オープンキッチンとは?リフォームの費用は?キッチン種類の基本から学ぼう!
2022年02月17日更新
オープンキッチンにリフォームを考えているけど、システムキッチン、対面型キッチンなどたくさんの名前が出てきて迷う! そんなことはありませんか? ここではキッチンの種類を基本からご説明します。オープンキッチンといっても種類はたくさん! キッチンの種類とメリット・デメリットを学んで、希望のプランをかしこく注文できるようにしましょう。
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- 目次
1.オープンキッチンとは?種類にはどんなものがある?
オープンキッチンの基本は、リビング・ダイニングからオープンに見えるキッチンです。その中でもリビングからどれくらい見えるか、リビングのどの位置に設置するかで呼び名が変わります。ここでは、それについて説明します。
オープンキッチンとは
オープンキッチンとは、その名の通りキッチンに立った時にリビングをオープンに見渡せる設計のキッチンです。別名、対面型キッチン、フルフラットキッチン、カウンターキッチンとも呼ばれます。
オープンキッチンの種類
キッチンにはたくさんの呼び名がありますが、それはキッチンの設置位置、コンロやシンクの並びによって分けられます。
1.キッチンがリビング・ダイニングからどのように見えるか
キッチンには、リビング・ダイニングからどのように見えるかでオープンキッチンとクローズドキッチンに分けられます。また、オープンキッチンにはフルオープンキッチンとセミオープンキッチンの2種類があり、フルオープンキッチンとはキッチンとリビング・ダイニングとの間に壁がないため、リビング・ダイニングからキッチンがすべて見えるキッチンです。セミオープンキッチンとは、キッチンとリビング・ダイニングとの間に一部壁があり、リビング・ダイニングからキッチンが一部見えるキッチンです。
オープンキッチンとは対照的なキッチンとして、クローズド(独立型)キッチンがあります。キッチンとリビング・ダイニングとの間に壁があり、リビング・ダイニングからキッチンがまったく見えないキッチンです。
オープンキッチンが別名、対面型キッチンと呼ばれるのはキッチンと対面している(オープン)設計だからです。
オープンキッチン | クローズド(独立型) キッチン | ||
---|---|---|---|
フルオープン | セミオープン | ||
LDとキッチンとの 間に壁があるか | なし | 一部あり | あり |
LDからキッチンが 見えるか | すべて見える | 一部見える | まったく見えない |
■ フルオープンキッチン
リビング・ダイニングからキッチンがすべて見えるフルオープンキッチン
■ セミオープンキッチン
コンロ・換気扇の前に壁があるセミオープンキッチン
■ クローズド(独立型)キッチン
リビング・ダイニングからキッチンがまったく見えないクローズド(独立型)キッチン
2.キッチンが壁と接しているか
さらに、オープンキッチンは壁との接触面によりアイランドキッチン、ペニンシュラキッチンの2種類に分けられます。アイランドキッチンは、キッチンが壁に全く接していなく、リビングに島のように設置されています。ペニンシュラキッチンは、キッチン側面の一部が壁に接しています。
アイランドキッチン | ペニンシュラキッチン | |
---|---|---|
キッチンが壁に接しているか | 全く接していない | キッチン側面の一部が接している |
2.キッチンの〇型とは?コンロ・シンク・調理台・カウンターがどのように設置されているか
キッチン名と共に出てくる「〇型」の意味は、コンロ・シンク・調理台・カウンターがどのように並んでいるかを表しています。これはオープンキッチンに限らず、すべてのキッチンに該当します。
I型 | コンロ・シンク・調理台・カウンターがI型(一列)に並んでいる |
L型 | コンロ・シンク・調理台・カウンターがL型に設置されている |
U型 | コンロ・シンク・調理台・カウンターがU型に設置されている |
II型(セパレート型) | コンロ・シンク・調理台・カウンターが並列(二列)している |
オープンキッチンが別名フルフラットキッチンと呼ばれるのは、コンロ・シンク・調理台・カウンターに段差がなく、すべてフラットに設計されているからです。
■ I型
コンロ・シンク・調理台・カウンターがI型(一列)に並んでいる
■ L型
コンロ・シンク・調理台・カウンターがL型に設置されている
■ II型(セパレート型)
コンロ・シンク・調理台・カウンターが並列(二列)している
3.オープンキッチンのメリット・デメリット
ご自宅のレイアウトや家族構成にあったキッチンを選ぶためには、オープンキッチンのメリット・デメリットについても確認しておきましょう。
オープンキッチンのメリット
オープンキッチン最大のメリットは、キッチンに立った時にリビングが見渡せる設計です。家族やゲストの様子がわかり、コミュニケーションが取れるため、下記3つの理由で選ぶ人が増えています。
1. 部屋の様子が見渡せるので安心
2. 配膳・後片付けがラク
3. リビング全体のデザイン性がアップ
1. 部屋の様子が見渡せるので安心
オープンキッチンは作業しながらでもリビングの様子がわかるため、小さなお子様、目が離せない家族がいる場合に安心して調理できます。コミュニケーションも取れるため、家族の一体感もアップします。
2. 配膳・後片付けがラク
オープンキッチンは、キッチンとダイニングテーブルとの距離が近いため、食事の配膳や後片付けがスムーズにできます。キッチンの様子がわかるので、配膳スピードや後片付けの順番なども考えながら動けますね。
3. リビング全体のデザイン性がアップ
ステンレスや大理石など、天板の種類やデザインが増えたため、見せるオープンキッチンを選ぶ楽しさもアップしました。オープンキッチンはキッチン自体がインテリアの一部になるため、リビングや他のインテリアとの調和を考えながらデザインでき、部屋全体のイメージを考える際にもポイントになります。
オープンキッチンのデメリット
オープンキッチンのデメリットについても確認しておきましょう。
1. ニオイや煙が広がりやすい
2. 余裕を持った間取りが必要
3. 収納スペースが少ない
1. ニオイや煙が広がりやすい
キッチンとリビングとの間に壁がないため、キッチンのニオイや煙がリビングスペースに広がりやすいことにもつながります。ソファやインテリアにニオイが染みついてほしくない場合は、換気対策をしっかり行いましょう。オープンキッチンに適した換気扇をリフォーム会社に相談してみても良いでしょう。
2. 余裕を持った間取りが必要
オープンキッチンを設置するには、比較的広いリビングスペースが必要です。間取りが狭いと希望のキッチンを設置できなかったり、キッチン回りでの動線が悪くなったりします。
3. 収納スペースが少ない
オープンキッチンは、壁と接している部分が少ないため、吊戸棚などの収納スペースがありません。キッチンの背面に設置するキャビネットやキッチン下の収納をうまく活用できる設計を考えましょう。
4.キッチンのリフォーム費用相場は?
キッチンリフォームにかかる費用は、キッチンの本体価格だけでなく、設置費用、周辺工事費用などが必要です。ここではキッチンリフォーム費用の基本について学びます。
キッチンリフォーム費用の基本
・ キッチンの本体価格
システムキッチンやミニキッチン本体価格です。
・ キッチンの設置費・解体費用
古いキッチンの処分費用と新しいキッチンの設置費用です。
・ 周辺工事費
キッチンの床やキッチン周りの壁紙を変更する際に必要です。
リノコのキッチンリフォーム費用はコミコミ価格
リノコのキッチンリフォームの料金には以下の工事費も含まれています。
他社では追加費用が必要な保証もコミコミ価格です。リノコでは3割のお客様が50~70万円の価格帯でのリフォームを選ばれています。詳しくは、こちらをご参照ください。
キッチンの取替にかかる費用も込
既存のキッチンから新しいキッチンへの取替にかかる工事です。
工事費だけでなく廃材やゴミの処分も行います。
雑費も込
実際にリフォームを行う職人の人件費や下見にかかる費用、現場までの交通費も見積もり金額の中に含まれています。
保証も込
キッチンなどの水回り製品は1年間の工事保証に加えて、5年間の機器延長保証も費用内に含まれています。保証について詳しくは「安心のリフォーム保証」をご覧ください。
システムキッチン人気総合ランキング
第1位:【ラクエラ】クリナップ I型キッチン
キッチンから始まるインテリアコーディネートをコンセプトに、扉や取手、機器のデザインにまでこだわっています。人工大理石ワークトップにコーリアンを新採用。リビングの中心になるオープンキッチンだからこそ、理想をつめこめるのが人気の理由です。
第2位:【シエラ】リクシル I型キッチン
工事費込みの451,000万円(税込!お手頃価格なのに選べるデザインが豊富です。スキットシンクでシンクの中のお手入れもシンクまわりの片付けも、スキッとはかどるステンレスのシンクです。汚れがスムーズに流れる底面形状。
下方にいくほどひろびろと水が広がる「ひろびろシャワー」で、大きなものから小さなものまで効率よく洗えます。水が通り抜けてすすぎ洗いが面倒だったザルなどの道具も、ワイドで洗浄力のあるシャワーでサッときれいに洗い流せます。ハンズフリー水栓とオールインワン水栓の2つから選べます。
スイッチ操作で棚が自動的に昇降する「オートダウンウォール」。目の前まで降りてくるので、上段も普段使いの収納に。調理中も降ろしたまま使えて便利です。さらによく使う道具が出し入れしやすい立体構造の収納がさらに進化した「フロア収納ユニット」。新設計のポケットとシェルフに収納できる物の種類が増えて、作業がますますはかどります。
第3位:【ステディア】クリナップ I型キッチン
ボタン1つで吊戸棚の収納庫が自動で昇降する「オートムーブシステム」。手の届きやすいエリアに収納庫が自動でおりてきます。背の高い調理家電の収納や食器の水切り、一時置きなどの調理サポートまで幅広く使えます。
さらにボタン1つでフィルターとファンの油汚れをまるごと自動洗浄。お湯を掻き揚げる動作によって生じる水流を繰り返し衝突させることで汚れを除去します。
第4位:【アレスタ】リクシル I型キッチン
5.オープンキッチンリフォームのポイントまとめ
オープンキッチンを選ぶワケは開放感と家族とのコミュニケーション
多くのお客様がオープンキッチンを選ぶワケは、リビングの開放感と家族とのコミュニケーションを大切にしているからでした。ただ、オープンキッチンといっても様々な呼び名があることもわかりました。それはキッチンの設置位置、壁との設置部分、コンロやシンクの並びで異なります。つまり、オープンキッチンは様々なシーンに合わせて選べる種類が豊富なキッチンということです。ご自宅に合ったキッチンがどんな種類なのか、家族が気持ちよく過ごせるキッチンはどんなキッチンなのか、組み合わせを考えながら選ぶとより一層楽しめますね。
キッチンリフォーム費用の相場
キッチンリフォームの相場は50万円~70万円でした。この金額はオープンキッチンのリフォーム相場ではなく、壁掛けキッチンなどすべてのキッチンリフォーム費用の相場と考えてください。「とはいっても追加費用があるものでしょう?」そんなご心配はいりません!リノコなら安心の定額コミコミ価格でご紹介します。
まとめ
キッチンのリフォームを考え、ネット検索をすると、たくさんの名前がでてきて「キッチンってどれだけ種類があるの?」と迷うことがあります。以前であれば、キッチンの形はそれほど多くはありませんでした。最近のキッチンは、リビングが見える設計か、コンロ・シンクの並び方がどうなっているかで、それぞれに呼び名を付けるほど種類が増えました。つまり、ご希望にあったキッチン設計の可能性が広がったのです。形にこだわらず、ご自宅のキッチンをどのようにリフォームしたいのか自由にイメージしてみると、リフォームのための下調べがもっと楽しくなりますね。
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