フローリングの変色・シミ原因の解決方法と対策をご紹介!
2022年04月06日更新
キレイに掃除したリビングでも、床が変色していれば気になってしまいますね。ご自宅のリフォームや新築のときに見落としがちなのが、床材。床の変色は長年にわたって蓄積された水分などが原因で起こります。一度できてしまった変色は、元には戻りません。大掛かりな床のリフォームで後悔しないよう、リフォームやご自宅の新築時にはしっかり選びたいものです。ここでは、よくあるフローリング変色の事例と対処法、変色しにくい床材の選び方などもお伝えします。
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- 目次
1.フローリングが変色する原因
フローリングが変色する原因は、水分、日焼け、ワックスなどの化学薬品の3つです。
これらの原因を長年放置して生活を続けると、ある日突然、「フローリングの色が変わっている気がする……」「ここだけシミができている!」なんてことになります。一度できてしまった変色やシミは、なかなか取れません。どのご家庭でも起きる可能性がありますので、普段から注意が必要です。原因さえ知っておけば、対処できます。
変色の原因1<水分>
フローリングの表面が化粧材によってコーティングされているのは、木質系の素材を水から守るためです。しかし、こぼした水分を長時間放置したり、同じ場所に何度も水滴が落ちると表面のコーティングがはがれ、目地からフローリング内部に水分が浸透していきます。一部白くなったり、膨張やひび割れを起こしたりするのは、水分が原因です。また、湿気の多い場所では黒く変色することがありますが、この原因はカビです。普段の生活では、水滴だけでなく、調味料やペットの尿にも注意しましょう。
変色の原因2<直射日光>
フローリングは長時間の紫外線を浴びることにより変色やひび割れを起こします。合成樹脂は紫外線に弱いため、ベランダに放置したままのプラスチック製の洗濯バサミが割れてしまうのと同じです。特に窓際は直射日光があたり乾燥しやすいため、カーテンやブラインドで遮るようにしましょう。
変色の原因3<化学薬品>
フローリングは強い酸性やアルカリ性に弱く、薬品や灯油・アルコール、ペットの排尿により変色します。化学雑巾なども長時間フローリングに置いたままにしておくと、変色することがあります。また、油の飛び散りが原因で、キッチンのフローリングが黒く変色することがあります。
2.フローリングが変色しやすい場所と対策
リビング
直射日光によるフローリングの変色が一番多い場所です。カーテンで遮っていても、長さが足りずに光が当たっている部分だけ変色したり、同じ場所に置いてある家具の周りだけ変色したりします。
玄関
玄関の上り口や階段の真ん中部分などは、歩行量が多いためフローリングのコーティングがはがれやすく、他の部分よりも色あせ・変色が早くなります。玄関マット、階段マットを敷いて対処しましょう。
3.フローリングを変色させやすい家具の配置
敷物
クッション性のあるEVA樹脂製は、床面を変色させる可能性があります。敷物の注意書きを確認しましょう。新しい敷物を使う場合、たまに敷物をめくって、フローリングの色が変わっていないか確認するとより良いでしょう。敷物の下に汚れがある場合は、汚れのこびりつきが変色を起こす可能性がありますので、速やかに中性洗剤や中性の床クリーナーで拭きましょう。
暖房器具
暖房器具の熱風や反射式ストーブの熱により床面が乾燥すると、フローリングがひび割れたり、継ぎ目に隙間ができたりします。熱が直接床にあたらないよう、風の向きを変えたり、床表面に断熱性のあるシートなどを敷いたりすることをおすすめします。
4.汚れ・傷がつきにくいフローリングとは
フローリングの変色を防ぐための対策をしていても、毎日気を使い続けるのも大変です。特に小さなお子様がいるご家庭やペットを飼っているご家庭は、どんなに気を付けていても水分や汚れが付きものです。傷や汚れに強いフローリングを選ぶと良いでしょう。また、床暖房に対応している素材なら、乾燥によるひび割れも防ぐことができます。
おすすめ床材1<汚れが付きにくいフローリング>
ナチュラルな光沢感により、木目の自然な風合いをお楽しみいただけます。傷や汚れがつきにくく、お手入れも簡単な床材です。
6Tは厚さ6mmのリフォーム用フロアです。引きずり傷や凹み傷が付きにくく、汚れも楽に落とせる高級床材です。さらにワックス掛けが不要でお手入れも簡単!6Tは水廻り対応しておりません。
おすすめ床材2<ひび割れに強いフローリング>
■ ダイケン:フォレスティア JM/JA/6T/床暖房タイプ・ダルブラウン
お手入れ簡単な天然木化粧の床材 基材に国産針葉樹を使用。傷や汚れが付きにくい、天然木化粧の床材です。6Tは厚さ6mmの重ね貼り用フロアになります。熱によるヒビ割れを抑えた耐クラック性能は、ホットカーペットや床暖房にも対応しています。さらに、へこみキズ、すり傷にも強い構造になっています。
JM/JA/6Tは床暖房に対応しておりません。
おすすめ床材3<ペットと一緒に過ごせるフローリング>
■ ダイケン:ワンパークフロアスリムⅡ(ペット用床材)シカモア
愛犬の足腰にやさしいペット用リフォーム床材。ご使用の床を剥がすことなく、上から貼れるのでペットを室内で飼われている方のリフォームに最 適です。小型犬の歩きやすさに配慮した床材です。
※本製品は小型犬の肉球の滑り抵抗を考慮しておりますが、全てのペット(犬・猫)の歩行に最適とは限りませんのでご注意ください。厚さ4mmの重ね貼り用床材です。
5.フローリング以外の汚れ・傷がつきにくい床材
床材はフローリングだけではありません。柔らかい素材のクッションフロアやデザインの種類が豊富なフロアタイルなども場所を選ばず、人気の高い床材です。
おすすめ床材4<耐水性のあるクッションフロア>
クッションフロアはフローリングに比べて安価です。耐水性が高いため、洗面所やトイレ、キッチンなどのフローリングが使えない場所によく使われる素材です。リビングの床材として使った場合のメリットは、防音効果と耐水性です。
クッションフロア張り替え リフォーム
おすすめ床材5<耐久性のあるフロアタイル>
フロアタイルは、表面に特殊加工を施しているため、耐久性に優れ土足歩行もできます。店舗やオフィスの床材によく使われますが、一般住宅にもフロアタイルを選ぶユーザーが増えています。
フロアタイル張り替え リフォーム
6.まとめ
フローリングが変色する原因
フローリング変色の原因は、水分、日焼け、化学薬品です。こぼれた水や汚れはこまめに拭く、カーテンなどで直射日光を遮るなど、普段から気を付けることで変色を防ぎましょう。また、日光が当たる場所に同じ家具を数年置き続けていると、その周りだけ変色します。家具の配置にも注意しましょう。
変色しにくい床材・フローリングとは
変色の原因である水分や日焼けをすべて防ぐことはできません。フローリングの張替え寿命は約15年と言われていますが、少しでも長持ちさせるためには、乾燥や水に強いフローリングを選ぶと良いでしょう。クッションフロアやフロアタイルを検討するユーザーも増えています。
まとめ
木目調のフローリングはリビング全体の雰囲気を決めます。いつも清潔で風合いも保ちたいですね。フローリングの変色は、長年の蓄積により起こります。ある日突然、気づいても元には戻りません。原因は水分・日焼け・汚れととても簡単なものでした。普段の気遣いと対策で、愛着のあるご自宅のフローリングを長持ちさせましょう。
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