洗面台、水回りの床にクッションフロアが選ばれる理由!そのヒントは素材にあった!
2022年04月12日更新
水回りの床は、水に強く、足元も気持ちよいものがいいですよね。今回は、クッションフロアと呼ばれる床材をご紹介します。水回りの床材には、まずクッションフロアが選ばれます。その理由とは?さらに、「クッションフロアってほんとに耐久性があるの?」「安いのはうれしいけれど、デメリットはないの?」などの疑問にお答えしていきます。クッションフロアシリーズの第二回目です。
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1.クッションフロアが水回りに最適な理由
クッションフロアの素材である「塩化ビニル」って何?
クッションフロアの素材である塩化ビニルについて詳しくみていきましょう。塩化ビニルとは、「塩化ビニル樹脂」または「ポリ塩化ビニル」の略称です。塩化ビニルを溶かし、繰り返し結合したものがポリ塩化ビニルです。一般的に呼ばれている「塩ビ」は塩化ビニルではなく、ポリ塩化ビニルを指しているケースが多いです。
塩ビは、空気に触れることによる酸化反応への抵抗力が極めて高いのが特徴です。つまり、高い耐久力を持つプラスチック材料です。また、塩化ビニルは燃えにくい難燃性を備えています。
ただ、耐熱温度が60~80℃と低く、床暖房などには不向きです。また、重いものを長時間置いた場合は凹みやすいです。
クッションフロアが洗面所(水回り)に最適な理由
クッションフロアを水回りにおすすめできる一番の特徴は、耐水性です。洗面所は手洗いをしたり、子どもの上靴を洗ったりなど、洗剤や水をよく使う場所です。水がたれたり、うっかり洗剤をこぼしてしまったりしても、耐水性のあるクッションフロアなら安心です。
クッションフロアの素材である塩化ビニルの特徴として、耐熱温度が60~80℃と低いことと凹みやすい点がありましたが、洗面所には床暖房を設置したり、重いものを長時間置いたりすることは少ないため、デメリットはあまり気にしなくてよいでしょう。
つまり、洗面所や水回りにはクッションフロアのメリットを活かす要素がたくさんあるということです。
2.洗面所のクッションフロア リフォーム費用
リノコでは、洗面所のクッションフロア張り替えリフォームを39,800円(税込)からご案内しています。この金額は商品代+標準的な工事費+諸費用がすべて含まれた「安心コミコミ価格」です。
価格が安いメリットは、リフォームへのハードルが低くなり、劣化を放置して手遅れにならないことです。小さな傷やはがれも、そこから水がしみ込み、床の内部まで浸透することも考えられますので、気になることはすぐにリフォーム相談員にお気軽にご相談ください。
洗面・脱衣所のクッションフロア張り替え 料金表
帖数/張り面積 | |
---|---|
新規張り料金(税込) | |
3帖/5m²まで | 総額39,800円 |
※料金には商品代、標準的な工事費、諸費用すべてが含まれています。
※下地補修や造作が必要な場合は、追加料金が発生します。
※同じ床材からの新規張りの場合の料金です。
詳しくは、こちらをご覧ください。
3.洗面所に最適なクッションフロアとは?
クッションフロアは表面にプリント加工できるため、デザインが豊富です。ここでは、洗面所に最適な「水回りOK」「防カビ」加工されているクッションフロアをご紹介します。
<ホワイトの高級感が引き立つクッションフロア>
<おしゃれなドット柄を取り入れられるクッションフロア>
<フローリングと同じ質感を楽しめるクッションフロア>
<ホテルのようなラグジュアリー感を持つクッションフロア>
<タイルの質感とベージュの暖かみを取り入れたクッションフロア>
■ リリカラ:LH-81060 モザイク(旧:LH-80759)
<明るいグリーンを室内にも感じられるクッションフロア>
4.洗面所をクッションフロアにリフォームした事例
※リフォーム費用は施工当時の価格です。現在とは異なる場合があります。
case.1
フローリングからクッションフロアへ張り替えをしました|神奈川県鎌倉市のお客様
リフォーム内容 | 洗面所の床材張り替え リビングの床材張り替え |
メーカー:商品 | サンゲツ:PM-20189 |
リフォーム費用 | 総額73,500円(税込) |
コメント:ご自宅の洗面所とリビングの床をフローリングからクッションフロアに張り替えました。お選びになったクッションフロアはサンゲツのPM-20189です。焦げ茶色のフローリングから白い石目柄のクッションフロアに張り替えて、それぞれのお部屋が明るい雰囲気に変わりました。
詳しくはこちら
case.2
上質なクッションフロアに張替えて、爽やかなトイレ&洗面室に|茨城県水戸市のお客様
リフォーム内容 | 洗面所のクロス・床材張り替え トイレのクロス・床材張り替え |
メーカー:商品 | サンゲツ:RE-7725 リリカラ:LH-80722・LH-80786 |
リフォーム費用 | 総額104,200円(税込) |
コメント:クロスはトイレ、洗面室ともに「サンゲツ:RE-7725」で張り替えさせていただきました。汚れやキズに強い、スーパー耐久性のハイグレードクロスです。衝撃に強く、汚れや臭気をバリアしお手入れが簡単です。
洗面室のクッションフロアは「リリカラ:LH-80786」です。テラコッタを思わせるデザインで、洗面台のグリーンの扉とマッチして、爽やかな空間になりました。
詳しくはこちら
case.3
傷んでいた床下を交換し、アズレージョ柄の華やか空間を表現|東京都豊島区のお客様
リフォーム内容 | 洗面所の床材張り替え |
メーカー:商品 | サンゲツ:HM-1002 |
リフォーム費用 | 総額164,000円(税込) |
コメント:まず、洗面台や洗濯機など物をどかし、床下のチェックをしてみましたが、柔らかく腐食が見られました。床下の交換から入り、土台が完成したところでクッションフロアのHM-1002を採用しました。アズレージョをモチーフにした商品で、タイル調になっているのが特徴です。
詳しくはこちら洗面・脱衣所 床材 リフォーム事例
5.まとめ
クッションフロアの素材「塩化ビニル」は、耐久性に優れている
クッションフロアの素材である塩化ビニルは、酸化しにくいプラスチック素材です。さらにプラスチックの中でも燃えにくい性質を持っていることもわかりました。
クッションフロアへのリフォームは価格も安く人気が高い
クッションフロアは、フローリングやフロアタイルに比べて床材の中で一番安くリフォームできます。そのため、「リフォームは、お金がかかるから、もう少し先延ばしにしよう」というロスタイムをなくせます。床のきしみや凹みなどは、時間がたつほどリフォームにかかる時間と費用を増やしてしまう可能性があります。
気になるところは、早めに相談しましょう。「思っていたより安くリフォームできそう」なのが、クッションフロアが人気になる理由のひとつです。
クッションフロアは、デザインが豊富で水回りに最適
クッションフロアは、表面にプリント加工できるためさまざまなデザインがあります。プリントだからといって、はがれやすいわけではなく表面をコーティングされていると考えると良いでしょう。フローリングにはないデザインで、洗面所をお気に入りの場所にしてみましょう。
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