壁紙の頑固な黄ばみをキレイに落とす方法。原因と防止策もご紹介
2022年04月19日更新
お部屋をキレイに掃除しても気になるのが壁紙の黄ばみ。水拭きで簡単に落とせなく、カビや細菌の発生源となってしまう厄介な汚れといえます。 この黄ばみをキレイに落とすには、どうすればいいのでしょうか。そこで今回は、壁紙の黄ばみが発生する原因なども含め、黄ばみをキレイに落とす方法をご紹介したいと思います。
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1.黄ばみが発生する原因
壁紙の黄ばみが発生するのは、油が主な原因です。
例えば、キッチンでは料理用の油を使います。この油がリビングの壁紙まで跳ねるということはまず考えられませんが、油煙となってリビングまで運ばれてきます。この油煙によって、リビングの壁紙が影響を受けるのです。
もうひとつ、タバコのヤニも黄ばみの大きな原因になります。タバコのヤニの成分は樹脂であるため、こちらも脂です。喫煙者がいる家といない家とでは、壁紙の黄ばみ具合は大きく変わります。
このように、壁紙の黄ばみが発生する原因には、油が大きく関わっており、黄ばみは水拭きではキレイにならないのです。
2.黄ばみのキレイな落とし方
黄ばみを落とすのは簡単ではありません。自分でキレイにするのはなかなか骨の折れる作業ではありますが、いくつか方法があるのでご紹介しましょう。
① 重曹を使う
油性の強い黄ばみを落とすには、アルカリ製の重曹が効果的です。重曹を水に溶かし、壁紙の黄ばみ部分に直接スプレーして、雑巾などでこすります。こうすることで、黄ばみを落とすことができます。
また、重曹が含まれるものとしては、セスキ炭酸ソーダというものがあります。これは重曹の10倍のアルカリ性だと言われているので、重曹で落とすことができなかった黄ばみにも効果が期待できるでしょう。
② 洗剤を使う
黄ばみは水溶性の汚れであるため、洗剤を使うことでも落とすことができます。
市販の中性洗剤でいいので、わざわざ用意する必要もありません。しかし、中性洗剤で落とすことができる黄ばみは、軽いものに限られます。 中性洗剤では対応できない黄ばみには、オレンジオイル入の洗剤が効果的です。オレンジには油を浮き上がらせる効果があるので、黄ばみをキレイに落とすことができます。
オレンジオイル入りの洗剤でも落とせない場合は、漂白系洗剤を使います。漂白系洗剤は強い洗浄力がありますが、それゆえに使用する際には必ず希釈しなければいけません。必ず換気もしましょう。
③ スチームクリーナーを使う
スチームクリーナーとは、高温の水蒸気を使って汚れを浮かばせる道具です。これを使えば、細かい粒子が汚れをかき落としてくれます。便利なものですし、壁紙を傷つけないこともメリットですが、導入に安くない費用がかかることはデメリットともいえます。スチームクリーナーを導入する際には、費用面でよく考えなければいけません。
3.黄ばみを防止するために
タバコや料理の油煙などが原因で生じる壁紙の黄ばみですが、できることなら発生させないにこしたことはありません。黄ばみを発生させないためには、どのようにすればいいのでしょうか。 まず一つは、壁紙の表面をコーティングすることです。
コーティングは業者に依頼すればしてもらえますし、やろうと思えば自分ですることもできます。しかし、賃貸の場合はこういった施行ができないことも多く、どのような場合でもできるというわけではありません。
もう一つは、貼ったり剥がしたりが簡単な壁紙を貼るという方法です。こちらの場合、汚れたら貼り替えればいいので、コーティングをするよりも手軽にできます。しかし、貼り替えの度に壁紙を買う必要があるので、長期的にみれば費用はかかってしまいます。
少しでも黄ばみを抑えたい場合は、タバコを外や換気扇の前で吸うなど、自らの行動を見直すことが必要です。
4.まとめ
壁紙の黄ばみを落とすことは可能ですが、汚れがひどい場合など、今回ご紹介した方法では対処できないこともあります。そういった場合には無理に落とそうとすると余計に傷ついてしまうので、壁紙の張替えも検討しましょう。
壁紙の張替えを検討する際にはお掃除が楽になる防汚機能のついた壁紙を選ぶとよいでしょう。
リノコでは防汚機能のついた壁紙を多数取り揃えています。
こちらの商品一覧から汚れに強い壁紙の一覧をぜひご覧ください。
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