子供がいても安心!破れにくく水拭き可能な次世代障子紙
2022年02月04日更新
障子は、伝統的な日本家屋でよく見られます。最近の建築でも和室では障子が使われていることがあり、今でも多くの方に愛されています。しかし、障子は木枠に和紙を張ってできたもので、簡単に破けてしまうというデメリットがあります、また、水にも弱くとても繊細です。このようにもろい障子紙の特性から、子供やペットのいる家庭では障子を破いてしまうことが多く、張替えが大変です。しかし、これらの繊細で破けやすいという障子の弱点は、ワーロンシートを利用することによって解決可能です。子供がいる家庭やペットを飼われている家庭では、ワーロンシートを利用すると障子が破られる心配がありません。一体ワーロンシートとは何なのか、その特徴や魅力についてご紹介しましょう。
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1.耐久性に優れた障子紙
ワーロンシートは、天然素材の和紙に特殊な樹脂を使ってラミネート加工した製品で、耐久性に優れた障子紙として利用されています。樹脂には塩化ビニールを使用し、従来の障子紙のように簡単に破けることはありません。
また、火が燃え移りにくい成分を含んでいるため、火災の防止にも役立ちます。丈夫で長持ちのワーロンシートですが、「そんなことをしたら、天然素材である和紙の独特の味わいが失われてしまう」と感じられている方もいると思います。しかし、和紙の表面を極薄にラミネートすることによって、和紙の味わいを失うことなく、強度を高めることができます。
また、お手入れ不要で、掃除はハタキでほこりを落とし、雑巾でゴシゴシと拭くこともできます。
2.様々なデザインと色彩
ワーロンシートは丈夫で長持ちであるばかりか、デザインや色が多彩で、インテリアとしても機能します。
基本的なデザインのワーロンシートは、従来の和紙と変わらないデザインで、和の趣を感じさせます。光を優しく透かし、部屋全体に温かな雰囲気が感じられます。伝統的な日本家屋にはこのタイプがぴったりです。
ワーロンシートでは伝統的な和のデザインとは別に、色とりどりのカラーリングも楽しむことができます。様々なカラーのワーロンシートがあり、部屋のタイプに合わせて選ぶことができます。インテリアや壁の色に合わせて選ぶことによって、障子を使ったとは思えないような、オシャレな部屋にすることができます。
また、ワーロンシートの製法に様々な装飾技術を取り入れたデザインも人気があります。ラミネートで和のデザインを表現できるので、家庭だけではなく、和食のお店などで使われています 。
3.ワーロンシート使用上の注意点
ワローロンシートは便利なものですが、導入の前や導入に際していくつか注意しておいたほうがいいこともあります。それらについて、ご紹介しましょう。
空気を通しにくい
ワーロンシートはラミネート加工がしてあるということから、一般的な障子紙よりは通気性が劣ります。空気の行き来が起こりにくいので、換気には気をつけなければいけません。
しかし、空気を通しにくいということは、冷暖房の効果を高めるということにも繋がります。導入の際には、この点についても考慮しましょう。
温度変化による伸縮
ワーロンシートには、温度変化によって伸縮を繰り返すという特徴があります。温度が高いとシートが伸びて、たるみの原因となってしまいます。
このようなシートの伸びを防ぐために、なるべく温度変化の少ない場所で張り付けを行いましょう。また、シートの保管に関しても同様で、20度前後の温度変化の少ない場所におくことで、たるみを防ぎ強度も保つことができます。
4.まとめ
ワーロンシートは、耐久性とデザイン性を追求した次世代型の障子で、和の味わいはそのままに、引っ掻いても、叩いても簡単には破れない耐久性を持っています。
脆く破れやすい障子に悩みを抱えている方は、ぜひ一度ワーロンシートを使ってみてください。
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