フローリングの正しい掃除方法をご紹介!毎日のお手入れから大掃除まで
2022年02月02日更新
フローリングは最も一般的な床材と言っても過言ではありません。 そのため、掃除をする機会も多いです。 このページでは毎日の掃除からたまの大掃除までお掃除の頻度や程度によってやり方を解説しています。 個別の汚れに合わせた対処法もご紹介しているので是非ご一読ください。
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1.日々のフローリング掃除
日々のフローリング掃除はそこまで神経質に行わなくても大丈夫です。
基本的には
・表面のホコリや髪の毛を取り除く
・汚れを拭き取る
ことを意識して行いましょう。
具体的には、乾いたモップでホコリや髪の毛を一箇所に集めてから掃除機で吸い取ったり、ワイパーや雑巾で汚れとホコリを一緒に拭き取ったり、といった具合です。
あくまで汚れやホコリを拭き取る、ぐらいのイメージで行った方が気負いせずに毎日続けられます。
2.しっかりと掃除したい時は
次に数ヶ月~年に一回程度のしっかりとした大掃除の時のフローリングの掃除方法をご紹介します。
ワイパーやモップ、掃除機でこまめに掃除をされている方はそこまで普段と変わったことをする必要はありません。
一方で普段あまり掃除をしない方は、今から紹介する方法で全体的な掃除を行った後に次に紹介する汚れ別の掃除方法を行ってください。
まずはホコリを取り除く
まずは日々のお手入れと同じようにホコリを取り除きましょう。
普段よりも丁寧に隅々までワイパーをかけるイメージで行います。
もし床に荷物などが散らかっていたり、椅子などの動かせる家具がある場合は机の上に上げたりしてなるべく床全体を拭き取れるようにしましょう。
部屋の隅や、木目のゴミとホコリを掃除機で吸い取る
ワイパーやモップなどでは取り切れなかったホコリとゴミを掃除機で吸い取ります。
部屋の隅や、テーブルの足の周りなどにホコリが溜まりやすいのでそのあたりを重点的に掃除するようにしましょう。
フローリングの板どうしの継ぎ目や木目にはゴミが入り込みやすいので注意しましょう。
もし、そういったところにゴミが溜まっていたら爪楊枝などでフローリングを傷つけないように掻き出しましょう。
汚れをしっかりと拭き取る
仕上げに固く絞った雑巾で汚れを拭き取ります。
フローリングに水を垂らしてしまうとその跡が残ってしまうため出来るだけしっかりと水を絞りましょう。
その後は仕上げにしっかり乾拭きして完了です。
人が多く通るところ、キッチンは皮脂や油汚れでフローリングがベタついていることがあります。
そんな時は最初の水拭きを薄めた洗剤で行いましょう。
バケツいっぱいの水に洗剤を1~2滴垂らす程度で大丈夫です。
むしろ濃い洗剤だとフローリングを痛めてしまいかねないので「多いほうがキレイになるだろう」とは思わないでくださいね。
3.汚れ別のおすすめ掃除方法
次に、落ちにくい
・油汚れ、ベタつき
・カビ
・黒ずみ
汚れに対する掃除方法を個別に紹介します。
油汚れ、ベタつき
キッチンの油汚れだけでなく人間の皮脂でも床はベタついてしまいます。
先程も説明したように軽くベタつくような汚れであれば希釈した台所用の中性洗剤を含ませた雑巾で軽くこすって乾いた雑巾で乾拭きしましょう。
カビ
絨毯やマットなどをフローリングの上に敷いている家庭は多いと思います。
なかなか毎日その下を掃除は出来ませんよね。
しかし、絨毯やマットの下は湿気が溜まりやすいのでいざ大掃除の際にめくってみたらフローリングにカビが生えていた・・・ということがあります。
そんなカビを取り除く掃除方法ですが基本的には先ほど紹介した中性洗剤を使う掃除方法でOKです。
もしそれで落ちなければ無水エタノールを70~80%に薄めたものをカビに吹きかけて雑巾で拭き取ればキレイになります。
※無水アルコールはフローリングを色落ちさせる可能性があります、必ず目立たない場所に吹きかけて問題が無いか確認してから使用してください。
これらを試してもカビが落ちない場合はフローリングの奥までカビが根を生やしているかもしれません。その時はフローリングの張替えを検討しましょう。
黒ずみ
最後はフローリングの黒ずみです。
黒ずみの原因は実は皮脂、つまりは油汚れです。
フローリングについた皮脂や油が酸化して黒くなってしまっています。
酸化してしまった油は落ちにくいため、アルカリ性の洗剤を中性洗剤と同じように薄めて擦り落とす必要があります。
アルカリ性洗剤を使うと、フローリングの上に塗ってあるワックスまで剥がしてしまうため、掃除後はワックスを塗り直しましょう。
関連記事:フローリングのワックスがけの頻度や方法を解説
4.フローリング掃除の注意ポイント
フローリング掃除のやり方は分かっていただけたと思うので最後に注意するべき点をいくつかまとめておこうと思います。
まず全てに共通して言えるのがフローリングを過度に濡らしてはいけない、ということです。
ワックスでコーティングされているため多少の水気では傷んだりすることはありませんが、ワックスが落ちてきていたり、多量の水分で塗れっぱなしだとフローリングの材料である木は傷んでしまいます。
また、掃除によく使われる重曹ですが、これも多量に使うとフローリングを傷める原因になります。
なので使用するにしても汚れている箇所にピンポイントに少しずつ塗布するようにしましょう。
カビが生えている可能性があるところへの掃除機がけもやめておきましょう。
吸引した最近をまた室内に振りまいてしまいます。
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