お風呂・浴室・ユニットバスのリフォーム 費用相場を事例別にご紹介！！

1.お風呂リフォームの費用相場・工期目安

お風呂リフォームの平均費用・相場は60～120万円

リノコのお風呂リフォームの実績によると、以下の結果となりました。

・～60万円：約30％
・～60万円：約30％
・120万円～：約10％

お風呂リフォームといっても工事内容の幅は広く、ユニットバスの交換やタイル張りの在来浴室の交換など、内容によって費用や工期は変動します。
※在来浴室については、後ほど説明いたします。

リフォーム費用に含まれるもの（※ユニットバスの場合）

・浴槽　　　　　・カウンター
・水栓シャワー　・ミラー
・収納　　　　　・照明
・タオル掛け　　・床・壁（4面）・天井
・ドア　　　　　・排水口
・換気設備　　　

※以下は商品によって付属
・握りバー　　　・浴槽内握りバー

リノコの浴室リフォームはユニットバス本体+工事費用付き！

ユニットバス本体と工事費用に加え、リノコのリフォームでは、他社では追加料金となる以下の項目も含まれています。

【リフォーム費用に含まれる項目】

リノコのお風呂・浴室リフォーム

2.お風呂リフォームの費用が変わる要因

お風呂のリフォームにかかる費用は、条件によって大きく変わります。
４つの条件別に費用相場をみていきます。

１．在来工法（浴室）かユニットバスか
２．戸建てかマンション（その他集合住宅）か
３．ユニットバスのグレード
４．ユニットバスのサイズ

１．在来浴室かユニットバスか

お風呂の種類は、大きく分けて2つあります。

・ユニットバス
一般的に普及しているお風呂は、ユニットバスです。
ユニットバスの特徴は、工場で生産されたパーツを現場で組み立てるため、工期が短く、費用も安価で済む点です。
そのため、「自分だけのデザインでお風呂を作りたい。」ということは難しいですが、細かいパーツやオプション機能でカスタマイズすることができます。

・在来浴室（在来工法）
在来浴室は、オーダーメイドの浴室です。
昔ながらのタイル張りのお風呂も在来浴室で、浴槽を始めとしてシャワーや窓の位置、床の素材や壁のデザインに至るまで、自分好みに注文して作り上げます。
ヒノキ風呂を使ったガラス張りの浴室を作りたい！など、こだわりのある人に向いていますが、その分費用も高額になる傾向があります。

ユニットバスへのリフォーム

ユニットバスからユニットバスへの費用相場は、60～120万円になります。
在来浴室からユニットバスへの費用相場は、80～130万円になります。
こちらは目安の金額で、ユニットバスの素材や機能によってはさらに高額になります。浴槽サイズを大きくしたり、浴室自体を拡張すると、費用だけではなく、工期も長くなります。

在来浴室から在来浴室へのリフォーム

在来浴室から在来浴室へのリフォームの場合、～200万円ほどが費用の相場となります。
ユニットバスと比べると、オーダーメイドである分、高額になる傾向があります。

関連ページ：在来工法の浴室とは？メリット・デメリットとリフォーム事例を紹介

２．戸建てかマンション（その他集合住宅）か

ユニットバスの場合、同じ商品であっても戸建て用かマンション用かによって、金額が変わってきます。同じ商品の場合は、マンション用がやや高く価格設定されていることが多いです。
また、戸建ての場合は、浴室が広く作られていることが多いため、マンションの場合と比べてやや高額になる傾向にあります。

戸建て住宅のお風呂リフォーム

戸建て住宅のお風呂リフォーム費用は、100～120万円が相場です。
戸建て住宅は浴室が広く作られていることが多いため、浴槽サイズも浴室に比例して大きくなります。また、マンションに比べて自由度が高いので、大規模な工事を行って、様々なオプション機能をつけることができます。
費用が高額になるケースもありますが、もちろん、安価に抑えることも可能ですのでご安心ください！

マンション・集合住宅のお風呂リフォーム

マンションのお風呂リフォーム費用は、80～100万円が相場です。
戸建て住宅と比べて浴室が狭いことが多く、浴槽サイズも小さくなることから、費用を抑えられる傾向にあります。
大規模な工事を伴うリフォームが難しいこともありますが、マンションでも導入できる高機能なユニットバスがございますので、ご安心ください。
※マンション用のみ製造されている商品もあります。

関連ページ：マンションのお風呂は交換リフォームできるの？交換の際の注意点やリフォーム事例をご紹介

３．ユニットバスのグレード

ユニットバスは、大きく普及グレードと高級グレードに分かれます。

・普及グレード：標準的な機能をもち、比較的お手頃価格帯の商品
・高級グレード：機能性に優れ、デザインや素材の選択幅も広い高級感ある商品

リノコ掲載中商品のグレート別一覧

※上記リフォーム価格は、戸建て用1616サイズの場合の工事費込み価格です。（2023年8月時点）

４．ユニットバスのサイズ

浴室・ユニットバスのサイズが大きくなれば、費用も上がります。
例えば、TOTO：シンラの場合のサイズ別リフォーム費用をご覧ください。

※2023年8月時点/商品別・工事費込みのリフォーム価格

リフォームを検討する際は、まず浴室サイズを測って予算を考えるようにしましょう。

関連ページ：ユニットバス（システムバス）のサイズと選び方を徹底解説！最適なお風呂の大きさとは？

3.費用帯別のお風呂リフォーム事例

※リフォーム費用は施工当時のものです。現在とは異なる場合があります。

60万円未満でのリフォーム事例

古くなったお風呂をシンプルなユニットバスへリフォーム

Before

After

・リフォーム費用：598,900円
・工期：2日
・住宅の種類：マンション
・築年数：30年
・TOTOのマンションタイプユニットバスWHシリーズへの交換
・シンプルな機能のユニットバスですが、汚れがつきにくい壁や乾きやすい床など、使いやすさは抜群です。

予算60万円～120万円のリフォーム事例と工期の目安

両親へお風呂リフォームのプレゼント

Before

After

・リフォーム費用：644,500円
・工期：4日
・住宅の種類：戸建て
・築年数：40年
・40年間使い続けている実家のお風呂をリフォームしたいというご依頼。
　高齢になるご両親のためにお手入れのしやすさはもちろん、滑りにくい安全面に配慮したリフォームをさせていただきました。

暖房付きの暖かいお風呂へリフォーム

After

・リフォーム費用：1,035,400円
・工期：9日
・住宅の種類：戸建て
・築年数：20年
・冬に入るお風呂が寒く、入力が億劫なのでどうにかしてほしいというご依頼。
　在来浴室からユニットバスへのリフォームだったので、同時に浴室暖房乾燥機、手すりなどをオプションで追加しました。
　寒い日でも暖かく、ご両親も安全に入っていただけるお風呂になりました。

最後まで暖かいお風呂にリフォーム

After

・リフォーム費用：769,000円
・工期：12日
・住宅の種類：戸建て
・保温効果のある浴槽と冷たくならない床で、家族みんなが暖かく入れるお風呂へとリフォームしました。また、水流に空気を含ませるレインO2シャワーを採用することで節水効果も期待できます。

ナチュラルな雰囲気のお風呂へリフォーム

Before

After

・リフォーム費用：930,000円
・工期：2日
・住宅の種類：戸建て
・在来浴室からユニットバスへのリフォームです。
　壁の一面のみにグリーンの柄を置くことで、よいアクセントになっています。
　また、床も木目調にすることで浴室全体がナチュラルな雰囲気に包まれています。

予算120万円以上のリフォーム事例と工期の目安

ゆったりした広いお風呂へとリフォーム

Before

After

・リフォーム費用：1,462,000円
・工期：27日
・住宅の種類：戸建て
・築年数：20年
・とても広い浴室だったのですが、スペースが余ってしまっているように見受けられました。
　そこで浴槽のサイズを大きくし、思い切り手足を伸ばせるようにして、壁一面に
　窓をつけることで開放感ある浴室へとリフォームいたしました。

4.DIYでお風呂リフォームするには

お風呂をDIYでリフォーム出来たら費用を抑えることが出来るのでは？と考えている方もいらっしゃるかもしれません。
確かに業者へと依頼するより費用は安く済むかもしれませんが、水回りのリフォームを素人が行うと、取り返しのつかない失敗につながるリスクがあります。

お風呂のDIYリフォームでできること、できないことを整理してご紹介します！

DIYで出来るリフォーム

・浴室の壁にシールを張ってイメージを変えること。
・棚を自作して収納スペースを追加すること。

要するに、浴槽やシャワーなどの水回りに関連しない範囲であれば、ご自身で行うことも可能です。

収納を棚や仕切りで区切れば使いやすくなり、お風呂の壁に自分好みのデザインシールを張れば、毎日のお風呂が楽しみになるでしょう。

しかしながら、お風呂が寒かったり、シャワーの水圧が弱かったり、浴槽が壊れているといったトラブルは、DIYではどうすうることもできません。

DIYで出来ないリフォーム

水道や電気回りを直接いじる必要があるもの。
このようなケースは、リフォームできないというより、リフォームすべきではありません。

例えば、浴槽をまるごと交換したり、ジェットバス機能を取り付けたりといった内容です。これらの作業は、水道管や電線を触る必要があるため、少しミスをすれば元に戻せなくなります。また、ケガをする恐れもあります。

これらの作業をもし考えている場合は、必ずプロに依頼をするようにしましょう。

5.お風呂リフォームする時の注意点

リフォーム中のお風呂に入れない期間の対策

お風呂のリフォームを行っている間は、当然ながら家のお風呂を利用することができません。
工期が1週間以上かかる大規模工事の場合は、施工業者に簡易シャワーの手配をしてもらう必要があります。
簡易シャワーのリースには数万円必要になりますので、その費用も予算に組み込んでおきましょう。

お風呂を選ぶときはショールームに行きましょう！

Webで商品を選定することはもちろん可能ですが、最終決定する前には、ショールームに行って実物を見るようにしましょう。

サイズや素材感などは、実際に見てみるとイメージとずれている場合もあります。
お風呂リフォームは頻繁に行えるものではありませんので、商品を選ぶ際は、慎重になってもよいものです。

リノコは、各メーカーのショールームの予約代行も行っております。
また、お風呂のリフォームについて検討をしている、どのような商品があるのか聞いてみたい、このような場合は、是非リノコまでご相談ください。

リフォームの各種ご相談・お見積もりのご依頼は、この下のリンクから完全無料で承っております。