「システムバス」と「ユニットバス」はどう違う?メリット・デメリットとリフォーム事例もご紹介
2023年01月26日更新
お風呂・浴室のリフォームを考えている方は「システムバス」、「ユニットバス」とお風呂が呼ばれているのをよく見かけるのではないでしょうか。ここでは、システムバスやユニットバスとはどういうものか?メリット・デメリットについてや、リフォームにかかる費用、実際の施工事例を紹介していきます。
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- 目次
1.システムバスとユニットバスはどう違う?
システムバスとは?
システムバスとは、工場で予め浴槽や天井、床のパーツを製造して、お家に取り付ける際に組み立てるお風呂のことをいいます。
システムバスには「戸建て用」・「マンション用」がある
システムバスには戸建て用とマンション用とがあり、同じ商品であっても高さや大きさに違いがあります。
システムバスの人気ランキングをみるシステムバスとユニットバスは同じ意味
「システムバス」と「ユニットバス」というお風呂の呼び方がありますが、どちらもほとんどが同じ意味で使われていて、明確な違いはありません。
本来はユニットバスとは、システムバスと同じで工場で製造されたパーツを現場で組み立てるお風呂のことをいいますが、賃貸物件などでよくみるお風呂とトイレが一体になっているものを指して「ユニットバス」と呼ばれることが多く、一般的にはそのイメージが強いのではないでしょうか。確かに一体型のものもユニットバスですが、お風呂の機能性も向上し、お風呂だけのユニットバスも増えています。
一体型のイメージと区別するために使われることが多くなったのが「システムバス」という呼び方です。
お風呂の種類はシステムバスか在来工法
・システムバス(ユニットバス)
・在来工法
簡単にいうと、システムバスではないお風呂は「在来工法」です。
在来工法の浴室とは、モルタルで仕上げる工法で作った浴室のことで、デザインやサイズなどこだわってお風呂をリフォームしたい方にはオススメです。在来工法について詳しくは関連ページをご覧ください。
お風呂のリフォームの場合、今のお風呂がシステムバスか在来工法か、どちらの種類に交換したいのかで費用も工期も変わってきます。
2.システムバスのメリット・デメリット
次に、システムバスのメリットとデメリットをそれぞれ見ていきましょう。
システムバスのメリット
メリット①:リフォームの工期が短い
工場で作られたパーツを現場で組み立てるため、一から作り上げる在来工法と比べるとリフォームにかかる期間が短く早く完成します。
リフォーム中はお風呂が使えないことを考えると、工期が短いことは大きなメリットですね。
メリット②:お掃除、お手入れが簡単
システムバスは防汚性、防水性を考えた素材が使われており、タイルや木を使ったお風呂などと比べるとお手入れが簡単です。
また、各メーカーで浴槽や排水口などのお掃除がしやすい工夫もされています。
メリット③:機能性が高い
②で述べた掃除ががしやすい機能性に加え、保温性や耐久性にも優れているのが特徴で、ヒートショック対策としても有効です。
システムバスのデメリット
デメリット①:自由度が低い
デザインや規格はすでに決まっているものの中から選んでいくため、素材やデザインにこだわりたい場合は在来工法をオススメします。
デメリット②:在来工法→システムバスだと費用が高い
今使っているお風呂が在来工法でシステムバスにリフォームをする場合、システムバスの入れ替えの場合と比べて費用が高くなることが多いです。また、お家の築年数によっては土台部分から手を入れる必要があるため、さらに費用はかかってきます。
3.システムバスのリフォーム費用相場
リノコでのお風呂リフォーム実績から、リフォーム費用は60~120万円の費用区分が約60%と多くなっています。
・ システムバスの入れ替えリフォームか
・ 在来工法からのリフォームか
・ 一戸建てかマンションか
・ サイズ
・ システムバスのグレード
・ 下地(土台部分)の補修の有無
様々な条件により、費用は変わってきますので、60~120万円はあくまで参考値として考えておきましょう。
システムバスの入れ替えリフォームの場合、選ぶ商品やオプションでも変わりますが、60~80万ほどあればおおよそリフォームは可能になってきます。
4.システムバスのリフォーム事例
ここでは、リノコでシステムバスのリフォームをした施工事例をご紹介します。
※リフォーム費用は施工当時の価格です。現在とは異なる場合があります。
case.1
気持ちよく入ることができる爽やかなリノビオV|福岡県大野城市のお客様
リフォーム内容 | システムバス交換 |
メーカー:商品 | リクシル:リノビオV 【マンション】 |
リフォーム費用 | 総額722,000円(税込) |
コメント:今回はリクシルのリノビオVを選択されました。
この何年もの間、お風呂ももちろん進化していますので、水アカ汚れやカビなどがつきにくい仕様が多く見られます。今回選ばれたのはEタイプ。浴槽は「キレイ浴槽、サーモバスS」ですので、見た目もパールのような美しさをはなち、防汚クリア層で水アカ汚れを防ぎます。
詳しくはこちら
case.2
TOTOのサザナは足元にマル、浴び心地にマル、温もりにマル|東京都世田谷区のお客様
リフォーム内容 | システムバス交換 |
メーカー:商品 | TOTO:サザナ 【戸建て】 |
リフォーム費用 | 総額811,000円(税込) |
コメント:お風呂は毎日入る場所だから、足元にマル、浴び心地にマル、温もりにマルと3つの機能にこだわりました。サンジュウマルのサザナが目指したもの、それは全身で感じる「くつろぎ」です。サザナの「お掃除ラクラクほっカラリ床」は、床表面に特殊処理をした親水層の効果で、皮脂汚れと床の間に水が入り込み、汚れ落ちがスムーズに。ブラシでのお掃除がラクラクです。
詳しくはこちら
case.3
在来工法の浴室からシステムバスへリフォーム|東京都足立区のお客様
リフォーム内容 | 在来工法→システムバス |
メーカー:商品 | リクシル:アライズ 【戸建て】※生産終了 |
リフォーム費用 | 総額940,000円(税込) |
コメント:在来工法の浴室からシステムバスへリフォームしました。システムバスは、継ぎ目に汚れがたまりにくいような設計になっており、掃除がしやすく、毎日のお手入れが楽になります。また洗い場、脱衣所との段差が小さく、小さいお子様からご高齢の方まで誰にでも使いやすくなっており、安心して入浴いただけます。
詳しくはこちらシステムバス リフォーム事例
5.システムバスのよくある質問
システムバスついてよくある質問を見ていきましょう。
Q:システムバスとユニットバスの違いは?
A:どちらも同じ意味で使われています。明確な違いはありません。
工場で予め浴槽や天井、床のパーツを製造して、お家に取り付ける際に組み立てるお風呂のことをいいます。
Q:システムバスのリフォーム費用は?
A:約60~120万円が相場価格です。
システムバスのリフォームは様々な条件で費用が大きく変わってきますが、シンプルなシステムバスの入れ替えの場合、60~80万ほどでおおよそリフォームは可能になってきます。
Q:システムバスのリフォームにかかる工期は?
A:システムバスの入れ替えの場合は、通常3~5日ほどが工期の目安です。
在来工法からシステムバスにリフォームする場合には、~10日ほどはみておきましょう。
リフォーム中はお風呂が使えなくなりますので、その期間どう過ごすか考えておく必要があります。
Q:システムバスのメリットは?
A:システムバス、在来工法ともに良い面はありますが、システムバスの場合、在来工法と比べるとリフォームにかかる期間が短いこと、また機能性が高く、掃除や手入れが楽にできる面があげられます。
6.まとめ:システムバスリフォームの際は慎重に検討を!
ここまで、システムバスについてメリット・デメリット、リフォーム事例などを交えてご紹介してきました。
商品はショールームで確認する
システムバスは各メーカーこだわりの機能やデザインがあったりと、オプションにこだわりたい方には選べる要素もたくさんあります。実際の商品はメーカーのショールームで確認するようにしましょう!実物をみるとイメージと違ったということはよくあることです。
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リフォームは下見調査の上で見積りを取る
システムバスの入れ替えの場合は問題ないですが、今使っているお風呂が在来工法の場合には、収まるシステムバスがあるのかどうかから確認が必要です。
浴室の状況やご希望の商品やサイズでも費用が大きく変わるシステムバスのリフォームですので、下見調査の上で正確な見積りを取るようにしましょう。
リノコでは下見調査~見積り作成まで無料で承っています。リフォームご希望の方はお電話やWEBフォームよりお問い合わせください。
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