に近づけることができます。フローリングの張り替え時は模様替えのチャンスなので、色の性質やコーディネート例などを参考に、ぜひ自分の好きな組み合わせを探してみてください。
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