洗面台のリフォームなら抑えておきたい!9つの代表的なメーカーをご紹介
2022年06月24日更新
洗面台のリフォームを考えているのであれば、まずは各メーカーの特徴を知っておくことが大切です。デザインや見た目だけでなく、使いやすさや掃除のしやすさなど多方面から洗面台の特徴をチェックしていきましょう。そうすることで、洗面台のリフォームをスムーズに進めることができます。この記事では、代表的な9つのメーカーの洗面台について詳しく紹介していきます。
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- 目次
1.【メーカー1】TOTO
洗面台の下スペースには通常、配水管が通っています。そのことで、従来の洗面台にはデッドスペースが生まれていました。しかし、TOTOは独自のアイデアで配水管の形状をシンプルにし、従来のデッドスペースを収納スペースとして確保できるようにしたのです。
それが奥ひろ収納「奥ひろし」です。
洗面台をスキンケアの時間などに利用したい場合は、足元オープンタイプを選びましょう。洗面台下にスペースが設けられているため、椅子を置いて座ることができます。
洗面台には、髪の毛や泡がたまりがちですが、TOTOのすべり台ボウルだと、水がたまりにくく排水口へ流れやすい設計になっています。
らくポイヘアキャッチャーが排水口部分に設置されているため、受け皿を取り出してそのまま髪の毛などをゴミ箱へ捨てることができます。そのため、簡単なお手入れで清潔な状態をキープできる洗面台となっています。
2.【メーカー2】Panasonic
デザイン性を重視したい人には、Panasonicが人気です。
パナソニックの洗面台は、床との間に空間が設けられたフロートタイプです。リゾートホテルのようなモダンな雰囲気を演出することができ、洗面所を明るくすっきりとした印象へと変えることができます。また、有名雑貨ブランドとコラボレーションしたデザインもあり、自分の好みや洗面所の雰囲気に合ったものを見つけやすくなっています。
特に、シーライン(C-Line)というシリーズには、サイズバリエーションが豊富です。
シーラインは、女性の使いやすさと子育てのしやすさをコンセプトにしておりツインラインLEDを採用しています。
一般的な照明は、上方向から照らすものでしたが、ツインラインLEDは両側からも照らすようになっています。そのため、影ができず手元も明るいので、メイクや身だしなみのチェックに最適です。
またミドルミラーを組み込むことで、低い位置でも鏡を使えるため、小さなお子さんも台に乗る必要がありません。椅子に座ってメイクをするのにもちょうどよい高さです。
3.【メーカー3】LIXIL
LIXILの洗面台は、女性に人気の高いデザインが豊富で、お手入れのしやすさにも定評があります。
新てまなし排水口は、LIXILの代表的な機能といっても過言ではありません。排水口の底部分にあった凹凸をなくし、コンパクトなデザインになっています。そのため、スポンジでさっと拭くだけでお掃除が完了するのです。
水栓にもいくつものこだわりが詰まっています。最高ランクであるルミシスにはルミナスサインという機能が搭載されています。
これは、吐水されている水温を感知して、水栓部分の色が変わるというものです。30℃以下だと水色、45度以上だと赤色、その中間温度だと黄色になります。瞬時に適温かどうかを視覚的に判断できるため、忙しい時間帯のストレス軽減につながるでしょう。
また、L.C.にはキレイアップ水栓が搭載されており、上から水が出るようになっています。
そのため、水栓回りに水がたまらずお掃除の手間も省けて衛生的に利用することができるます。そして、もっとも水栓で注目したいポイントが「即湯水栓」という機能です。事前に設定しておくと、ハンドルをひねってすぐにお湯が出てきます。特に冬場はお湯が出るまでの時間を短縮することができ、非常に便利です。
LIXILの洗面台はいくつかのシリーズが展開されていますが、なかでもリフラは奥行き37cmとコンパクトな設計となっています。そのため、廊下の突き当たりなどちょっとしたスペースにも設置することが可能です。
コンパクトでありながらも、機能的でおしゃれなデザインなので、狭い洗面所のリフォームにも向いているといえるでしょう。
4.【メーカー4】クリナップ
クリナップの洗面台は、腰への負担を軽減するために、一般的な製品よりも10cmほど高く設計されています。その結果、成人女性の11%、成人男性の22%もの人が腰への負担が軽減されたと実感しています。毎日使用する設備だからこその有意義な工夫です。
また、衛生管理がしやすいという特徴もあります。クリナップの洗面ボウルに採用されているのは流レールボールとう機能です。
髪の毛などのゴミやホコリが排水口へ自然と流れるように、洗面ボウルの中央が高くなっています。その逆転の発想により、端にたまりがちだった髪の毛やホコリもしっかり排水口へと流すことができるようになりました。流レールボールは、Sシリーズで採用されている機能です。
ステンレス製のキッチンで知られるクリナップですが、洗面台もステンレスを使用しています。ステンレスは臭いや湿気、温度変化などに強いため、湿気がこもりがちな洗面所も清潔に維持することができます。きれい好きな人にはうれしいポイントといえるでしょう。
また、クリナップの洗面台は種類が豊富な点も特徴です。奥行き50cmを採用したコンパクト設計のBGAシリーズや
ペンタム樹脂素材を使ったボウルが特徴の
5.【メーカー5】タカラスタンダード
タカラスタンダードの洗面台には、ホーロー素材が使用されています。ホーローは、つややかな美しさがあり、汚れに強いのが特徴です。汚れても水拭きだけで簡単にお手入れをすることができます。
カウンターや洗面ボウルだけでなく、パネルやキャビネットのなかもすべてホーローでできており、清潔に保てるのが特徴です。また、洗面台のサイドパネルもホーローなので、好きな場所にマグネットを使って収納アイテムを設置することができます。
このマグネットを使って収納できるマグネット収納は、グッドデザイン賞も受賞したおしゃれで便利な機能です。オプションのマルチホルダーやタオルハンガーを使うと、統一感が出ます。
また、照明には高演色タイプLEDを使用しているのも特徴のひとつです。
高演色タイプLEDは、上下にムラのない縦型の照明です。シンプルなデザインは、空間に馴染みやすく、自然な顔色に見えるように照らしてくれます。そのため、メイクに最適な洗面台としておすすめです。手元も明るくなるので、つけ置き洗いや手洗いをするときに汚れの見落としを防ぐことができます。
さらに、従来の照明は鏡の上部から斜め下に向かって光を届けるものでした。そのため、顔に陰影ができがちだったのです。しかし、縦型LEDなので身長に関係なく、大人も子どもも顔に陰影ができないというメリットがあります。
6.【メーカー6】トクラス
トクラスの洗面台は、家族みんなが快適に使えるように機能性にこだわったデザインになっています。
大きな特徴は、5枚ミラーです。両サイドにWミラーを設置し、計5枚の鏡にすることで使いやすくなっています。ミラーをフラットにして全体のシルエットを確認したり、内側ミラーを合わせ鏡にしてバックやサイドのスタイルを確認したりすることができます。
また、内側ミラーを手前に引き寄せることで、より近くで鏡をチェックできるため、ひげの剃り残しやコンタクトレンズの装着などに便利です。内側ミラーを横方向に引き出すことで、2人同時に鏡を使うことも可能です。
ボウルとカウンターは、隙間や段差がない一体形状になっているため、水垢やカビなどが付着しにくいというメリットがあります。独自に開発した人工大理石を使用しており、ち密で滑らかな表面は油分や水垢を含む汚れをほとんど寄せ付けません。もし汚れてしまっても、簡単に落とすことができるのです。染毛剤などの薬品も染み込みにくい素材なので、安心して思い切り使うことができます。
また、陶器製のボウルと比べると、衝撃に強く耐久性にも優れています。長期間の使用によっても細かい傷がつくことはなく、表面がくすんでしまっても磨くだけで簡単にツヤを取り戻すことができるのです。
7.【メーカー7】ウッドワン
ウッドワンは、無垢材に特化したメーカーです。無垢は使えば使うほど深みのある色へと変化していき、味わいが増していく素材です。
しかし、隙間が生じたり、反りが出たりする心配もあります。そのようなトラブルが起きないよう耐久性のある洗面台を提供するウッドワンは、木の特性を知り尽くしているため安心して使えます。
ウッドワンの洗面台はユニットタイプとオープンタイプの2種類ですがユニットタイプの無垢の木の洗面台が代表的な商品といえるでしょう。ユニットタイプは洗面ボウルの下が収納になっており、カウンターは人工大理石とタイルのどちらかを選択できます。
一方、オープンタイプはカウンターが一枚の無垢集成材になっているのが特徴で、下にキャビネットを設置することも可能です。
ウッドワンは、デザインパーツのカスタマイズ性が高いため、好みや洗面所の雰囲気にぴったりの洗面台に仕上げることができます。
素材はオーク・メープル・ニュージーパイン・ウォールナットの4種類から選ぶことができるほか、水栓やボウル、カウンター、取っ手など細かい部分までカスタマイズが可能です。
8.【メーカー8】エポック
エポックは、トクラスの洗面台のなかでもベーシックなタイプです。導線に配慮し、コンパクトな形状になっています。
ボウルとカウンターは人工大理石でつくられているため、皮脂や石鹸などの汚れがつきにくくお手入れが楽です。ボウルとカウンターの間に継ぎ目がないので、隙間に生えるカビを気にする必要もありません。壁側はハイバックガードになっているので、水が周囲に飛び散る心配もないのです。
壁出し水栓は、ホースが内蔵されており、引き出して自由に動かすことができます。そのため、洗髪や花瓶の水入れ、洗面台の清掃にも重宝します。
水栓の取り付けは壁に対して垂直なので、水や汚れがボウルに流れやすくなっており、水栓まわりのカビやヌメリ防止にも役立ちます。
9.【メーカー9】ニトリ
ニトリでは、ベーシック洗面台を6種類、デザイン洗面台を3種類取り扱っています。
リフォーム用の商品なので、サイズがリフォームに適しているのが魅力です。もっともコンパクトなものだと、幅60cm、奥行き54cmというサイズなので、ちょっとしたスペースにも無理なく設置することができます。サイズだけでなく、デザインや機能性もそれぞれの種類によって大きく異なります。たとえば
洗面化粧台(DWタイプ)の場合、キャビネット収納の下段はワゴンタイプになっています。
そのため、座って化粧をしたり、ゆっくりスキンケアをしたりすることもできるでしょう。陶器の5倍もの強度を誇る人工大理石ボウルを採用しているため、割れにくく長く愛用できるのも特徴です。
また、磁力で排水栓を開閉する底まで手間なし排水口は底までまっすぐで凹凸がないため、掃除がしやすく清潔に保てます。
ミラー部分が独立して壁掛けになっているおしゃれなデザインの洗面台もあり、幅広いタイプが揃っているメーカーです。
10.理想的な洗面台選びを!
洗面台を販売しているメーカーは数多くあります。そのため、無計画に洗面台選びをするのは得策ではありません。
それぞれのメーカーによって強みや特徴は異なるため、まずはそれぞれの特徴を把握しておくことが洗面台選びの第一歩といえるでしょう。そのうえで、生活スタイルやデザインの好みなどの観点から、いくつかのメーカーに絞り、比較しながら自分にとって理想的な洗面台を探しましょう。
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