畳からフローリングにリフォームする方法とかかる費用
2023年06月26日更新
部屋の雰囲気を変えたい、使い勝手を良くしたい、など理由は様々ですが畳の部屋をフローリングに張り替えるリフォームは人気があります。張り替える、上から重ね張りする、フローリング風のマットを敷くなど、和室を洋室風にする方法はいくつかありますが、ここでは主にフローリングに張り替えるパターンについて、かかる費用や事例とあわせてご紹介します。
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1.和室を洋室にするリフォームパターン
一軒家はもちろん、マンションでも一部屋は畳の部屋があるというお家が多いのではないでしょうか。
住み始めたときは来客用として、寝室として・・・と様々な方法で利用していたけれど、ライフスタイルの変化に伴ってフローリングの洋室にリフォームしたい、という方は非常に多いです。
そんな畳からフローリングのリフォーム方法ですが、パターンはいくつか考えられます。
・ 畳を剥がしてフローリングに張り替える
・ 畳の上からフローリングを重ね張る
・ 畳の上からフローリング風のマットなど素材を敷く
最後の「マットを敷く」のみであれば、DIYの範疇ですのでご自身のみでも比較的手軽に実行することができるでしょう。
ここでは「畳を剥がしてフローリングに張り替える」リフォームと「畳の上からフローリングを重ね張りする」場合について、メリット・デメリットや費用、実際のリフォーム事例をご紹介します。
2.畳を剥がしてフローリングに張り替える
畳からフローリングに張り替えるメリット・デメリット
和室からフローリングの洋室にリフォームする際にもっともおすすめする方法は、「畳を剥がしてフローリングに張り替える」方法です。
この方法のメリットとデメリットは以下のとおりです。
メリット | ・掃除やお手入れがしやすい ・介護やバリアフリーに向いている ・フローリング調ではなく本物の木材を使うことが出来る ・高さを合わせることが出来るため床と扉が擦れない ・湿気がこもってカビが発生するなどの畳トラブルを避けられる など |
デメリット | ・ お部屋の冷えを感じやすい ・ 防音性が下がる など |
デメリットのうち、防音性に関しては特に注意が必要です。
主にマンションで床材の張り替えを行う場合は、マンションの管理規定で一定以上の防音性能を満たす材料を使うことが定められているケースが一般的です。
そうした場合には、LL45・LL40といった遮音性の高いフローリング材料を選ぶ必要があります。
畳からフローリングに張り替える費用相場
6~8畳ほどのお部屋の畳からフローリングに張り替えでかかる費用の相場は、20~40万円ほどです。
また、畳を剥がした下地の状態などによっては、その修繕や補強のためにさらに10万円前後の費用がかかる可能性もあります。
見積りを取る場合には、必ず現地の状態を確認してもらってから見積りを作ってもらうようにしましょう。
お家の状態や使うフローリング材料によって金額が変動しやすいため、工事が始まってみると見積り以上の金額になってしまったトラブルが発生しやすいので、注意が必要です。
なお、リフォームのリノコでは必ず現地調査に伺わせていただいた上で正式のお見積をご提出しています。お見積りまでは費用はかからず「無料」で対応させていただきます。
実際に自分の家ではどれくらいかかるのか知りたい!という方は、ぜひ以下からお問合せください。
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畳を剥がしてフローリングに張り替えるのにかかる日数
工事期間は、6畳和室の張替えであれば通常1日、かかっても2~3日程度と想定されます。
ただし、期間はお部屋の広さや家具・荷物の量、または畳を剥がしたあとの下地調整や同時施工する壁紙張替え工事の有無等によっても変動します。
特に家具・荷物に関しては工事前にあらかじめすべて移動させておく必要があります。
自分で移動ができない場合は家具移動のための別途費用もかかるため、それも含めてあらかじめ問合せておくとよいでしょう。
フローリング張り替えリフォーム
3.畳からフローリングにするリフォーム事例
こちらではリノコでの畳からフローリングにリフォームした事例と工事費用をご紹介していきます。リフォームを検討する際の参考にしてください。
※リフォーム費用は施工当時の価格です。現在とは異なる場合があります。
case.1
畳からフローリングに張り替えて和室が洋室に生まれ変わる|神奈川県大和市のお客様
リフォーム内容 | 和室の床材張り替え(畳→フローリング) |
メーカー:商品 | エイダイ:スキスムSダイレクト(ツキ板タイプ) |
リフォーム費用 | 総額180,000円(税込) |
コメント:ご両親が引っ越し予定のお家です。和室の床のリフォームをご依頼いただきました。畳からフローリングに張り替えて、和室から洋室に生まれ変わりました。最近では、畳のお部屋をフローリングにリフォームしたいという方も増えてきています。フローリングは、畳やカーペットのようにほこりや汚れが繊維に入り込んでしまうことがないので、掃除やお手入れがしやすい床材です。そのためダニが発生しにくい状態を保つことができ、いつもお部屋を清潔な状態にしておくことができます。
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case.2
ひどく焼けていた和室を落ち着きのある洋室へリフォーム|岐阜県岐阜市のお客様
リフォーム内容 | 和室の床材張り替え(畳→フローリング) 砂壁→ベニヤ板張り/押入れ→クローゼット |
メーカー:商品 | エイダイ:ヌーディーセレクション |
リフォーム費用 | 総額357,000円(税込) |
コメント:築30年以上の和室を洋室に変えるリフォームです。壁、畳ともに非常に劣化が目立っており、焼けているので大変暗く感じる和室となっています。そんなお部屋を洋室へと変えていきます。砂壁になっている壁にベニヤ板を張り、クロスが張れる状態にします。さらに押入れをクローゼットにしました。床はエイダイのヌーディーセレクションを使用。ブラックウォールナットはシックな印象に仕上がります。
詳しくはこちら
4.畳の上からフローリングを重ね張りする
続いて、今ある畳の上に新たな床材を張る方法です。
便宜上「張る」という言い方をしていますが、接着することはできないため、実際の作業としては畳の上に床材を「置く」という表現がより正確です。
畳の上からフローリングを重ね張りするメリットとデメリット
メリット | ・手軽で金額が安い ・傷や汚れがあっても交換が容易 など |
デメリット | ・重ね張りした下の畳が傷む ・湿気がこもりカビが生える ・質感が安っぽくチープ ・歪みやズレが生じる など |
畳を剥がさずに床材を重ね張りするメリットは、なんと言っても手軽に安く洋室にリフォーム出来ることです。
また、畳は残しているため、やはり和室に戻したいという場合も簡単に戻すことができます。
ただし、それは裏返せばあくまで一時的な対応という性格が強いリフォーム方法と言うこともできます。
そのため、部屋の模様替えや今だけ洋室風になどといった要望には適していますが、長い目で見た場合にはデメリットが大きくなるため注意が必要です。
また、上のようなデメリットから一定以上の施工品質を保証することが難しいため、リフォーム会社によっては対応できないと断られることも多いです。
5.まとめ
いかがだったでしょうか?
ここまで、畳をフローリングに張り替える方法についてご紹介してきました。
ご自身で簡易的にフローリング風の床を叶える方法もありますが、長くお使いになる床をきれいなフローリングにするにはやはりリフォーム会社に相談し、よく検討した上で実施されることをおすすめします。
リノコでは畳からフローリングへの張替えの施工実績も豊富で現地調査~お見積りまでは無料でお承りしています。
畳からフローリングへのリフォームに少しでも少しでも関心が湧いた方はぜひ一度ご相談ください。
お客様それぞれにあった理想のリフォームのお手伝いをさせていただきます。
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