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デッドスペースを有効活用する屋根裏リフォームの基礎知識

2022年01月19日更新

皆さんは屋根裏部屋と聞いてどんなイメージを抱くでしょうか。人によってはネズミが出るような薄暗い部屋を想像するかもしれません。しかし、現代のリフォーム技術をもってすれば、屋根裏も立派な部屋に生まれ変わります。今回の記事では屋根裏リフォームの基礎知識をご紹介します。

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目次
  1. 屋根裏リフォームはなぜ人気?
  2. 収納にするのか部屋にするのかで費用は違う
  3. 屋根裏では断熱材はとても重要
  4. 屋根裏リフォームをする際の注意点
  5. 気を付けないと屋根裏も固定資産税の対象に?
  6. まとめ

1.屋根裏リフォームはなぜ人気?

もともと屋根裏は物置として利用されることも多いですが、室内と同じような気温や湿度になるように設計されていないため、気温の変化や湿気に弱いものを置く場所としては適していません。また、床の補強はされていないのが一般的なので、重量が大きいと床が抜けてしまう危険性もあります。

リフォームによってこういった屋根裏の欠点を補うことで、湿気に弱い衣類などを置くこともできますし、もっと住みやすくすれば部屋として使うこともできます。利用できる空間が増えるということが屋根裏リフォームの人気の理由です。

では、具体的にどのような活用方法があるのでしょうか。最もリフォームに手間のかからない活用方法は物置です。ひな人形やクリスマスツリーなどの年に一度しか使わない物、スキー板やサーフボードといった季節物、今は使っていないが将来的に使う可能性のある物など、1年のうちのほとんどで使わない物は置き場所に困ります。

1シーズンしか使わないものは屋根裏へ

そういった物を置いておくのは屋根裏が最適です。頻繁に使う物を一々屋根裏に取りに行くのは大変ですが、たまにしか使わない物ならさほど手間にはなりません。
他にも、衣類がたくさんあってクローゼットが埋まってしまったという方は、ウォークインクローゼットとしても活用できます。

衣類はコートから靴や帽子などの小物までサイズがさまざまですから、普通のウォークインクローゼットだとデッドスペースを生まないようにするには収納に工夫が必要です。しかし、屋根裏なら屋根の傾斜に沿って天井が低くなるので、大きいものは天井が高いところに、小物は低いところに収納すれば見た目もきれいに収納できます。

ただし、衣類は湿気に弱いので物置よりはリフォームにコストがかかります。快適に過ごせるようにリフォームすれば部屋として使うこともできます。秘密基地のような空間は、子どもだけでなく大人も遊び心を掻き立てられるでしょう。必要な工事は多いですが、増築するよりは安く済むケースがほとんどです。

子ども部屋が足りない、趣味に使う空間が欲しいなど、小さい部屋を必要とする場合に屋根裏部屋が活躍します。そんなに収納は必要ないという方は、屋根裏の床を一部分だけ残してあとは取っ払ってロフトにすることもできますし、逆にもっと収納スペースが欲しいという方は、増し床工事によって屋根裏収納を広くすることもできます。

増し床工事とは、屋根裏にある屋根を支えるための柱を取り除いて使える空間を広くする工事のことです。このように、屋根裏はリフォーム次第で収納や部屋、ロフトなどさまざまな用途に利用できます。

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2.収納にするのか部屋にするのかで費用は違う

屋根裏リフォームは基本工事とオプション工事に分かれています。天井を開口してはしごや階段を取り付け、屋根裏部屋の床をフローリングやボードで施工するのが基本工事です。オプション工事はリフォーム業者によってさまざまなので、一般的なオプション工事の例を挙げます。

階段

はしごは上るのが大変ですし落下の危険性もあるので、階段を取り付けることで安全性を高めます。収納として利用する場合は、階段なら一人でも大きなものを運べるので便利です。

開口手すり(開口部分の3方向を囲むように手すりをつける)

落下防止用の手すりを付けます。特に屋根裏を子どもの遊び場として使用するなら、開口手すりを取り付けた方が良いでしょう。

換気扇、窓

暗く湿気が溜まりやすい場合は通気を良くしよう

屋根裏には換気扇や窓が付いていないことが多く、湿気がたまりやすくなっています。そのままではカビが生える可能性がありますし、冬場は結露でびしょびしょになるかもしれません。湿気に弱い食料や衣類、カビの生えやすい木製の家具などはそのまま置いておくとダメになってしまうでしょう。

換気扇や窓を設置することで湿気を逃がせるようになります。収納として利用するなら換気扇だけでも十分ですが、部屋として使うなら日光を取り入れられる窓の方が快適に過ごせるでしょう。

電灯、コンセント

部屋にするなら必要になってくるコンセント

部屋として利用するなら必須です。収納の場合でも細かいものを置くなら電灯があったほうが便利でしょう。

エアコン

温度調整をするにはエアコン

断熱工事をしたとしても屋根裏は天井に近く、他の部屋よりは温度が変化しやすいので温度を調節するのに役立ちます。

断熱工事

収納スペースにするなら断熱工事をしないケースもありますが、部屋にするなら必要です。収納の場合でも気温の変化や湿気に弱い物を置くならしたほうが良いでしょう。

収納として利用するだけなら、入り口を設置して人が歩いても大丈夫なように床を補強する工事だけで十分ですが、部屋として使うなら、さらに照明を設置したり断熱工事をしたりする必要があります。特に費用が高いのが断熱工事で、部屋として使う場合はこの断熱工事が費用の大部分を占めます。

収納なら断熱工事をしなければ費用を抑えられますが、部屋にするなら断熱工事が必須、という違いからリフォームの費用が大きく異なります。

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3.屋根裏では断熱材はとても重要

屋根は太陽にさらされている分、外壁よりも温度が上昇しやすくなっています。夏場は屋根の表面温度が70度を超えることも珍しくなく、屋根裏もかなりの高温になりますし、冬場は外壁と屋根の温度差は大したものではありませんが、それでも外気が氷点下を下回る地域なら屋根裏も同様に氷点下を下回ります。

暖寒の差が大きいため対策が必要

断熱材がないと外気と同じくらい、あるいはそれ以上に住みにくい環境になってしまうのです。さらに湿気を逃がす工夫がされていないと、夏は高温多湿、冬は結露によってカビが生えやすくなるので、収納として利用する場合も換気扇や窓が必要になるケースがあります。

機械を置いていると、内部が結露して故障してしまう可能性もあります。こういった理由から、屋根裏リフォームでは断熱工事がとても重要だといわれています。

断熱工事には、屋根の内側に断熱材を取り付ける「天井断熱」と屋根の表面に断熱塗装をする「屋根断熱」があります。屋根の表面で断熱する屋根断熱よりも、屋根の内側で断熱する天井断熱の方が冷暖房の効果がおよぶ範囲が狭くなるので、ランニングコストを抑えられます。

また、天井断熱は断熱材を厚くすれば効果が高まりますが、屋根断熱は塗装なのであまり厚くできません。つまり、屋根断熱は断熱効果の高い塗装を選ばなければならず、費用が高くなりやすいです。屋根断熱の方がデメリットが多いように思えますが、屋根断熱は内側に断熱材を付けないので屋根裏を広く使えるというメリットがあります。

屋根裏リフォームを検討している方の中には、より広い空間を確保したいと考えている人も多いでしょう。特に部屋として使うなら、屋根断熱のほうが圧迫感は少なくなります。コストが安いほうを取るか、屋根裏を広く使えるほうを取るか、用途と予算に合わせて選びましょう。

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4.屋根裏リフォームをする際の注意点

普通の部屋のリフォームと違い、屋根裏リフォームには屋根裏ならではの注意点が3つあります。

室内環境の改善

1つ目は、室内環境の改善です。先ほども書いたように、屋根裏は部屋として利用することを考えて作られているわけではないので、室温や湿度が適切に調整されておらず、断熱材を天井に張り付けたり、窓を設置したりする必要があります。

他にも、床の強度を高めたり、下の階に音が響かないように防音材を付けたり、子どもがけがをしないように出っ張っている部分に緩衝材を付けたりする工夫も必要です。リフォーム業者に依頼する際は一方的に話を進めるのではなく、相談してアイデアをもらうことをおすすめします。

屋根裏の使い勝手

2つ目は、屋根裏の使い勝手です。屋根裏を収納スペースにしようとして床を補強し、広い空間を確保しても、荷物をわざわざ上に運ぶのは疲れるものです。荷物が重い、量が多いとなおさら疲れてしまうので、そのうちに屋根裏収納を利用しなくなってしまう可能性があります。

後述するのですが、固定資産税を少なくするために固定階段を設置できないケースも多く、その場合ははしごで屋根裏に登ることになります。はしごでは運べる重量に限界があります。そこで、滑車を利用するという方法もありますが、滑車で重い物を運ぶなら落下の危険を考慮する必要があります。

利用する頻度や利用する人の体力、収納する物の重さや量などを考慮して、どれくらいのスペースが必要か、梯子にするのか階段にするのかといった設計を決める必要があり、場合によっては屋根裏以外の収納を広くしたり、固定資産税がかかることを覚悟のうえで使い勝手を良くしたりすることになるでしょう。利用目的をよく考えてからリフォームすることが大切です。

リフォームにかかるコスト

3つ目は、リフォームにかかるコストです。屋根裏リフォームは床の補強や断熱工事など、普通の部屋のリフォームには必要ない工事が含まれるので、スペースの割に費用が高くなります。他の空間を利用できないか、本当にその収納が必要かということを考えてから作らないとお金が無駄になってしまうこともあります。

本当に必要なリフォームなのか費用のことも考えて進めよう

子どもが成長したときに、他の部屋が空いていないから結局増築したということになってしまうと、初めから増築にしたほうが安く済むでしょう。子どもの部屋として使う場合は、子どもが何歳くらいまで使えるか、屋根裏部屋では狭くなってしまったときに他に空く予定の部屋はあるのかをよく考えておく必要があります。

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5.気を付けないと屋根裏も固定資産税の対象に?

実は床の面積が重要

建物の固定資産税はその建物の課税標準額を基に計算されます。課税標準額は再建築価格(その建物を現在の資材価格で立て直した場合にかかる費用)に経年劣化による補正率をかけて導かれますが、再建築価格はその建物の資材をすべて計算するのではなく、天井や床などの部分別に単位面積当たりの価格が定められています。つまり、床面積が固定資産税の計算に関わるということです。

そして、床面積は屋根裏リフォームによって変化することがあります。屋根裏として作られた空間は床面積に含まれないように設計されていることがほとんどですが、含まれない理由はある2つの条件を満たしているからで、リフォームによって条件から外れてしまうと床面積に含まれてしまいます。

その条件の1つ目は「天井高が1.4m以下であること」。2つ目は「各階において、その階に出入り口がある小屋裏物置等の床面積の合計が、その階の床面積の半分以下であること」。

1つ目の条件はわかりやすく、屋根裏の天井の一番高い部分が1.4m以下であれば問題ありません。2つ目は少しわかりにくいのですが、まず小屋裏物置等とは屋根裏以外にもロフトや床下物置など余剰空間を利用した収納を指します。

次に、その階に出入り口がある小屋裏物置等の床面積の合計とあるように、例えば2階建ての建物に屋根裏収納と2階の床下収納があった場合、両方の床面積の合計が2階の床面積を越えてはいけません。ですから、屋根裏収納の床面積だけで考えては条件から外れてしまう可能性があるのです。
また、小屋裏物置等という呼び名でも分かるように、物置、つまり収納として使われていることが前提にあります。

そもそも部屋として屋根裏を使う場合には、これらの条件に関係なく床面積に含まれることになります。どのような条件を満たしたら部屋と認識されるのかは自治体によって異なりますが、配線を引いてはいけない、外壁に物が通れる大きさの窓や換気扇を取り付けてはいけないなど、まともに部屋として機能するためには避けられない条件ばかりです。

主な条件はこの2つですが、自治体によっては他に「固定階段を設置してはいけない」などの条件を定めている場合もあります。固定資産税の対象にならないように条件をしっかり調べてからリフォームしましょう。

自治体によって違うため調べてからリフォームしましょう

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6.まとめ

屋根裏は収納やロフト、部屋などさまざまな活用方法があり、用途に合わせて必要なリフォームも異なります。特に部屋として使う場合、屋根裏の環境は住むのに適していないので、工事の種類も増えて費用もかかってしまいます。しかし、適切なリフォームをすれば、今までデッドスペースとなっていた空間がひとつの部屋として使えるのです。

子ども部屋やお父さんの趣味の部屋、もちろんただの物置としても使えます。小さな部屋ではありますが、家族がいれば使い道には困らないでしょう。用途や予算をよく考えて理想の屋根裏部屋を作りましょう。

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