お部屋をよりキレイに!クロスの傷みと破れの補修方法
2022年01月13日更新
どれだけ部屋を掃除しても、壁紙クロスがはがれているとそれだけで部屋の見栄えが悪くなってしまいます。はがれた壁紙はどうしようもないもの、と諦めている人も多いのではないでしょうか。汚れやダメージがひどい場合にはプロの修理業者に補修を任せた方がよいですが、小さな壁紙の破損や汚れであれば自分で補修できます。そこで今回は、壁紙クロスの補修方法について詳しく解説します。
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- 目次
1.クロスのダメージは室内の気温や湿度にも影響される!
壁紙クロスのダメージは、室内の気温や湿度が大きな原因であることが多いです。
梅雨の時期や湿気の多い夏、また乾燥しやすい冬の時期などは、冷房や暖房を頻繁に使用しますが、そのことで部屋の気温と外気温との差が激しくなり、結露や湿気が室内に生じやすくなります。
多くの住宅で使用されている、塩化ビニル製の壁紙クロスは、この結露や湿気によって破れたり剥がれることが多いのです。そのため、とりわけキッチンや浴室、窓の近くの部分は剥がれやすいのです。
また、壁紙は古くなると粘着性が落ちていきます。それが理由で、一部分が剥がれてしまったり、浮き上がることもよくあります。
また、壁紙を貼る際の掃除が不十分だったために、しっかり粘着していなかった場合も、原因のひとつです。
雨漏りが原因で、壁紙クロスが破損するケースも多いです。そのような場合は自身で雨漏りを補修することはできないので、まず施工業者に相談しましょう。
2.クロスのダメージを放置するリスクとは?
壁紙クロスの傷みを、放置したままにしておくと起こりうる様々なリスクが考えられます。
部屋の印象が悪くなる
どれだけ、丁寧に掃除をしていても痛んだ壁紙を放置していると、それだけで部屋の印象は台無しです。来客などがあった際にも、部屋を綺麗にできないずぼらな人だ、という印象を与えてしまうかもしれません。そうでなくても、部屋の居心地の良さに大きな影響を与えるでしょう。
拡大する
クロスの剥がれや破れは、放置しているとさらに拡大してしまいます。とりわけ、破れた場所にはカビが発生しやすくなるので、注意が必要です。
カビの繁殖は、見た目の問題だけではなく、他にも様々な問題を引き起こす可能性があります。ちょっとした破損だから大丈夫だと思っているうちに、破損範囲や繁殖するカビの数はどんどん拡大します。
破損を見つけたら、まだ被害が少ないうちに対策をとることが大切です。
3.症状別!クロスを部分補修する方法
壁紙クロスがめくれている場合
クロスにめくれが見られる場合には、程度によって補修方法が異なります。
わずかであれば、壁紙クロス用の接着剤を壁紙の裏に塗り、タオルなどで上から押し当てて乾かすと、元の状態に戻せます。ひどい場合には、自身で補修するとシワになることがあります。そうすると、できた空洞の部分が再びめくれの原因となってしまうため、そのような場合には、プロの業者に補修依頼をしましょう。
壁紙クロスが破れている場合
部分的に壁紙が破れている場合には、まず破れの周りをきれいにカットして剥がします。その際、定規とカッターがあると便利です。
剥がし取った部分より、少し大きめの補修用壁紙を用意し補修部分に貼り付けます。その後、刷毛やタオルなどでよく押さえて空気を抜き取りましょう。そして補修用壁紙をカットし、継ぎ目となる部分をローラーなどで圧着します。もし、のりがはみ出してしまった場合には、スポンジなどで綺麗に拭き取りましょう。
壁紙クロスに落書きや汚れがある場合
壁紙クロスに、クレヨンや油性ペンの落書きがある場合も、自分で消すことができます。クレヨンの落書きであれば、壁紙クロスに歯磨き粉を塗り上から歯ブラシでこすりましょう。そうすれば、クレヨンを落とすことができます。
油性ペンの場合は、歯磨き粉では落とせないので、研磨剤や界面活性剤が入った市販の洗剤を用意しなければなりません。洗剤をつけて、歯ブラシでこすりましょう。
消しゴムや、ミカンなど柑橘類の皮でこすることで落とせる場合もあります。もしも、時間が経っている落書きなら、残念ながら落ちないかもしれません。その場合は、ホームセンターなどで売っている市販の壁紙クロスの修正液を使うと、落ちやすくなります。
あるいは、落書きを落とすのではなく上から塗って隠す補修用品も、販売されています。壁紙に合った色のものを選びましょう。
4.クロスのダメージがひどい場合は業者に依頼するのが賢い選択!
業者に依頼したほうがよいケースその1
20センチを超えるこぶし大の穴がある場合は、ただ壁紙に穴が開いているだけではなく、その裏にある下地となる石膏ボードや断熱材も破損していることも考えられます。放っておくと、雨漏りや部屋のゆがみといった問題に発展してしまいます。自分で補修するよりも、業者に依頼した方が安全です。
業者に依頼したほうがよいケースその2
わずかな破れやキズなら、大抵は市販の補修道具を使えば自分で補修できます。ただし、ある程度の道具を揃える必要があります。また、きれいに補修するためには手先の器用さも必要です。
道具を揃えるのが面倒な人や、上手く補修する自信がないという人はプロの補修業者に依頼しましょう。
リノコは材料費、工事費込みの定額で壁紙の張替えを行っています。
家の壁に傷や穴が出来てしまい張替えをお悩みでしたらぜひ一度無料のお見積りを試してみませんか?
5.プロの技術で安心感と満足感を得よう!
壁紙クロスは、破損の症状が小さければ自分で補修ができますが、自信がない場合やより美しく仕上げたい場合は、プロに依頼しましょう。
プロが手がける安心感を得られます。また、壁紙が破損した原因が不明な場合、それは住宅の破損のサインかもしれません。業者に依頼すれば、そうしたことにもしっかり対応してもらえます。
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