水回りのリフォーム費用や価格の相場は?施工事例から失敗しないコツを解説!
2022年03月18日更新
水回り(キッチン・浴室・トイレ・洗面台)のリフォームは住宅の中でとても重要なリフォーム箇所で、この4箇所をリフォームすることで築年数が古い建物でも新築にような設備で生活の満足度があがります。しかし、その分金額を高額になり初めてのリフォームで不安な人が多く、具体的には「リフォーム総額費用はいくら?」「リフォームのタイミングは?」「施工日数はどれくらい?」といった疑問が多いです。
この記事では水回りリフォームの費用や注意点、リノコで施工した水回りリフォームの事例など、失敗しないコツを解説します。検討されてる方は必読の内容です。ぜひ参考にしてください。
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- 目次
1.水回りとは?水回りリフォームのタイミングは?
水回りとは?
水回りとは、住まいの中のキッチンや浴室、トイレ、洗面所など、水を使う場所のことを指します。住まいの水回りは使用頻度が高いため、故障したり、湿気がこもりやすく傷みやすい場所でもあり、メンテナンス、リフォームのニーズが高い傾向にあります。
水回りのリフォームの適切なタイミングは?
水回りリフォームを実施されている方は10〜20年が多いです。
その理由としては"生活環境の変化"や"子育てのタイミング"と関係していることが多いです。例えば、子育てに一段落して経済面に余裕が生まれ、築年数が経ち既存の住宅設備が古くなった・故障したことをキッカケに検討する人が多いです。
最新の水回りの住宅設備は節水効果が高いものや家事の手間を省く機能が多いです。特に人気の機能はキッチンでは食器洗浄機、浴室では浴室暖房や乾燥機、トイレでは自動洗浄機能や節水効果の高い便器などがあります。
この機会に最新の住宅設備を検討されてはいかがでしょうか。
2.水回り(キッチン・浴室・トイレ・洗面台)のリフォームの費用相場・事例
費用相場
水回り(キッチン・浴室・トイレ・洗面台)のリフォームの一般的な価格帯は以下の通りです。
・ キッチンリフォームの費用相場は50〜150万円
・ 浴室リフォームの費用相場は50〜150万円
・ トイレリフォーム(床・クロス交換を含む)の費用相場 15〜50万円
・ 洗面台リフォームの費用相場は10〜50万円
個別に見ると高額に感じますがまとめてリフォームをすることで費用の抑えることも可能です。また、それぞれ設備やオプションを変更することで価格が大きく変動いたします。そのため、リフォーム箇所と予算感をもって検討されることをおすすめします。
水回りリフォームの事例をご紹介
※リフォーム費用は施工当時の価格です。現在とは異なる場合があります。
case.1
中古マンションの水回りをリクシル製品でまるごとリフォーム|東京都中央区のお客様
■ キッチン
サンヴァリエ〈アレスタ〉は価格・機能性・デザインとバランスの取れたリクシルのスタンダードキッチンです。扉カラーも45種類もの豊富なデザインから選べます。リフォーム前と比べてシンクも広々として、洗い物もラクチンになりました。
■ 洗面・脱衣所
L.C.(エルシィ)は、お掃除しやすく洗面スペースをスッキリと見せてくれる洗面ドレッサーです。一体成型で作られた人造大理石の「キレイアップカウンター」は、つぎ目がないから汚れにくく、お掃除するときも一気に拭き取れます。ナチュラルな印象の木目の扉も素敵ですね。
■ 浴室
リノビオVは「キレイ」&「エコ」アイテムが標準装備のオールインワン快適バスルームです。さらに取付性を考えた構造で、リフォームに最適です。
リフォーム内容 | キッチン交換/洗面台交換 ユニットバス交換/トイレ本体交換 |
メーカー:商品 | リクシル:サンヴァリエ〈アレスタ〉 リクシル:L.C.(エルシィ) リクシル:リノビオV リクシル:アメージュZ(フチレス) |
リフォーム費用 | 総額2,944,300円(税込) |
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case.2
滑りにくくかつ手入れもしやすいフェリテへ水回りリフォーム|愛知県豊川市のお客様
リフォーム内容 | ユニットバス交換/洗面台交換 洗面/脱衣所のクロス・床材張り替え |
メーカー:商品 | ハウステック:フェリテ クリナップ:ファンシオ サンゲツ:SP-2301/サンゲツ:HM-9011 |
リフォーム費用 | 総額663,500円(税込) |
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3.キッチンリフォームの費用相場・事例
キッチンリフォームの費用相場
システムキッチンへのリフォーム費用相場以下の通りです。
・ システムキッチンの入れ替えリフォームの費用相場は50〜100万円
・ カウンターキッチンへのリフォーム費用相場は70~120万円
キッチンリフォームの中で主な価格帯は50〜100万円ですが、人気のある壁付けタイプだからカウンターキッチンへ変更するリフォームの費用相場は70~120万円が多いです。キッチンそのものを移動するため、キッチンの水回り配管の変更、床の張り替え、クロスの張り替え、排気口の設置など付加的な工事が増えるとさらに費用が高くなります。
しかし、せっかくキッチンをリフォームしてまた20年使い続けることを考えると、後悔しないように希望されるキッチンタイプにリフォームすることをオススメしています。また、メーカーのショールームなどに見学すると最新の設備など確認することができるため、こちらに併せてショールーム見学されることを勧めています。
キッチンリフォームの事例をご紹介
case.1
ぬくもりある白い木目の扉と鮮やかなシンクがお部屋を華やかに|兵庫県川西市のお客様
リフォーム内容 | キッチン交換 |
メーカー:商品 | トクラス:Bb |
リフォーム費用 | 総額723,600円(税込) |
コメント:年季が入ったキッチンでシンクが真ん中にあることが気になっており、使いづらさもあってリフォームをしたいというお客様からご依頼いただきました。白を基調とした明るいお部屋のため、ほんのり木目が浮き出ているカームホワイトのトクラスBbはまるで、はじめからあったかのように馴染んでいました。カラフルなシンクもアクセントとなって、華やかさのあるキッチン空間に仕上がりました。
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4.浴室リフォームの費用相場・事例
浴室リフォームの費用相場
浴室リフォーム費用相場以下の通りです。
・ 浴室全体のリフォーム費用の相場は60〜140万円
・ 在来浴室のリフォーム費用の相場は60〜200万円
・ 在来浴室をユニットバスへのリフォーム費用の相場は70〜160万円
浴室リフォームではユニットバスへ切り替える工事が一般的です。タイル張りの在来浴室からユニットバスへ切り替える工事は費用が高くなる傾向があります。その理由はユニットバス設置に必要な工事が必要となり、その工事期間が長くなるためです。またユニットバスの設備やオプション、グレードによって費用は変動しますが、後悔のない形でリフォームすることをおすすめします。
- 関連ページ:お風呂リフォーム:費用相場を事例別にご紹介!
浴室リフォームの事例をご紹介
case.1
TOTOのサザナは足元にマル、浴び心地にマル、温もりにマル|東京都世田谷区のお客様
リフォーム内容 | ユニットバス交換 |
メーカー:商品 | TOTO:サザナ |
リフォーム費用 | 総額811,000円(税込) |
コメント:ご自宅の浴室リフォームをご依頼いただきました。お風呂は毎日入る場所だから、足元にマル、浴び心地にマル、温もりにマルと3つの機能にこだわりました。サンジュウマルのサザナが目指したもの、それは全身で感じる「くつろぎ」です。サザナの「お掃除ラクラクほっカラリ床」は、床表面に特殊処理をした親水層の効果で、皮脂汚れと床の間に水が入り込み、汚れ落ちがスムーズに。ブラシでのお掃除がラクラクです。
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5.トイレリフォームの費用相場・事例
トイレリフォームの費用相場
トイレリフォーム費用相場以下の通りです。
・ 洋式トイレのリフォーム費用の相場は15〜50万円
・ 和式トイレから洋式へリフォーム費用の相場は15〜60万円
トイレリフォームでは便器の交換だけでなく、クロス張り替えと床材の張り替えを行う方が多いです。また、トレイ本体では節水効果の高い商品、温水洗浄便座の取り付け、手洗いの設置が人気工事です。他のリフォーム箇所より価格幅が狭いため一点豪華でハイグレードモデルを導入することも選択肢としていいかと思います。
トイレリフォームの事例をご紹介
case.1
高い節水性の快適トイレTOTOピュアレストQRに交換|東京都大田区のお客様
リフォーム内容 | トイレの交換 トイレのクロス・床材張り替え |
メーカー:商品 | TOTO:ピュアレストQR サンゲツ:SP-2839・サンゲツ:HM-15104 |
リフォーム費用 | 総額279,000円(税込) |
コメント:築23年のマンションにお住まいのお客様より、トイレリフォームのご依頼です。トイレはTOTOのピュアレストQR、便座はアプリコットF3Aをお選びになりました。清潔でお手入れラクラク、高い節水性の快適トイレにフタ自動開閉と温風乾燥、間接照明の機能を追加しました。
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6.洗面所リフォームの費用相場・事例
洗面所リフォームの費用相場
洗面所リフォーム費用相場以下の通りです。
・ 洗面台のリフォーム費用の相場は10〜50万円
・ 洗面台と脱衣所のクロス・床材のリフォーム費用の相場は20〜50万円
洗面台は商品の幅が狭く価格差も大きくありません。そのためスタンダードモデルである程度満足する人が多く、本体に併せて脱衣所のクロス・床材のリフォームも併せて行うと浴室、脱衣所まで一貫して綺麗にすることで満足度が上がります。
洗面所リフォームの事例をご紹介
case.1
洗面化粧台とクロスのリフォームで見事なイメージチェンジ|東京都中央区のお客様
リフォーム内容 | 洗面台の交換 洗面/脱衣所のクロス張り替え |
メーカー:商品 | リクシル:ピアラ サンゲツ:RE-51420 |
リフォーム費用 | 総額211,107円(税込) |
コメント:洗面化粧台は、リクシルのピアラです。壁付き水栓なので水栓まわりに汚れがたまりにくく、お手入れカンタンです。リーフ柄の壁紙・クロスは、サンゲツのRE-51420です。十分な厚みがあり、リフォーム(張り替え)におすすめです。下地の凹凸が目立ちにくく、きれいに仕上がりやすくなっています。
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7.水回りリフォームを失敗しないコツは?費用を抑えるポイントは?
ここまで、水回りリフォームのそれぞれ場所毎の事例や費用相場を解説しましたが、水回りリフォームで費用を抑えて行うには、同じ業者に一括で依頼してリフォームを実施することが最も効率的に費用を抑えることができます。その理由は水回りリフォーム時に排水管工事を伴うため、まとめてリフォームしてしまったほうが効率的に工事期間を短くすることでコストダウンに繋がります。
風呂、トイレ、洗面台、キッチンの4箇所をリフォームする際、ショールームでその旨を伝えて、全て同じメーカーにまとめることでメーカーから割引を受けられる可能性があります。費用が高額になる水回りリフォームではショールーム見学の際に設備の確認だけでなく、費用面でも交渉できるように予め準備をすることをオススメします。
また、各設備をショールームで確認する際に予算と要件を事前に整理することをオススメします。ショールームではハイグレードの設備がどれもよく見えてしまうため、本当に必要な機能と全体の予算感を正しく伝えてショールームスタッフと相談しましょう。
リノコではショールームの予約代行も行っております。お気軽にお問い合わせください。
▶ ショールーム予約はこちらから
8.水回りリフォーム(キッチン・浴室・トイレ・洗面台)の注意点
キッチンリフォームの注意点
キッチンリフォームでは高さにあったキッチンを選ぶことがとても重要です。キッチンが高すぎると包丁を使う作業がしにくいです。逆にキッチンが低すぎると無理な姿勢で腰に負担がかかります。
適切なキッチンの高さは床から天板までの高さが【 身長÷2+5センチ 】を目安に選ぶことで体に負担が小さいキッチンを選ぶことができます。
身長160cmの方であれば80+5=85cm、身長170cmの方であれば85+5=90cmとなります。
高さはショールームでしっかり確認しましょう。
浴室リフォームの注意点
浴室リフォームではサイズの確認がとても重要です。現地調査の際にスタッフに確認をしましょう。浴室サイズを確認しない、ショールームに行っても浴槽サイズや扉のサイズ、金額も決めることができません。そのため、ショールームに行く前にサイズを確認しましょう。
また、ショールームでは最新浴室機能やオプションが多く決めることが多いです。そのため、無理ない予算と必要な機能がどのようなものかしっかり確認しましょう。
トイレリフォームの注意点
トイレリフォームでは便器とタンクのサイズに注意しましょう。最新のトイレでサイズが大きいものがあり、狭いトレイに大きな便器を設置してしまうととても狭くなることがあります。また、トイレの床材は水に強く掃除がしやすいものを選びましょう。
- 関連ページ:トイレの選び方(サイズ・水量から選ぶ)
洗面台リフォームの注意点
洗面台のサイズに注意しましょう。現在設置してある洗面台のサイズ(間口)を確認し、確実に入るものを選びましょう。左右のスペースに余裕がある場合、既存のものよりも大きいサイズを選ぶことができます。
また、床からの高さも確認が必要です。一般的には「間口500mm〜1200mm」が流通しています。しかし、化粧台は全メーカー共通ではありません。以前使っていた洗面台よりも低い・高いがあると使いづらさが感じられることも。床から化粧台までの高さも測りましょう。また、収納台がついている化粧台もあるので、背が低いお子様がいるご家庭はそちらを検討してみるといいでしょう。
- 関連ページ:洗面台の選び方(サイズ・水量・価格から)
まとめ
水回りリフォームは20年に1回と通じて回数が少ないこともあり不安に思う人が多いです。特に費用面では水回りの住宅設備を同じタイミングでまとめてリフォームすることで費用を比較的抑えることができます。また、リフォーム箇所が多いこともあり決めることが多くなり、リフォームそのものが辛くなることもあります。そのため、予算をしっかり決めて、ショールームで必要な機能をしっかり取捨選択を行うことが重要です。また、費用面や設備、機能については担当者に正しく伝えることも重要です。
リノコではわかりやすい費用体系でリフォームを行うことができます。また、経験豊富なスタッフがお客様に寄り添って機会が少ないお客様のリフォームのお手伝いさせて頂いております。
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