アイランドキッチンの収納問題どう解決する?その方法と便利グッズをご紹介
2022年01月11日更新
おしゃれなアイランドキッチンにリフォームしたいと考えているけれど、アイランドキッチンだと収納が少ないのでは悩んでいる人は多いのではないでしょうか。ちょっとしたポイントを意識して工夫するだけで快適にアイランドキッチンを使うことが可能です。この記事では、アイランドキッチンに関する収納の悩みを解決する方法や便利なグッズについて紹介します。
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1.アイランドキッチンの動線と理想の配置
キッチンで仕事をしやすい動線を考える際には
キッチンのワークトライアングルを意識することが大事です。
ワークトライアングルとは、キッチンまわりで主に使用することが多い
・シンク
・コンロ
・冷蔵庫
の3つを線で結んだときにできるエリアのことです。それぞれが遠すぎると作業が不便になり、また逆に近すぎても窮屈に感じます。一般的に理想とされる位置関係は
3つの作業ポイントを結ぶ線の合計が6m以下で収まっている状態
3つ以外との作業ポイントとの距離は90cm程度
が理想的とされています。
さらに、アイランドキッチンの場合は快適に料理などの作業を行うためには周辺に120cm程度の空間が必要です。
食品や食器なども、これらのワークトライアングル内に収納するようにすると効率的で快適な動線が実現できます。さらに、食品は冷蔵庫に収納する順番も大事です。冷蔵庫の近くにワークトップがあれば、買ってきた食品をまずそこに置くことができるので便利です。
2.コンロ下や背面収納を最大限に活用する
アイランドキッチンの主な収納スペースがコンロ下周辺です。この部分を最大限に活用することがまず重要なポイントになります。
コンロ下
鍋やフライパン、まな板、ザルといった大きな調理器具を収納していきます。ここは最初からスペースを小分けにするのではなくある程度広い空間として確保しておき、適切な位置にフライパンスタンドなどを置いて仕切るほうが便利です。
スペースが余れば、油や米といったかさばる食材もここに収納しましょう。
コンロ下の横
上記以外のキッチンツールや、調味料を収納する場所として活用します。収納するものの大きさや高さに合わせて、浅い引き出し、多少深さのある引き出し、深い引き出しと3種類くらいのスペースを作っておくと良いでしょう。
浅い引き出し
お玉や菜箸、木べらといった横に置くものを収納していきます。
多少深さのある引き出し
砂糖や塩、小麦粉やだしパックなどの調味料を入れましょう。このとき、フレッシュロックなどに詰め替えて収納するとスペース効率が良く、さらに蓋の部分に中身を書いたシールを貼っておくと引き出しを開けただけであるものが一覧できます。
深い引き出し
醤油や日本酒、みりんといった高さのある調味料のための収納場所です。自分で設計する場合は、市販されている調味料の一般的な高さを調べたうえで確実に収納できるサイズにしておきましょう。
シンク下周辺に収まらないもの
シンク下周辺に収まらないものは、キッチン背面の壁にオープン式の棚を取り付ける、または引き出し付きの食器棚を壁にくっつけて設置し、その中に収納すると良いでしょう。
食器の数にもよりますが、できるだけ背の低い食器棚を選ぶとアイランドキッチンの解放感が損なわれずに済みます。棚には、普段使っているものではなく来客用のおしゃれな皿やガラスコップなどを置くようにするとインテリアとしての演出もできます。
棚のスペースに余裕があれば、端に小さな観葉植物や飾り用の小物を置いたりすると、さらにカフェのようなおしゃれな雰囲気に近づけられるでしょう。
3.アイランドキッチンをスッキリとおしゃれに見せる収納グッズ
アイランドキッチンは、リビングに近い分、来客などの目につきやすくなります。特にキッチントップが常にごちゃごちゃしているという状態は避けましょう。アイランドキッチンならではのおしゃれな雰囲気を保つためには、すっきりと見える収納術が重要です。
そのためには、収納を工夫するだけでなく片付けの手助けになり、さらにおしゃれに見える便利なグッズを活用すると良いでしょう。つまり、おしゃれなグッズを活用して、あえて収納を見せてしまうという方法です。
見せる収納
たとえば、キッチンのイメージに合わせて、陶器や幾何学模様のもの、キッチンらしさの少ないブラックなど収納用のキャニスターを置くという方法があります。大きさの違うキャニスターを複数用意して、フォークやスプーンなどの食器や泡だて器などの小さめの調理器具を立てて収納するとおしゃれに見えます。
ほかにも、木製の収納容器に木製の食器を収納することでセットのように見せるという方法も人気です。また、コンロ回りにできるちょっとした隙間を利用して、そのサイズに合った収納容器を選ぶと、効率的な収納が可能です。
このようにいくつかの収納アイテムを置く場合には、キッチンツールも含めて統一感を持たせることが大事です。素材や色、雰囲気を合わせるとまとまりが出ておしゃれに見えます。
キッチンの一角にインテリア性を重視した小さな棚を設置して、小物を飾るように塩や砂糖が入った小さな瓶を並べておくのも良いでしょう。
吊るす収納
キッチンカウンターが狭く、収納アイテムを置くスペースがない場合は、背面の壁などに吊るすという方法もあります。
設置したキッチンツールバーにS字フックを取り付けて、お玉やトング、フライ返しなどのキッチンツールを吊るしていきましょう。このときに赤や水色、水玉模様などの華やかなキッチンツールを選ぶと見た目にも楽しくなります。あるいは、フックからキッチンツールまですべて黒のモノトーンや木製で統一するのもおしゃれです。
自身が目指したい、雰囲気に合ったアイテムを選びましょう。
4.キレイに見せて、楽しい家事ライフを
アイランドキッチンには、キッチン周辺に収納スペースを設けづらいという面がありますが、使えるスペースを効率的に活用することで上手く片付けられます。また、おしゃれなキッチンツールを選び、見せる収納や飾るように吊るす収納を楽しむのもひとつです。
毎日使うキッチンには、何かと物が増えていきやすいものです。どうしても収納しきれないものは、本当に使うものかどうかを吟味したうえで、断捨離する勇気も必要です。
アイランドキッチンの良さはおしゃれで開放的な空間で家事ができることです。メリットを生かして、快適なキッチンで家事を楽しみましょう。
リノコでは事前に工事費を総額で見積もることが出来ます。
キッチンのリフォームをお考えならぜひ一度お見積りを。
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