イヤな洗面台周りのカビを撃退!効果的な収納方法とは
2022年01月26日更新
お風呂で使う掃除用具や消耗品を収納する洗面台周りは、湿気が多いスペースです。そのため、イヤなカビが生えやすいのが悩みどころです。では、どうすれば、洗面台周りのカビを撃退することができるのでしょうか。そこで、結露の防ぎ方、カビができにくい収納の仕方、既にできてしまったカビの対処法などを紹介していきます。
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1.洗面台下の収納はカビの温床?
洗面台下は、カビの温床となりやすい環境です。
・蛇口を捻れば水が出てくる ・湿度の高い浴室の隣にある ・洗面台下は水分が侵入しやすい ↓ 水分がたまると結露ができやすくなる ↓ 結露をそのままにしておくと、カビの温床となる |
洗面台下に、給排水のパイプがあることも結露ができやすい原因として挙げられます。温水も冷水も流れるパイプとその周辺は、温湿度の変化が激しい場所と言えます。そのため、結露ができやすいのです。
また、洗面台下にお風呂で使用したシャンプー、リンス、トリートメント、ボディソープなどを置く家庭もあります。その際、水気などを拭き取らないまま収納してしまうと、これも結露の原因になってしまいます。
洗面台下に収納する際は、タオルなどでよく拭き取るようにしましょう。浴室内に置いておくのも、一つの手です。お風呂で使うブラシやスポンジ、掃除用具などは浴室内で吊るして乾燥させます。その際、使うと便利なのがS字フックです。S字フックを使って、タオル掛けに吊り下げて水を切ります。
また、バススツールなどは吸盤タイプのものを使うと、壁に掛けることができるため水切りがしやすくなります。
ポイントは洗面台下に水分を持ち込まないことです。
2.結露はこうやってなくす!
結露を除去することが、カビを防止するポイントになります。結露を防ぐ方法は、主に3つあります。
1.換気をよくする |
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洗面台下の扉は物を取り出すときだけでなく時々、一定時間開けて換気するようにする ↓ ・就寝する時や外出する時など、洗面台を使わないときに換気するといい ・風通しをよくすることで、結露や湿気を防ぐことができる ・同時に隣にある浴室も窓を開けたり換気扇を回したりして十分換気を行う ↓ 浴室の湿気が洗面台下に侵入してくる場合があるため |
2.不用品を整理する |
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洗面台下に色々詰め込んでいると風通しがよくない ↓ 湿気の原因となる ↓ ・定期的に不用品はないかチェックする ・ストックしないでよい物や使わなくてよい物は捨てるか人にあげたる、他の場所に移動する ↓ 中の物が減れば、その分だけ風通しがよくなって湿気を防ぐことができる |
3.除湿剤を使用する |
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除湿剤を置くことによって湿気対策 ↓ ・ホームセンターなどで手に入れることができる ・お菓子などの袋に入っている除湿剤を活用するのもよい |
3.物を減らしてスッキリ収納に
洗面台下の収納状態を見直すことで、湿気を防ぐことができます。なぜなら、収納スペースが物で溢れていると、湿気の逃げ場がなくなるからです。
底部に直置きをしないようにする |
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活用したいのが2~3層の組み立て式のラック ↓ ラックを使えば物と物の上下に適度な隙間ができる ↓ 風通しを良くすることができる ↓ 物と物の横も適度な間隔を空けて置くようにする |
ラックを選ぶ際は、水洗いできる素材を選ぶとよいでしよう。というのも、風通しを良くしたとしてもカビができる場合もあるからです。カビができたときに、水洗いができる素材だとカビを除去しやすくなります。
デッドスペースの活用 |
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洗面台下に置くスペースがなくなる分、他に物を置くスペースを確保 ↓ ・デッドスペースとなりがちな洗濯機上のスペースを活用 ・ラックを組み立てて設置すると、洗濯機の上に収納スペースを作ることができる ・洗濯機と壁の間にできる狭い隙間にも横幅の狭いラックを置けば収納スペースに早変わり ・洗濯機の上に簡易な棚を置くのも有効 ・突っ張り棒を使えば棚を作ることも可能 |
棚の作り方は簡単です。まず、突っ張り棒2本を壁と壁の間に挟みます。次に、突っ張り棒の上に板を設置しましょう。それだけで、棚は完成します。時間にして数分もかかりません。
ただし、重い物を置く場合は突っ張り棒2本では支えきれないことがあります。棚に安定感が欲しいのであれば、突っ張り棒の数を増やすといいでしょう。
4.既にできてしまったカビの対処法はどうしたら良い?
既にカビができてしまっている場合は、どうすればいいのでしょうか。
軽いカビは住宅用中性洗剤で擦り落とす
カビの対処法としては、住宅用中性洗剤を使用して落とす方法があります。
軽いカビの場合 |
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住宅用中性洗剤を吹き付けてしばらく放置 ↓ その後濡れた雑巾でカビを擦り落とす ↓ カビが取れたら洗面台下の扉を開けてよく乾燥 ↓ カビがあった場所にエタノールを吹き付けて除菌 ・再びカビができるのを防ぐことができるため |
カビを掃除する際は、必ずマスクをつけるようにします。なぜなら、掃除中にカビの胞子が飛んできてしまい、口から体内に侵入してしまう危険性があるからです。カビが体内に入ると、健康を害してしまうかもしれません。軽く考えないようにしましょう。
頑固な黒カビにはカビ取り剤とラップを活用
黒カビになると根を生やしているため、住宅用中性洗剤では落とすことができません。カビは軽い状態のうちに、除去することが大切なのです。
黒カビができてしまった場合 |
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黒カビがある場所にカビ取り剤を吹き付ける ↓ ラップで黒カビを包み込みしばらく時間を置く ↓ ラップを外し濡れた雑巾で黒カビを取っていく ↓ 洗面台下の扉を開けてよく乾かす ↓ エタノールを黒カビがあった場所に吹き付けて除菌 ・これもカビが再びできるのを防ぐため |
5.スッキリ収納と衛生管理を心がけて気持ちいい洗面台に!
カビの発生を防ぐには、まずは洗面台下に物を詰め込まないことです。そして、立体収納で物と物の上下左右に隙間を作って、風通しのよい状態で収納するようにしましょう。そして、定期的に洗面台下の扉を開けておく時間を設けて、換気をよくしましょう。
このほか、お風呂の物を洗面台下に収納するときは、水気を切って保管することも大切です。
こうした対策をしっかりと行うことで、洗面台下の収納をスッキリとさせ、カビのない清潔な状態を保つことができるのです。
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