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在来工法の浴室とは?メリット・デメリットとリフォーム事例を紹介

2022年03月10日更新

在来工法の浴室とはどのようなものなのでしょう。この記事では在来工法の浴室の特徴とメリット・デメリット、また在来工法の浴室をリフォームした事例などをまとめて紹介します。

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目次
  1. 在来工法の浴室とは
  2. 在来工法のメリットとデメリット
  3. 在来工法の浴室のおもなリフォーム方法と費用相場
  4. 在来工法からシステムバスへ変更するメリット
  5. 在来工法の浴室はシステムバスへの交換がおすすめ
  6. 在来工法の浴室リフォーム事例
  7. まとめ:在来工法の浴室をリフォームして快適なバスタイムを楽しもう

1.在来工法の浴室とは

在来工法の浴室とは、モルタルで仕上げる工法で作った浴室のことです。
はじめに、在来工法の浴室について見ていきましょう。

モルタルで仕上げる昔ながらの工法で作った浴室

モルタルとは、砂・セメント・水を練り混ぜて作る建築材料を指します。

システムバスが存在する前は、モルタルでつくる浴室が主流でした。コンクリートで壁や床を作り、モルタルとタイルで浴室を仕上げていきます。

在来工法の浴室は減少している

お風呂のデザインにこだわりたい場合、あえて在来工法を選ぶ人もいますが、近年システムバスが主流となっており、在来工法の浴室は減少しています。

また以前に比べて、システムバスの種類が増えたのも、在来工法が減少している理由といえるでしょう。

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2.在来工法のメリットとデメリット

次に、在来工法のメリットとデメリットをそれぞれ見ていきましょう。

在来工法のメリット

在来工法のメリットとして「さまざまなタイプの浴室に対応可能」「好みのデザインができる」などが挙げられます。それぞれのメリットについて見ていきましょう。

さまざまタイプの浴室に対応ができる

在来工法のメリットとして、さまざまなタイプの浴室に対応ができる点が挙げられます。

システムバスは、工場で作られたパーツを組み立てるのでサイズが決められています。しかし、在来工法は場所に合わせて浴槽を設計していくため、自由度の高さが特徴です。

好みのデザインができる

在来工法は、自由にデザインを決められるのがメリットです。

円形の浴槽も設計が可能なので、自分の理想の浴室を実現できます。在来工法ならば、ヒノキ風呂や大理石などの浴槽を作ることも可能です。「浴室のデザインにこだわりたい」という方には在来工法がおすすめです。

在来工法のデメリット

次に、在来工法のデメリットを紹介します。

在来工法には「機能性が乏しい」「汚れやすく掃除に手間がかかる」などのデメリットがあります。それぞれ詳しく紹介します。

機能性が乏しい

在来工法はデザイン性に優れる一方で、機能性が乏しいというデメリットがあります。

システムバスは浴室の掃除がしやすい、保温性や耐久にも優れ、環境にも優しいのが特徴ですが、在来工法は昔から取り入れている工法で、機能に関してあまり考慮されていません。

汚れやすく掃除に手間がかかる

在来工法は、汚れやすく掃除に手間がかかるデメリットがあります。

タイルの目地は汚れが溜まりやすく、カビも生えてしまいます。掃除に手間がかかり、掃除の頻度を挙げなければなりません。一方で、システムバスで使われる浴室パネルは目地がないため、汚れにくくツルツルしているので掃除が少なく済むのが特徴です。

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3.在来工法の浴室のおもなリフォーム方法と費用相場

では、在来工法の浴室のリフォーム方法と費用相場を紹介します。

おもなリフォーム方法は「在来工法のままでリフォームをおこなう」「システムバスへ変更するリフォームをおこなう」の2点です。

在来工法のままでリフォームをおこなう

1つ目は在来工法のままでリフォームをおこなう方法です。浴槽交換をして、タイルの張り替えをおこないます。

浴槽の大きさや浴室の広さによって異なりますが、20万円前後。壁や天井、床などにパネル・シートを貼りユニットバス風にリフォームすることも可能です。その場合の費用は、70万円~200万円と幅広く設定されています。

ユニットバスとは違い、在来工法はオーダーメイドとなるため高額です。暖かさや掃除の手間よりオリジナリティのあるお風呂にしたい場合は、在来工法のままでリフォームをおこなうと良いでしょう。

システムバスへ変更するリフォームをおこなう

2つ目は、システムバスへ変更するリフォームをおこなう方法です。

システムバスに変更する場合は、費用の相場は80万円~130万円程度となります。設備のグレードによって、費用がかなり異なるため、リフォーム業者と相談を重ねる必要があるでしょう。

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4.在来工法からシステムバスへ変更するメリット

在来工法からシステムバスへ変更すると、工事期間が短く、機能性が高くヒートショック対策もできるというメリットがあります。

工事期間が短い

システムバスへ変更するメリットとして、工事期間が短いことが挙げられます。

在来工法は自宅の浴室に合わせて浴槽を設計していくため、2週間ほど時間がかかってしまうこともあります。工事期間はお風呂が使えなくなるため、近くの銭湯や温泉施設に通わなければならなくなります。

しかし、システムバスの場合は作られたパーツを組み合わせていくため、最短3日~1週間で工事が可能です。

機能性が高くヒートショック対策もできる

システムバスは機能性が高く、ヒートショック対策が可能なのが特徴です。

ヒートショックとは、急激な温度差により血圧が大きく変動する現象で、転倒のリスクにつながります。在来工法の浴室はデザイン性に優れるものの、機能性や密閉性が低いため冬場は特に寒くなってしまいます。

そのため、ヒートショックのリスクが上がってしまうでしょう。システムバスは保温性が高いのが特徴です。また、浴槽に入ったお湯の温度も長時間保温できるため、複数の人が入っても温度を保てます。

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5.在来工法の浴室はシステムバスへの交換がおすすめ

在来工法の浴室はシステムバスへの交換がおすすめです。
その理由としてシステムバスは、

 ・ 工事期間が短い
 ・ 掃除がしやすい
 ・ カビが生えにくい
 ・ 保温性が高い
 ・ ヒートショック対策ができる
 ・ 環境にも優しい

など、メリットが豊富にあります。

リノコでは、現地の下見~見積り作成まで無料で承っております。浴室のリフォームをご検討中の方は電話、WEBフォームよりお問い合わせください。

お風呂・浴室リフォームについてはこちらから

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6.在来工法の浴室リフォーム事例

在来工法の浴室に関するリフォーム事例を見ていきましょう。ここでは実際のリフォーム料金も踏まえて紹介するので、今後の参考にしてみてください。

※リフォーム費用は施工当時の価格です。現在とは異なる場合があります。

case.1


 在来工法の浴室からシステムバスへリフォーム|東京都足立区のお客様

事例1

リフォーム内容 在来浴室→システムバスへのリフォーム
メーカー:商品 リクシル:アライズ※生産終了
リフォーム費用 総額940,000円(税込)

コメント:在来工法の浴室からシステムバスへリフォームしました。システムバスは、継ぎ目に汚れがたまりにくいような設計になっており、掃除がしやすく、毎日のお手入れが楽になります。また洗い場、脱衣所との段差が小さく、小さいお子様からご高齢の方まで誰にでも使いやすくなっており、安心して入浴いただけます。


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case.2


 傷みがひどかった在来のお風呂が手入れのしやすい空間へ変わる|群馬県館林市のお客様

事例2

リフォーム内容 在来浴室→システムバスへのリフォーム
メーカー:商品 リクシル:アライズ
リフォーム費用 総額760,000円(税込)

コメント:築40年のお家のお風呂の劣化がひどく、掃除のしやすいお風呂へのリフォーム希望とのご依頼をいただきました。元のお風呂は在来タイプで好みのデザインにすることが可能ですが、タイルの隙間にカビがはえたりと汚れが沈着しやすくなっています。今回はお手入れのしやすいユニットバスにリフォームさせていただきました。選ばれたのはリクシルのアライズです。


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case.3


 安心安全かつ、手入れがしやすいかわいいお風呂|東京都足立区のお客様

事例3

リフォーム内容 在来浴室→システムバスへのリフォーム
メーカー:商品 リクシル:アライズ
リフォーム費用 総額930,000円(税込)

コメント:何年も使ってきたお風呂が使いにくく寒いということで、在来からユニットバスへと変わるリフォームのご注文をいただきました。
在来は好みの形、希望する形に自由に造ることができるため、その点が利点となりますが、タイル張りが多いのでどうしても汚れが溜まりやすく、日々の手入れが大変です。今回はリクシルのアライズへとリフォームしました。掃除のしやすい水栓やエコに繋がるシャワー、くるりんポイ排水口など多くの便利機能が揃ったお風呂となりました。


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case.4


 広い空間を有意義に使ってゆったりと入れる浴室にリフォーム|栃木県日光市のお客様

事例4

リフォーム内容 在来浴室→システムバスへのリフォーム
メーカー:商品 TOTO:サザナ
リフォーム費用 総額1,462,000円(税込)

コメント:築20年の戸建ての2階にあるお風呂のリフォームをご依頼いただきました。在来工法のブルーのタイルが爽やかなお風呂でしたが、経年の劣化が気になるというご相談をいただき、お手入れのしやすいユニットバスでTOTOのサザナへとリフォームしました。


詳しくはこちらシステムバス リフォーム事例

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7.まとめ:在来工法の浴室をリフォームして快適なバスタイムを楽しもう

今回は、在来工法の浴室のリフォーム方法や費用相場、リフォーム事例を踏まえて紹介しました。

在来工法はデザイン性に優れているものの、汚れやすく掃除が大変というデメリットがあります。また冷えやすいのでヒートショックのリスクが高まってしまう懸念もあります。

在来工法の浴室の劣化が気になっている方、保温性が高い浴室にしたいなと思っている方はぜひシステムバスのリフォームを検討してみてください。

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