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DIYでフローリングを張替えるための手順と費用を解説!

2023年07月07日更新

フローリングのリフォームを考える理由は様々です。
・畳敷きの和室を洋室に改装したい。
・フローリングそのものが傷んできた。
・無垢フローリングへと張り替えたい。

上記以外にも色々と理由がある中で、一度は「DIYでできるんじゃないの?」と思ったことがある方も多いのではないのでしょうか。結論から言うと、フローリングの張替えをDIYで行うことは可能です。このページでは、普段から趣味としてDIYを行っている方はもちろん、フローロング張替えがDIYデビューという初心者の方でも問題なく、リフォームしていただけるように手順や費用をわかりやすく解説していきます。ただし、きちんとした手順を踏まえてDIYを行わなければ、思わぬ失敗につながってしまいます。DIYをするには自信がない、時間的に余裕がない、リフォームを検討してみたいという方がいれば、ぜひ一度リノコにお問い合わせいただければと思います。

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目次
  1. フローリングのDIYに必要な工具・材料
  2. リフォームを依頼した際のフローリング張替えにかかる費用
  3. フローリングをDIYで張替える方法
  4. もっと手軽に張り替えたい!そんなときには
  5. プロへの依頼も考えてみては?

1.フローリングのDIYに必要な工具・材料

DIYに必要な工具
DIYに必要な工具

まずは、みなさんが気になるDIYに必要な工具と費用をわかりやすく表にまとめてご紹介します。
ここでは、フローリングへとDIYをするにあたって必要な工具と材料にかかる費用を紹介します。
すでに工具を持っている方は、張替えに必要な材料のみをご用意ください。



1:DIYに必要な工具

まずは、必須となる工具をご紹介します。

名称
用途 値段(目安)
丸ノコギリ フローリングの切断 ¥10,000~¥20,000
電動ドライバー ネジ締め ¥3,000~¥5,000
玄翁(ハンマー) 釘打ち ¥1,000~¥3,000
サシガネ 長さの測定、印付け ¥500~¥2,500
ポンチ 釘の打ち込み ¥500~¥1,000
メジャー 材料の長さ測定 ¥1,000~¥1,500
カッター フローリング材の微調整等 ¥500~¥1,000
木製ハンマー フローリング材のはめ込み ¥500~¥1,000

合計金額の目安は、およそ2万円弱~4万円ほどです。

次にあると便利な工具をご紹介します。
フローリング張替えだけではなく、様々な用途にお使いいただけるので、DIYを趣味にしたい方は、揃えておいてみてはいかがでしょうか。

名称
用途 値段(目安)
ノコギリ フローリングの切断 ¥1,000~¥1,500
墨つぼ 切断位置の印付け ¥1,000~¥2,000
カンナ フローリングの微調整 ¥1,000~¥4,000
ノミ フローリングの微調整 ¥1,000~¥4,000

すべてを揃えると、2万円強~5万円程度にになります。
あくまで目安の金額にはなりますが、参考にしていただければと思います。

2:DIYに必要な材料


次に、フローリングDIYに必須であるフローリング材や関連する部材について、かかる費用について解説していきます。

例として挙げているのは、8畳の和室を畳からフローリングに張替える場合です。

材料名
用途 値段(目安)
断熱材 下地の厚さ調整と部屋の保温 ¥1,000×8=¥8,000
合板(ベニヤ板) フローリングの下地として ¥1,500×8=¥12,000
フローリング材 フローリング本体 ¥10,000~¥70,000
カクシ釘 フローリングの固定に ¥1,000~¥1,500
フロア釘 フローリングの固定に ¥1,000~¥1,500
電動ドライバー用木ネジ フローリングの固定に ¥1,000~¥1,500

目安の金額としては、3万円強~10万円ほどになります。

フローリング材によって、値段が大きく変動します。フローリング材は、大きく合板フローリングと無垢フローリングに分かれます。
この2つの素材のどちらを選ぶかによって、値段が変わってきます。

合板(複合)フローリング

合板(複合)フローリングは、複数の合板を張り合わせて作ったフローリング材です。

メリット
傷や汚れに強い
様々な機能性を備えている
安価

デメリット
自然の風合いが出にくい
踏み心地が硬い

無垢フローリング

無垢フローリングは、天然の木をフローリングの形に切り出したものです。

メリット
柔らかい手触り
木目の風合いを感じることができる

デメリット
天然由来の素材の為、メンテナンス性が低い
高価

関連ページ:複合(合板)フローリングと無垢フローリングの違いって?

参考:フローリング素材の種類

フローリングは合板と無垢以外にも、樹種によっても分けることができます。
それぞのれ特長と質感を把握してDIYを行いましょう。

床の素材一覧
ヨーロピアンオーク・ナラ・タモ・クルミ・クリ


ヨーロピアンオーク
明るい雰囲気が特長的なナラ科のフローリングで、耐久性と耐水性に優れています。
塗装の仕上げ方次第で見え方が変わるので、同じヨーロピアンオークでも、雰囲気の異なるものは多くあります。

ナラ
ヨーロピアンオークよりも落ち着いたムードを持っています。
比較的どのような部屋でも合わせやすく、人気の高い素材です。

タモ
年輪がはっきり見えるという特長がある素材で、耐久性には定評があります。
年輪があることでカントリー調の部屋にもぴったり合うと思います。

クルミ
ナチュラルな雰囲気が出るフローリング素材です。
自然好きな人が選びたくなる一品です。

クリ
素朴な雰囲気がある素材で、渋めの部屋にはぴったりです。
使えば使うほど味が出るのがクリの魅力です。
タモ、クルミ、クリは、木の素材の良さを存分に味わえることから根強い人気があります。

床の素材一覧
赤松・キリ・ヒノキ・ウォールナット・ローズウッド

赤松
触り心地がよく、温かみがあるのが特長です。クッション性もあるので、小さな子供がいる家庭には特にお勧めです。

キリ
赤松同様にクッション性のある素材です。調温効果と断熱性が高いため、体温調整が難しい高齢者の部屋に使用すると、最大限効果を発揮するでしょう。

ヒノキ
フローリング材以外にも、香りで住人を楽しませてくれる素材です。ピンクがかった色味がかわいらしく、子供や女性を中心に人気を博しています。

ウォールナット
高級感のある素材を探しているなら、ウォールナットがお勧めです。濃い色が特長のこの素材は、アジアンテイストが強く、シックでモダンなムードを漂わせています。

ローズウッド
美しさが抜群で、高級感ある気品を持っている素材です。耐久性も高く、資金に余裕があるなら、ローズウッドを選びたいという人も多い人気の素材です。

上記のように、フローリング材には様々な種類があり、特長も異なってきます。
赤松やキリは、柔らかく歩いても足腰にあまり負担がかからない素材です。その反面、傷つきやすく劣化が早いという側面があります。

ウォールナットやローズウッドは、フローリングにはとても良い素材です。しかしながら、値段が高めのため、広い部屋に使用する場合は、予算との兼ね合いが重要になってきます。部屋の大きさとフローリングの値段はしっかりと検討する必要があるでしょう。

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2.リフォームを依頼した際のフローリング張替えにかかる費用

DIYにかかる費用は工具・材料の購入代


「1.フローリングのDIYに必要な工具・材料とかかる費用」にてご説明をしましたが、最低限必要な工具だけで、素材に拘らなければ、約5万円ほどから。
良い工具や素材に拘れば、約15万円ほど費用がかかってきます。

また、その他に、剥がした畳など廃材の処分費用も約1万円ほどは考えておく必要があります。

かかる費用の目安としては以上になります。
あとは、自分自身の時間の確保と努力が必要になってきます。
例えば床の上に荷物が乗っていては、フローリングの張替えはできません。
また、床の張替えにかかる日数も広さによりますが、1日で終わるとは限りません。
お仕事をされている方は、荷物の移動先を確保しながら、
荷物の移動を行う必要があり、かつ工期が数日かかる点も念頭に置いて、DIYに臨む必要があるでしょう。



リノコに依頼した場合のフローリング張替え料金表


畳からフローリングに新規張替えを依頼した際の参考料金です。

帖数/張り面積
張替え費用(税込)
6帖/9.72m²まで 総額 171,800円
8帖/12.96m²まで 総額 228,800円
10帖/16.2m²まで 総額 285,800円

畳みからフローリングに張替える場合は、下地の調整に必要な工事が発生するため、追加の費用が発生します。
工具や素材に拘っても最大15万円程度でDIYをすることができると考えれば、費用はかなり抑えることが可能です。
ただし、失敗のリスクなども考慮し、リフォーム会社への依頼も視野に入れる場合は、下記の床材張り替えリフォーム料金表を参考にしてみてください。

床材張り替えリフォーム料金表

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3.フローリングをDIYで張替える方法

工具と材料を揃えれば、いよいよフローリングへの張替えです。
畳をフローリングへと張替える際の手順を例として、解説させていただきます。

施工方法はいくつかありますが、今回は”断熱材”と”合板”を下地に使う方法をご紹介します。


1:畳を剥がす

畳を撤去
畳を剥がし、床を掃除、採寸します。

1-1:床剥がし


畳を剥がす時は、畳と畳の間にノミやマイナスドライバーを入れて持ち上げてください。
この時にホコリが舞うので、マスクの着用は必須です。
参考:剥がした畳1枚ごとの処分費用に¥1,000~¥2,000が発生します。



1-2:掃除・採寸


畳を剥がし終わったら、細かいホコリやゴミを掃除します。
万が一カビが発生していたら、消毒用エタノールを散布し、ブラシでこすり落とすなどしてきれいにしておきましょう。
その後、部屋のサイズやフローリングの厚みを正確に採寸します。
この時に、床下の太い角材である根太の位置にしっかりと印をつけておきます。

2:下地作り

2-1:断熱材を敷き詰める

掃除と採寸が終わったら、下地作りです。
まずは断熱材を1枚ずつ敷き詰めます。
その後、柱を含む部屋の形に合わせて切って敷き詰めます。
断熱材に乗って作業をする時は、必ずベニヤ板を敷いて、その上から乗りましょう。
そうしないと、断熱材の一部だけがへこんでしまいます。

2-2:ベニヤ板を張る

フローリングの仮敷き詰め
板を敷き詰めてます

先ほど敷き詰めた断熱材の上に、ベニヤ板を並べます。この時に、断熱材の継ぎ目とベニヤ板の継ぎ目が重ならないようにしましょう。
その後は、鉛筆、墨つぼを使って目印をつけて、部屋の形に合わせて丸ノコでベニヤ板を切断します。
べニヤ板を敷き詰めることができたら、先ほど矢印をつけておいた根太の位置に、30センチ間隔で木ネジを打ち込んでしっかりと固定します。
フローリング材にネジの頭が当たらないようにしっかりとネジを締めましょう。

3:いざ!フローリング張り替え

3-1:フローリングの基本的な張り方

フローリング材の張り方図説
継ぎ目が交互になるように

下地が出来上がった、いよいよフローリングの張替えです。
基本的には、フローリングは以下の図のように、継ぎ目が互い違いになるように配置します。

フローリング材のはめ方の図
凹凸を噛み合わせましょう。

張替える際には、フローリング材のでっぱり部分(凸サネ)とへこみ部分(凹サネ)をはめ込むようにします。
床鳴りやきしみを防ぐためにも、1列ずつしっかりと釘とポンドを使って固定しましょう。

3-2:フローリング材の切断

先ほどの図に示したように、フローリング材は継ぎ目が交互になるように張替えます。
そのため、①と③の位置に置くフローリング材は、半分の長さに切断する必要があります。
まずは、実際にお部屋にフローリング材を仮置きしてみて、何枚の材料を切断する必要があるのか確認を行いましょう。

【フローリング材の切断手順】
・2~3枚を重ねて切る
・凸サネと凹サネを嵌めてから切る

2通りの方法があります。
どちらを選択するにしても、端を揃えて真ん中に印をつけて、丸ノコギリで切断します。

3-3:1列目を張る

フローリング材を張り替える様子
1列ずつしっかりと

フローリング材を切断したら、まずは1列目を張ります。
「☑ 3-1:フローリングの基本的な張り方」で示した図の①、②、③のフローリングを張ります。
フローリング材は、壁側に凹サネを向けておくのが基本です。

1列目に置く板は、凹サネを1cmほど丸ノコで切断しましょう。
凹サネを整えたら、①、②のフローリング材を並べ、必ず当て木をしてサネをはめ込みます。
この時に、まっすぐ並ぶか確認することを忘れないようにしましょう。

次に、③のフローリング材を置く場所を採寸し、③の板に目印をつけて切断します。

その後、①、②、③の3枚のフローリング材がきちんとはまるか確認をしたら、下地に木工用ボンドを塗り、サネをはめ込んだまま3枚のフローリング材をまとめて置きます。

最後に、フローリング材の凸サネにフロア釘を斜めに打ち込み、ポンチを使用してしっかりと叩き込んで1列目は完了です。

※1列目がずれてしまった場合は、2~3㎜のズレであればカンナを用いて凹サネ側を削ります。
それ以上のズレならば、丸ノコで切り落としましょう。
※柱などの出っ張りが1列目にある場合は、ノコギリで出っ張りの分だけ
切れ目を入れて、表面にカッターで切り込みを入れたうえで、ノミで彫り込みましょう。

3-4:2列目以降を張る

次に2列目の④、⑤のフローリング材を張ります。
まずは④をはめ込み、残った床のスペースを採寸します。

採寸ができたら⑤を測った大きさに合わせて切断し、1列目と同じようにボンドと釘を使って固定します。

以降はこの方法で最終列の1つ手前の列まで張っていきます。
最終列の1つ手前は固定せず、仮置きしておきます。

※フローリング材がぴったり収まらない時は、カンナやサンドペーパーを使って削りましょう。無理にはめ込むと床鳴りやきしみの原因となります。

3-5:最終列を張る

最終列のフローリング材を張る前に残りの床面とフローリング材の幅を合わせて切っておきましょう。
幅を合わせることができたら1つ手前の列と合わせて仮置きし、収まり具合を確認します。

仮置きして問題なく収まれば下地に接着剤を塗り、最終列とその手前の列の2列分のフローリング材をはめ込み、浮き上がった部分に体重をかけてぴったりと張り付けます。
もしこの時、隅の部分が浮いていれば、当て木をして木槌で叩きましょう。

最後にカクシ釘を最終列のフローリング材へと40cm間隔で打ち込み、釘頭の処理をすれば完成です!

参考

DIYをするのか、プロの職人に床の張替えを依頼するのかお悩みの方は、リノコの床材張替えリフォーム料金表をご覧ください。

床材張り替えリフォーム料金表

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4.もっと手軽に張り替えたい!そんなときには

ここまでで、DIYによりフローロング張替えに必要な材料や費用、手順をご紹介してきました。
いかがでしたでしょうか?
ご自身でできそうだという方もいれば、結構難しそうだな、時間がかかるな、と感じられた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

ご安心ください。本格的に張替えを行わなくても、お部屋の雰囲気を変える便利なグッズがあります!

置くだけor張るだけでフローリング風の床に

フロアタイルと呼ばれる商品は床に張ったり、接着剤で固定するだけでお部屋をフローリング風に変えることができます。
もちろん、木材を使っているわけではないので、肌触りまで再現できるわけではありませんが。

・キズに強い
・プリントなので様々な柄がある
・失敗した時も剥がしやすい

上記のようなメリットがあります。

確かに簡単だけれども・・・

フロアタイルを使ったリフォームは、確かに簡単です。「木の感触が欲しい!」という方以外には最適なように思えるかもしれません。

しかし、畳の上にフロアタイルを張るリフォームはおすすめしません。
なぜなら、フロアタイルの下は湿度が高くなり、カビが発生しやすくなるからです。
カビが発生した状態では、衛生的にはもちろん、心理的にもあまりいい気分ではないですよね。

また、フロアタイルは現在の床の上に直接乗せるようにして張るため、床が少しだけ高くなります。
そのため、ドアを開閉する時に擦れてしまうこともあります。

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5.プロへの依頼も考えてみては?

このページをご覧の方は、「フローリングをDIYで張替えたい!」という思いも持っている方だと思います。

しかし、「できることであれば、できるだけ安くフローリングを張り替えたい。」という、別に自分で絶対に張り替える必要はない、という方もいるはずです。

もちろん、全ての工程を完璧にできるのであれば、DIYでフローリングに張り替えたほうが費用は安く抑えることができます。

しかし、工具をいちから揃えて、材料を買ってきて、下地を剥がして、材料を切って・・・などの手間や、万が一失敗してしまい、やり直しをしなければならなくなってしまった時のことを考えれば、最初からプロに頼んでみるのも一つの選択肢ではないでしょうか。

ここでは、フローリングのDIYリフォームにありがちな失敗をご紹介するとともに、プロに頼むメリットも解説します。

DIYをすること決めて始めてみたものの・・・

DIYを始めたものの。。。
DIYを始めたものの。。。

意気込んでDIYでのフローリング張替えを始めてみたはいいものの、途中で予想外の作業が発生してしまい、結局プロに頼むことになるパターンも考えられます。
例えば、現状の床材を剥がしてみたら、下地が予想以上に傷んでいてどうすればいいのかわからない・・・などです。
剥がすだけでも一苦労なのに、そこから傷んだ下地の処理を考えると、想像以上の時間と労力がかかってしまいます。
また、形が特殊なお部屋はフローロング材の採寸や切断をしようとした時にうまく行かない、ということもあり得ます。

なんとか完成!

完成したものの。。。
完成したものの。。。

大変だったけれど、なんとかDIYでフローリング材へと張り替えることができた!という方でも、下地処理が不十分だと以下のリスクがあります。

・張替え前よりもきしみ音が頻繁にするようになった
・床が浮いた感じがする

上記のようなことを感じることがあります。
せっかく張り替えたのに、またすぐに不調が出てやり直し、なんてことになったら目も当てられません。

却って高くなってしまった

当たり前ですが、DIYのための工具や材料を買い集めた後に、プロに依頼を行うと費用はその分余計にかかってしまいます。

また、とりあえずDIYで張り替えたけれども、床がきしむなどのトラブルが起こり、もう一度張替え直しなどの事態になってしまった場合でも、最初からプロへ依頼するのと同等、もしくはそれ以上の費用がかかることもあります。

床暖房は必ずプロへ

DIYでフローリングを張替えたいという人は多いかもしれませんが、床暖房へのリフォームであれば、DIYではなくプロに依頼することが無難です。

床下から部屋を暖める仕組みになっているので、フローリング材が直接熱の影響を受けます。

温度変化が激しいと、木はその性質上、大きく形が変化してしまうので、膨張や収縮に強いフローリングを導入する必要があります。

一度床が反ったり歪んだりし始めると、その動きを止めることは大変難しく、最悪の場合はせっかく自分で張った思い入れが深いフローリングをすべて剥がして取り替えなければならなくなるかもしれません。

フローリングは足元に影響するという性質上、反りが上がるとつまずく危険性があり、家族の生活に影響を与えます。

また、床下に温水パイプが張り巡らされているタイプでは、下手に自分たちでフローリングを敷いてしまうと、DIYの最中に温水パイプを傷つけたり、パイプとフローリングの距離の調節を誤り、床暖房の恩恵が受けられなかったりすることも考えられます。

床暖房を導入するなら、自分たちでなんでもしようとは思わず、プロの手を借りるようにするのが賢明です。

DIYとリノコの比較

最後になりますが、リノコでフローリングの張替えを行った場合と、DIYで行う場合の費用などを比較してみようと思います。

まずDIYについてですが、8畳の部屋の張替えを考えた場合、標準的な道具や材料を購入したとすると、おおよそ90,000円に加えてゴミ処理などの費用がかかります。

次にリノコの場合は、材料費や工事費、工事保証費用などすべてコミコミで総額228,800円~でリフォームすることが可能です。

DIYによるフローリングリフォームをお考えの方や、途中までDIYしたけど、という方も一度リノコにお問い合わせしてみてはいかがでしょうか?

リノコでは、現地の下見からお見積りの作成まで、無料で承っております。



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