リフォームの前にはご近所に挨拶を。タイミングや注意点をご紹介
2022年03月22日更新
リフォームトラブルの中でも特に多いのが、近隣住民とのトラブルです。 工事車両の駐停車や騒音が発生するリフォーム工事は、近隣住民への影響が大きく、何も知らせずにいきなりリフォームが始めてしまうと、ほんのささいな事が、大きな近隣トラブルへと発展してしまうことがあります。 そこで今回は、近隣住民とのトラブルを事前に防ぐ、リフォーム前の挨拶についてご紹介します。
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- 目次
1.リフォーム前の挨拶は工事日の"1週間前まで"に
リフォーム前の挨拶は、近隣住民の都合もありますので、工事が始まる1週間前までには済ませるようにしましょう。
忙しい方が多い平日は避け、土日の午前中に挨拶するのがお勧めです。訪問時留守の場合など、どうしても会うことが出来ない場合は、手紙を投函しておくなどの対応をとりましょう。
挨拶の際に必ず伝えておきたいのが、以下の4点です。
・リフォームの期間
・リフォームの時間、曜日
・リフォームの内容
・緊急時の連絡先(工事依頼主、リフォーム業者)
また、事前にわかる場合には、工事による大きな音がする日や、ホコリが立つ可能性のある日、リフォーム業者の車両を停める位置なども、合わせて伝えておくといいでしょう。
2.挨拶は業者任せにずに自分で出向きましょう
リフォームの挨拶はリフォーム業者も行うので、業者に任せ自分では出向かない方がいますが、その事がトラブルになる可能性もある場合もあるので、必ず挨拶に出向きましょう。
おすすめしたいのが業者より先に挨拶に回ることです。先に挨拶に回ることで、印象がよくなり、リフォーム業者も訪問営業と間違われることなくスムーズにやりとりできます。
また、住民同士では言いづらい、リフォームに対して要望、質問なども「何かあれば後から来る業者に言ってください」と一言添えて業者に任せることができ、トラブル防止になります。
3.挨拶の時に手土産は必要?
数日で終わるようなリフォームであれば挨拶だけでもいいかもしれませんが、工事期間が長い大掛かりなリフォームや、騒音が大きいなど近隣住民への影響が大きいリフォームの場合は、手土産持参での挨拶の方がいいでしょう。
手土産は菓子折り、タオル、洗剤などの日常消耗品で1000円前後のものがおすすめです。
また、リフォーム業者によっては工程表と共に粗品を用意している場合がありますので、リフォーム業者に相談するとよいでしょう。
4.住居タイプによって違う挨拶の範囲
住居のタイプによってリフォーム前の挨拶の範囲は変わります。
ここでは戸建住宅・マンションでリフォームする際の挨拶をする範囲をご紹介します。
戸建住宅は斜め向かいの住民にも忘れずに挨拶を
リフォームの規模にもよりますが、戸建住宅の挨拶の範囲は、向かい3軒、裏3軒、両隣です。特に斜め裏の家はこちらからはよく見えなくても、向こうからはよく見え、工事の影響も受ける位置ですので、忘れずに挨拶しましょう。
また、自治会のある地域では工事時間が決められている場合がありますので、事前に自治会長に確認するといいでしょう。
マンションはエレベーターや階段前の住民にも挨拶を
マンションには規約がありますので、工事日が決まったらマンションの住人に「工事の告知」を行うなど、規約に沿って対応することが基本です。
マンションにおける挨拶の範囲は、上3軒、下3件、両隣です。資材の搬出入で通るエレベーターや階段に面した部屋のお宅にも、ひと声掛けておくといいでしょう。
5.マンションリフォームは共有施設に配慮しよう
戸建住宅と違い、住民が共に使用する廊下やエレベーター、駐車場などの共有施設があるマンションのリフォームは特に配慮が必要です。
例えばエレベーターを占領してしまうことが多いリフォーム資材の搬入を、朝の通勤時間と同じ時間にしてしまう、予想以上に業者の車が多かったため駐車場が確保出来ず路上駐車両が発生してしまったなどがあります。
このようなトラブルを防ぐために、マンションにおけるリフォームではより近隣に配慮したリフォーム計画をたてるようにしましょう。
6.まとめ
リフォームの近隣挨拶を業者任せにせず、自ら余裕をもって行うことでリフォーム時の近隣トラブルを防止することができます。これからもずっと長く住む家だからこそ、ご近所付き合いは大切にしたいですよね。
工事の前に近隣の方にひと声掛ける、これがリフォーム成功への第一歩といえるでしょう。
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