I型キッチンの特徴とは?メリット・デメリットとリフォーム事例を紹介
2022年02月17日更新

I型キッチンとはどのようなレイアウトなのかリフォームを検討している方には気になるところですよね。この記事ではI型キッチンの特徴とメリット・デメリットを解説し、実際のリフォーム事例もあわせてご紹介します。
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- 目次
1.I型キッチンの特徴

I型キッチンとはシンク・コンロ・調理スペースが横一列に並んでいるキャビネットです。上から見るとアルファベットの「I」に見えることからI型キッチンと言われています。
システムキッチンの中でもスタンダードな形で、多くのご家庭やマンションなどの集合住宅、飲食店で採用されています。
I型キッチンの基準サイズ
I型キッチンは最もベーシックな形です。横幅の長さは既存キッチンの幅を参考に選ぶのが良いでしょう。
作業台の高さも重要です。一般的に理想の高さは床から天板までの距離が「自分の身長÷2+5㎝」とされています。
リフォームをご検討されている方はこちらを参考にサイズを選ぶと良いでしょう。
2.I型キッチンのメリット

ここからはI型キッチンのメリットをご紹介します。
リフォームを検討されている方はここで紹介する内容を参考に、どのような形が最適なのかを比較してみましょう。
省スペースで設置しやすい
I型キッチンは広いスペースを必要とせず、狭い場所でも設置できます。
なかでも壁側に設置する壁付型は、調理をする人が立つスペースさえ確保すればキッチンとして成立するため、多くの賃貸住宅や一般家庭で採用されています。
シンプルな構造で使い勝手が良い
I型キッチンは、コンロとシンク・調理スペースが横一列に配置されているため、キッチン動線が良く動きやすい構造とされています。
シンプル故に手の届く距離で料理を完結することもできるので、使い勝手はかなり良いといえます。
相場価格が比較的安価
I型キッチンの費用相場は平均で50万円~100万円の間です。
I型キッチンは他のタイプに比べ、比較的コストパフォーマンスの良い価格帯となっています。
【 タイプ別価格例 】
LIXIL シエラ I型 | ||
---|---|---|
LIXIL シエラ L型 | LIXIL シエラ 対面型 | |
¥451,000~ | ¥529,000~ | ¥610,000~ |
※LIXILのシエラシリーズで比較。グレードはシンプルで、工事費込みの総額(税込み)です。
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3.I型キッチンのデメリット

I型キッチンにはメリットだけではなく、デメリットも存在します。どのようなデメリットがあるのかリフォームの参考にしてください。
作業動線の長さ
省スペースで使い勝手の良いI型キッチンですが、横長にスペースを取りすぎると作業動線が長くなってしまいます。
キッチンで理想的な距離は以下を参考にしてください。
・ コンロからシンクまでの距離:120㎝~180㎝
・ コンロから冷蔵庫までの距離:120㎝~270㎝
・ シンクから冷蔵庫までの距離:120㎝~210㎝
狭い間取りは作業スペースも狭くなる
狭いスペースでも設置できるのがI型キッチンの利点ですが、間取りが160㎝以下だと作業スペースが狭くなり使いづらくなります。
I型キッチンへのリフォームを行う場合は、ある程度スペースのある間取りを選んでおくことが大切です。
4.I型キッチンのレイアウト種類

ここでは、I型キッチンのレイアウトについて解説します。I型キッチンは以下のレイアウトタイプに分けることができます。
・ 壁付型
・ 対面型
・ ペニンシュラタイプ
・ アイランド型
上記4つがI型キッチンの基本となるレイアウトの種類です。ご自分のキッチンに合った種類を選ぶのが良いでしょう。
壁付型
壁付型キッチンはI型キッチンの中でも一番スタンダードな形です。ダイニングテーブルを背にした構造で、面積の狭いキッチンでも配置することができます。
あえてI型キッチンを壁付け型にすることでスペースを出し、ダイニングやリビングスペースの確保をするのも良いでしょう。ダイニング側と反対の方向を向いているため、作業に集中しやすいのも特徴です。
対面型
対面型はダイニング側に向いているレイアウトのため、家族や友人とのコミュニケーションが取りやすい構造となっています。
対面型のキッチンは、ダイニング側との間にカウンターをつけておしゃれなカウンターキッチンにすることもできます。カウンター上で軽食を取ったり、インテリアを飾り雰囲気を演出したりとバリエーションの幅が広くなるのも特徴です。
ペニンシュラタイプ
ペニンシュラタイプは、ダイニング側を向いたキッチンで対面式のような仕切り壁がないレイアウトです。あえてキッチンをオープンに見せることで、空間全体を見渡すことができます。
ペニンシュラタイプはキッチン内が丸見えのため、清潔さを保つ必要があります。そのため、他のキッチンよりも念入りな手入れが必要です。
アイランド型
アイランド型キッチンとは、キャビネットの四方が壁から離れて独立し、キッチンの中央に配置されたものです。
見た目が海に浮かぶ島に見えることから「アイランド型」と呼びます。料理を作る導線や配膳の効率が良く、大人数にも対応できるのが特徴です。
5.I型キッチンのリフォーム事例と費用相場
リノコをご利用になったお客様のI型キッチンへのリフォーム事例をご紹介します。実際に行ったリフォーム内容と費用相場を見ていきましょう。
【リフォーム事例①】I型キッチンへリフォーム

総額¥546,000でI型キッチンへリフォームした事例です。ご自宅のキッチンを新しくリフォームしたいとのお客様からのご依頼でした。
ステンレス製で汚れやキズに強い「LIXIL シエラ」でのリフォーム。シエラはガラストップのガスコンロで汚れてもすぐに拭きとれるタイプです。
シンクも水の流れがなめらかです。費用は工事費込みとなっております。
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【リフォーム事例②】カウンター付きのI型キッチンへリフォーム

総額¥695,000でのリフォーム事例です。シンクやカウンターを含め、耐熱・耐久性の高い厚みが特徴の「トクラス Bb」でのリフォームでした。
トクラスBbは見た目のオシャレさだけではなく、汚れシミになりやすい赤ワインや錆のしみこみなどを防ぎ、すぐに落としやすい構造です。工事費込みでの費用となっております。
詳しくはこちら
【リフォーム事例③】使い勝手の良いI型キッチンへリフォーム

総額¥730,000でのリフォーム事例のご紹介です。
既存キッチンの不具合による本体交換のご依頼でした。キッチンでの作業時間をより快適に過ごせるための細かな部分までこだわったご依頼です。お手入れがしやすい「LIXIL シエラ」をお選び頂きました。
シンク周りのお手入れも簡単にできる「スキットシンク」。料理も片付けもしやすい機能性の高いキッチンです。
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キッチンのリフォーム事例一覧
6.I型キッチンへリフォームするための重要ポイント

ここではI型キッチンへリフォームするための重要ポイントをおさらいしていきましょう。
I型キッチンの特徴は?
I型キッチンの特徴は、シンク・コンロ・調理スペースが横一列に並んでいるキャビネットです。上から見るとアルファベットの「I」に見えることからI型キッチンと言われています。
I型キッチンはシンプルな構造で設置がしやすく、狭い間取りでも比較的容易に設置可能です。導線効率も良く、多くのマンションやアパートなどの集合住宅で採用されています。
費用相場はどのくらい?
I型キッチンの費用相場は50万円~150万円の間です。I型キッチンは他のタイプに比べ比較的コストパフォーマンスの良い価格帯です。リノコでは約3割のお客様がスタンダードなキッチン(I型を含む)で50万円~70万円の価格でご利用頂いております。
リフォーム費用でのポイントは工事費です。リフォーム業者によっては工事費を除いた価格提示をしている所もあり、実際の見積りは提示価格よりも高くなることがあります。リノコでは工事費込みでのリフォーム費用をご提示いたします。
どのようなレイアウトができるの?
I型キッチンには以下のようなレイアウトがあります。
・ 壁付型
・ 対面型
・ ペニンシュラ型
・ アイランド型
ご自宅のキッチンスペースや、どのようなキッチンを理想としているのかリフォーム前にじっくりと検討し、レイアウトを決めていきましょう。
7.I型キッチンのリフォームならリノコがおすすめ
I型キッチンの特徴やリフォームに関して解説しました。
キッチンリフォームの中でもI型キッチンはスタンダードなタイプです。一戸建てをはじめ、マンション・アパートなどの賃貸住宅で多く見受けられます。
よく見る形ではありますが、デザイン性や機能の高さは様々です。リフォーム前に、ご自宅に最適なキッチンを把握しておきましょう。
「リノコ」では、キッチンリフォームの無料見積もり依頼や相談が可能です。リノコと提携している地元の優良施工店が現地の下見、リフォーム工事を行わせていただきます。
リフォームを検討されている方は、下記からお気軽に問い合わせください。
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