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中古住宅をリフォームする際の費用や流れ|話題のリフォーム済み中古住宅とは?

2022年02月25日更新

中古住宅をリフォームする前には、費用や流れを把握しておくとスムーズです。この記事では、中古住宅のリフォームにかかる費用や流れをわかりやすく解説します。話題のリフォーム済み中古住宅も併せて解説するので、これからリフォームを検討している方はぜひ役立ててください。

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目次
  1. 中古住宅リフォーム費用の相場
  2. 中古住宅のリフォームにかかる期間
  3. 中古住宅をリフォームするメリット・デメリット
  4. 中古住宅をリフォームする際の流れ
  5. 中古住宅リフォームのビフォーアフターを紹介
  6. 住み替えならリフォーム済み中古住宅もおすすめ
  7. まとめ:希望条件を整理して予算内でのリフォームを目指そう

1.中古住宅リフォーム費用の相場

これから中古住宅のリフォームを検討している人の中には、費用がどのくらいかかるのか不安な人も多いのではないでしょうか。ひとつの場所だけリフォームする場合でも、希望するデザインや機能が多いほど費用は高額になりがちです。

また、見積もりの時点では予算内に収まっていても、いざ工事を始めると修繕の必要性が発覚し、追加費用がかかることも少なくありません。リフォームでは想定外のことが発生する可能性もあるため、予算計画は余裕と幅を持たせることが大切です。

それでは、本題の中古住宅リフォーム費用の相場を紹介します。中古住宅のリフォーム費用は、10万円~1,500万円程度になります。金額の幅が広い理由は、築年数に応じて不具合が発生する場所の数が異なるからです。

中古住宅は築年数が古くなるほど価値が下がり、不具合が発生する場所も増えるのが一般的です。築年数が比較的浅く畳や壁紙の張り替え程度のリフォームであれば、10万円程度の出費で済むこともあります。

一方で、建物の躯体のみを残してそのほかを大体的に工事するスケルトンリフォームでは、1,000万円を超えるケースも少なくありません。スケルトンリフォームの場合、工事期間中は住宅を使用できないため、仮住まいの住居費や引越し代も想定しておく必要があります。

このように中古住宅のリフォーム費用は工事内容によって大きく変動するため、業者と相談しながら丁寧に進めていくようにしましょう。

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2.中古住宅のリフォームにかかる期間

これから中古住宅のリフォームを検討しているなら、工事期間がどのくらいかかるかを把握しておくことが大切です。中古住宅の工事期間は、工事内容や規模によって大きく異なるからです。

キッチンや浴室などの部分改修の場合、工事が完了するまでの期間は半日~1週間程度です。一方で内装や外装を全面的に改修するスケルトンリフォームの場合、工事が完了するまでに2ヵ月~3ヵ月程度の期間がかかります。

ここで、水回りの部分改修にかかる工事期間を場所別に紹介します。

部分改修の場所
工事期間の目安
キッチン 数日~1週間程度
浴室 2日~1週間程度
トイレ 半日から2日程度

【 キッチン 】

キッチンをリフォームする際には、レイアウトの変更が必要になることがあります。例えば、キッチン本体をI型キッチンからアイランドキッチンに変更する場合などです。レイアウトを変更すると内装工事も必要になるため、2週間~3週間程度の期間がかかります。

【 浴室 】

浴室のリフォームでは、床材や扉などの一部だけを交換する場合は数日程度で工事が完了します。ユニットバス本体を交換する工事では、1週間程度の期間がかかります。一方で在来工法の浴室からユニットバスに交換する場合は、大規模な工事になるので期間は2週間程度です。

【 トイレ 】

トイレ本体を交換するだけなら、半日から1日程度で工事が完了します。本体の交換と同時に壁紙や床材を張り替える場合は、工事が完了するまでに2日程度の期間が必要です。

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3.中古住宅をリフォームするメリット・デメリット

最近では、中古住宅を購入後にリフォームする人も増えています。しかし、メリットだけではないため、デメリットを把握した上で中古住宅のリフォームを検討しましょう。

メリット

まずは、中古住宅をリフォームするメリットを解説します。

新築を購入するよりもお得

住宅の価値は、新築から年数が経つほど下がるのが一般的です。販売されている中古住宅の中には新築に近い築浅物件もありますが、1日でも誰かが住むと価格が10%程度下がるといわれています。

そのため、中古住宅は新築よりも安い価格で購入できます。中古住宅の購入費用とリフォーム費用を合わせても、新築を購入する場合に比べてお得なケースがほとんどです。

思い通りの住空間を実現できる

新築の建売物件は、基本的に間取りやデザインがすでに決まっています。一方の中古住宅は、購入後にリフォームすれば思い通りの住空間を実現できます。例えば、和室を洋室にリニューアルすることも可能です。

また、マンションの場合、管理規約によってリフォームに制限があるケースがほとんどです。中古住宅は自由度が高く、使用する床材や工事内容も思いのままです。

物件の選択肢が広い

新築は土地に空きが出た場所にしか建てられないため、立地条件が悪いケースも少なくありません。しかし、中古住宅はさまざまな場所に建てられているため、希望する立地条件に近い物件を探すことが可能です。

中古住宅は新築に比べてそもそも物件数が多いため、選択肢も豊富です。最寄り駅や学校からの距離など、さまざまな立地条件で物件を探してみてください。

デメリット

次に、中古住宅をリフォームするデメリットを解説します。

すぐに入居できない

中古住宅を購入後にリフォームする場合、物件の引渡しが完了してもリフォームが必要なのですぐに入居できるわけではありません。工事内容によっては、リフォームが完了するまで2ヵ月~3ヵ月程度の時間がかかります。

特に住み替えの場合は、今の住宅の売却とリフォームが完了するタイミングが合わないと仮住まいが必要になります。

住宅ローンの審査が通りにくい

住宅の購入は多くの人にとって高額な買い物になるため、住宅ローンを利用する人がほとんどです。しかし、中古住宅の場合、新築に比べて住宅ローンの審査が厳しく通りにくいといわれています。

築年数によっても異なりますが、中古住宅は建物自体の担保価値が低いからです。住宅ローンの審査が通らないことも想定し、リフォーム費用と合わせて慎重に資金計画を立てるようにしましょう。

見えない部分の不具合に気づきにくい

中古住宅を購入する際には、内装や外装の見た目だけで判断しないように注意しましょう。いざリフォームするときになって、基礎部分の修繕や耐震補強工事が必要になることがあるからです。

特に基礎部分は一般の人では判断が難しいため、専門家にホームインスペクション(住宅診断)を依頼して確認しておくことをおすすめします。

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4.中古住宅をリフォームする際の流れ

次に、中古住宅をリフォームする際の流れを解説します。流れを把握しておくと、住宅の購入から入居までがスムーズになるでしょう。中古住宅を購入を購入してリフォームするまでのおもな流れは、次の通りです。

 1. 物件探し
 2. リフォーム計画を立てる
 3. 売買契約
 4. 決済・引渡し
 5. リフォーム業者と契約
 6. 工事開始
 7. 引渡し

まずは希望条件に近い物件を探し、気に入った物件があったらリフォーム前提であることを不動産会社に伝えましょう。物件を見学し、どの場所をどのようにリフォームしたいのかを整理します。

購入を決めたら住宅ローンの審査を受け、結果を待ちましょう。住宅ローンの審査にクリアしたら、売り手と売買契約を結びます。売り手に代金を支払い物件の引渡しが完了したら、ようやくリフォーム業者との契約です。リフォーム工事が完了次第、入居可能です。

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5.中古住宅リフォームのビフォーアフターを紹介

実際の事例を確認すると、どのくらいの費用でどのようなリフォームができるのかのイメージが掴みやすくなります。ここでは、中古住宅のリフォーム事例を3つ紹介します。リンク先にもビフォーアフターの画像が複数掲載していますので、ぜひチェックしてみてください。

※リフォーム費用は施工当時の価格です。現在とは異なる場合があります。

case.1:新築並みの住空間を実現


 水回りを中心としたリフォームでまるで新築の仕上がり|東京都文京区のお客様

事例1

リフォーム内容 水回りのフルリフォーム
メーカー:商品 【ユニットバス】リクシル:リノビオV
【トイレ】リクシル:リフォレ
【キッチン】クリナップ:ラクエラ
リフォーム費用 総額3,809,500円(税込)

コメント:築22年でしたので水回りはすべて20年以上前のものでした。そこで使いやすく、かつ広い空間になるようにと話を重ねた末にキッチン以外すべてリクシルになり、キッチンはクリナップに決まりました。

キッチンは深みが美しいネイビーの扉に熱に強く、優しい質感のアクリストン・人工大理石を採用。その中でも白さが美しいシュガーホワイトを選択されています。更に空間が広くなったのはお風呂です。元々洗面台が付属されていましたがリノビオVに変更したことでスッキリとなくなり、今まで以上に明るい空間へと変わりました。
トイレも収納力がぐんと上がったことでトイレまわりもスッキリとすることができるうえ、濃い目のブラウンになったことで落ち着きが出ています。


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case.2:築50年のキッチンが最新仕様に


 親子2世代が暮らせる快適キッチンに生まれ変わる|兵庫県川西市のお客様

事例2

リフォーム内容 キッチンのフルリフォーム
メーカー:商品 【キッチン】CUCINA:クリテリオ
リフォーム費用 総額4,861,000円(税込)

コメント:お母様の代から30年大切に使われてきたキッチンですが、カウンターの高さなど使い勝手が気になってきたとのことで、キッチン全体を拡げるリフォームをご依頼いただきました。

CUCINAのカタログ請求とショールームのご予約希望をいただきましたので、リノコからショールームの予約の手配をいたしました。「criterio(クリテリオ)」をお選びになったのは、鏡面仕上げされた木目柄扉カラーの美しさが決め手だったということでした。「これまで何度かリフォームを経験したことがありますが、今回のリフォームが一番満足のいく仕上がりでした」と大変ご満足いただけました。


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case.3:購入済み中古住宅のフルリフォーム


 購入済み中古物件の水回りをフルリフォーム|東京都文京区のお客様

事例3

リフォーム内容 水回りのフルリフォーム
メーカー:商品 【ユニットバス】TOTO:シンラ
【洗面台】リクシル:ピアラ
【キッチン】リクシル:リシェルSI
【トイレ】リクシル:アメージュZ(フチレス)
リフォーム費用 総額3,440,000円(税込)

コメント:購入済み中古物件にお引っ越し予定のお客様からのご依頼です。水回りの設備を全部まとめてリフォームしました。お風呂・洗面化粧台・キッチン・トイレなどの水回りは、どれをとっても毎日の生活には欠かせないものです。使用頻度が高いので汚れがたまりやすく、水による傷みや劣化が進行しやすい場所になっています。中古物件などで築10年を過ぎている場合は、それぞれの水回り設備に大体同じタイミングでトラブルが発生し始めます。お引越し前の荷物がないタイミングでリフォームをまとめて行えば、スムーズ且つリフォームに関する手間も一度で済むのでおすすめです。


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6.住み替えならリフォーム済み中古住宅もおすすめ

これから住み替えを検討している場合は、中古住宅を購入後にリフォームするのも選択肢のひとつです。ほかの選択肢として、リフォーム済み中古住宅の検討もおすすめです。ここでは、リフォーム済み中古住宅の概要を解説します。

リフォーム済み中古住宅とは

最近では、一般的な中古住宅のほかに「リフォーム済み中古住宅」と呼ばれる住宅も販売されています。リフォーム済み中古住宅とは、前の住人が退去した後におもに内装をリフォームした上で販売されている住宅です。

内装の古い部分はほとんどリニューアルされているため、購入後にリフォームする必要がありません。リフォーム済み中古住宅の中には、すでに外壁や屋根の塗装が施されているものもあります。

外壁や屋根の塗装をメンテナンスするタイミングは、10年が目安です。中古住宅を購入後にリフォームする場合、入居後間もなく外壁や屋根の塗装が必要になる可能性もゼロではありません。

リフォーム済み中古住宅の工事内容によっては、入居後もしばらくはメンテナンスを気にせず過ごすことが可能です。

リフォーム済み中古住宅のメリット

リフォーム済み中古住宅の大きなメリットは、住宅の購入後にリフォームする必要がないことです。中古住宅なので新築よりもリーズナブルな価格で購入可能です。中古住宅の購入費用だけを考えれば良いため、資金計画も立てやすくなります。

また、中古住宅を購入後にリフォームすると、工事が完了するまでは入居できません。一方でリフォーム済み中古住宅は購入後すぐに入居できるため、仮住まいの準備も不要です。

リフォーム済み中古住宅のデメリット

中古住宅を購入後にリフォームする場合、間取りや必要な機能などを自由に選べるため、自分好みの住空間を実現できます。一方のリフォーム済み中古住宅は、新築と同様に間取りや設備などを自分で選ぶことはできません。

そのため、リフォームの内容によっては売り手の好みと合わず、妥協する条件が多い可能性もあります。また、リフォーム済み中古住宅は、新築よりもリーズナブルな価格で販売されているケースも少なくありません。

しかし、材料の質や商品のグレードがそれほど高くないにも関わらず、相場よりも高い価格で販売されていることもあるので注意しましょう。

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7.まとめ:希望条件を整理して予算内でのリフォームを目指そう

中古住宅をリフォームする場合、希望する条件をすべて満たそうとすると費用が高額になる可能性があります。いざ工事を開始すると見えない部分の不具合が発生することもあるため、予算計画を立てる際には余裕と幅を持たせておくと良いでしょう。

中古住宅のリフォームをお考えなら、ぜひリノコにお任せください。ご希望を伺いながら、理想のリフォームができるよう提案をさせていただきますので、下記のご依頼フォームからお問い合わせください。

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