キッチンの床にクッションフロアは実際にどう?リビングとの相性、快適性を考察!
2022年04月12日更新
クッションフロアシリーズ3回目はキッチンです。水回りの代表ともいえるキッチンは、クッションフロアとの相性はぴったり。気になるのは、リビングとのつながり、耐久性ですね。今回は、それらについてもみてきいましょう。
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- 目次
1.キッチンの床をクッションフロアにするメリット
足への負担が少ない
クッションフロアには弾力性があり、長時間立っていても、足腰への負担が少なく疲れにくいです。フローリングにはない要素です。また、硬い床材の場合、冬場はスリッパを履くなどして、足の冷えを防ぎますがクッションフロアは、ひんやり冷たい感じも少ないので暖かいのも女性には喜ばれます。
塩化ビニル素材で水に強い
キッチンの床は、家の中でも水が落ちる割合がもっとも多い場所です。それにも関わらず、ごはんの準備に忙しく、すぐに床をふいたりできず、「水滴くらいなら、後で拭こう」と思ってしまいます。そんな時でもクッションフロアなら大丈夫。短時間なら、クッションフロアの耐水性が床を守ります。忙しい夕食時など、床の水滴を気にせずに調理できます。
また、小さいお子さまをキッチンの隣に立たせて、お手伝いをしてもらうと良いでしょう。多少の水こぼれは大目に見て、後で一気に拭きましょう。
2.キッチンの床をクッションフロアするときに気になること・デメリット
リビングとの相性はどう考える?
カウンターキッチンのように、キッチンとリビングが一体になっている場合、キッチンだけにクッションフロアを採用するとリビングの「フローリング」とキッチンの「クッションフロア」の境目が気になってしまうことがあります。
すべて統一したい方には不向きですが、木目デザインのクッションフロアを選べば、リビングとの境目が気にならなくなります。
キズやへこみは、付きやすくない?
クッションフロアは柔らかい素材のため硬いものを落としたり、強くこすったりするとキズがついて、そこから汚れが入り込むので注意しましょう。キャスター付きのワゴンに重いものを長時間置いておくのも避けましょう。
3.デメリットも解消できる!キッチンにおすすめのクッションフロア
クッションフロアのデザインの豊富さは、キッチンとリビングの相性をかんがえなければいけないデメリットも解消します。さっそく、キッチンにおすすめのクッションフロアをみていきましょう。
<明るいホワイト系のクッションフロアを選ぶなら>
■ リリカラ:LH-81081 セラミックライン(旧:LH-80785)
明るいホワイトは、キッチン全体を明るくします。「白は汚れが目立つのでは?」と懸念する声もありますが、クッションフロアは汚れもサッとひと拭きで落とせます。日焼けによる色あせも気になりません。
<フローリングと相性の良いブラウン系を選ぶなら>
■ シンコール:E-2124 テラコッタ(旧:E-3074)
キッチンとリビングがつながっている場合、リビングとの相性も考えたいですね。リビングがフローリングで、キッチンをクッションフロアにする場合、テラコッタ調のクッションフロアはいかがでしょう?テラコッタとは焼いた土の意味でブラウン系の風合いにとても味があり、おしゃれなキッチンに仕上がります。
<リビングとキッチンの床を同じ素材で選ぶなら>
■ シンコール:E-2215 ドライオーク(旧:E-3006)
リビングからキッチンまですべてクッションフロアにするご家庭も少なくありません。クッションフロアも見た目には、フローリングと変わりません。家具との相性もぴったりなのがフローリング調も一番のメリットです。
<カフェ風のクッションフロアを選ぶなら>
キッチンにカフェのような雰囲気を演出したい場合は、シンコールのドゥーモがおすすめです。キッチンの床全体に敷き詰めれば、雰囲気が一気に変わります。タイル風の柄ですが、タイルのように足元は冷たくなく、長時間過ごせそうですね。
<石目調の高級感でクッションフロアを選ぶなら>
■ リリカラ:LH-81074 カピストラーノ(旧:LH-80772)
キッチンに高級感を出したい場合は、石目調のクッションフロアがおすすめです。リリカラのカピストラーノの光沢感は、上質な雰囲気を出してくれます。 広い空間に敷いても目立ちすぎることはなく、アイランドキッチンの床としてもおすすめします。
<大理石調のクッションフロアを選ぶなら>
■ リリカラ:LH-81076 マーブル(旧:LH-80775)
大理石は住宅のどの場所に使っても、重厚感を出してくれます。特にリビングとつながっているキッチンなら、住宅全体の雰囲気を決めるポイントになるでしょう。リリカラのマーブル(大理石)なら、他にもカラーを選べます。
4.キッチンの床をクッションフロアにするリフォーム事例
※リフォーム費用は施工当時の価格です。現在とは異なる場合があります。
case.1
内装リフォームをして美しく住みやすい我が家|神奈川県川崎市のお客様
リフォーム内容 | 内装リフォーム (クロス・床材張り替え) |
メーカー:商品 | リリカラ:LB-9419 サンゲツ:HM-10018 |
リフォーム費用 | 総額304,700円(税込) |
コメント:ご自宅の内装リフォームをご依頼頂きました。リフォームをした箇所は、キッチン / リビング / トイレ / 玄関・廊下です。それぞれ、壁紙・クロスと床の張り替えをしました。お部屋の劣化やライフスタイルの変化に伴い、修繕や補修を検討される場合、リフォームでしたらお客様のご要望に応じて、より住みやすい空間づくりを可能にします。内装を自分好みの色やデザインに仕上げることで、お客様の「もっとこうしたい」という願いを叶えます。
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case.2
ランタン型モザイクタイル柄の床が素敵なキッチン・ダイニング|神奈川県横浜市のお客様
リフォーム内容 | キッチン/ダイニングのクロス・床材張り替え |
メーカー:商品 | - |
リフォーム費用 | 総額236,000円(税込) |
コメント:ご自宅のキッチン・ダイニングの内装リフォームをご依頼いただきました。アンティークの雰囲気がある、モザイクタイル柄のクッションフロアに張り替えて、お部屋の雰囲気がガラリと変わりました。色や柄のある床が、お部屋の良いアクセントになっています。今回、床の張り替えと一緒に壁紙・クロスの張り替えもいたしました。
詳しくはこちら
case.3
黒いタイル柄のクッションフロアでおしゃれなキッチンに変身|愛知県小牧市のお客様
リフォーム内容 | キッチンの床材張り替え |
メーカー:商品 | サンゲツ:HM-5091 |
リフォーム費用 | 総額58,000円(税込) |
コメント:キッチンの床を張り替えたいとお問い合わせいただきました。使用したのは、サンゲツのクッションフロア(HM-5091)です。水回りなどに人気のストーン柄の床材は、ラメ入りなのでよりおしゃれになります。素足で歩いてもさらっとした感触で、ストレスなくキッチンをご利用いただけます。
詳しくはこちらキッチンの床リフォーム事例
5.まとめ
キッチンの床をクッションフロアにするメリット
キッチンの床をクッションフロアにするメリットのひとつは、長時間立っていても足腰が疲れないクッション性です。家族が多い場合、調理時間はどうしても長くなってしまいます。調理する人の負担を軽減する対策として効果があります。
次のメリットは、耐水性です。水回りの床には、どんなに気を付けても水が落ちます。イチイチ気にしていてはストレスが溜まります。クッションフロアなら、少量の水は浸透しませんので、安心して使えます。
キッチンの床をクッションフロアにするデメリット
キッチンの床をクッションフロアにするデメリットは、リビングとの相性を考えなければいけないことです。カウンターキッチンなど、リビングとキッチンがつながった設計の場合、リビングとキッチンの床はつなげて作るため、フローリングかクッションフロアのどちらかに統一するのが基本です。バラバラにした場合、費用がかさむこと、デザインに統一感がでません。
また、クッションフロアは重たいものを長時間置いた場合、凹みます。食器棚や食料棚などキッチン周りの重い家具の凹みは仕方がないでしょう。
キッチンの床におすすめのクッションフロア
クッションフロアの豊富なデザイン性を活かせば、カフェ風のキッチンや高級感のある大理石調のキッチン空間を作ることができます。クッションフロアをキッチンの床に使う際のデメリットになるリビングと相性も、フローリング調のデザインやおしゃれなブラウンカラーを選ぶことでリビングとキッチンの境目が気にならなくなります。
まとめ
汚れやすいキッチンの床は、クッションフロアにすると張替え時の負担も少ないのもメリットと言えるでしょう。キッチンの床のサイズは、それほど広くないため、リフォームを検討する場合は、試しにクッションフロアにかえてみてはいかがでしょう。
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