壁紙(クロス)はどう選ぶ?色・柄の特徴、選び方のポイント、お部屋ごとのオススメ壁紙も
2022年06月22日更新
壁紙(クロス)は部屋の印象を決める大事な要素です。ただ、サンプルを見てもありすぎてわからないといった悩みを持っている人も多いのではないでしょうか。今回はこのクロスについて、部屋別の選び方のポイントや張り替えに失敗しないための注意点などを紹介します。
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1.もう壁紙/クロスの選び方に困らない!色・柄・模様の特徴を解説
クロスや壁紙の選ぶ時は色・柄・模様の特徴が重要です。自分の部屋に似た色・柄・模様のパターンを探して希望のクロスを選びましょう。
色
一言に色と言ってもたくさんの色味があります。それによってお部屋に与えるイメージが変わってきますので、どんなお部屋にしたいかを明確に考えて選ぶ必要があります。
どのような色があり、イメージになるのかを見てみましょう。
ホワイト系
【ホワイト系】部屋を明るく、広く見せる効果がありリビングや一般の居室にもよく使われる定番色です。真っ白なものだけでなく、格子模様やタイル模様が入ったものなどバリエーションも豊富にそろっています。広い部屋では、白いものはより白く、黒いものはより黒く見えると言われています。白い壁紙に蛍光灯の白い光を当てると、より白さが際立ちます。
清潔感を際立たせたい、光が届きにくい部屋などにおすすめします。
グリーン系
【グリーン系】自然・調和・バランスを象徴するグリーン。目に優しく、疲れた神経・心身を癒し穏やかな気分になれます。柄や模様は植物をモチーフにしたものが多く、和調のクロスは和紙モチーフで趣のある空間になり和室に最適です。木製の家具によくあい、濃いものはアクセントクロスとして使われることもあります。やや濃い色の壁紙をアクセントとして寝室やトイレなどに使うと落ち着きがありおしゃれな印象になります。
ブルー系
【ブルー系】落ち着きと清潔感を感じさせる色合いです。海や空、雨だれなどをモチーフにしたかわいらしいデザインのものもあります。
イエロー系
【イエロー系】知性・知識・判断・ハッピー、明るい印象になるイエロー系。淡い色は柔らかく明るい印象で、光が入りにくい部屋も明るくなります。パステルカラーのイエローはお子様が過ごすお部屋や、暖色系なのでキッチンに取り入れても良くあいます。花や植物をモチーフにした模様がたくさんそろっています。
オレンジ・ピンク系
【オレンジ・ピンク系】
女性らしさのある色味のオレンジとピンクカラー。
元気が出そうなビタミンカラーのオレンジ系は薄い色調では石目調・織物調などの種類があります。どれもカジュアルで暖かみがあり水回り、キッチンなどに最適です。濃い色は壁4面に張るというよりも1面にだけ張ればとっても明るい印象のお部屋になります。
一方心身を癒し気分を優しい印象を与えるピンク系。
鮮やかな色はおしゃれ、元気、可愛さもあります。淡い色を選べばふんわり、甘い印象になりますが落ち着きも得られます。
こちらも濃い色は壁4面に張るというよりも1面にだけ張ればかわいい・おしゃれな雰囲気のお部屋になります。
ブラック系
【ブラック系】重厚感や高級感を演出してくれるとても存在感のあるクロスです。ベース色や壁全面に使うというよりも、一部にアクセントとして使われることが多くあります。冷静な気持ちをもたらし、優雅さ、重厚感を与えるので少し取り入れるだけでとっても強い印象のお部屋になります。アクセントクロスにすると重厚感、高級感のある雰囲気のお部屋になります。
柄
色んな木目柄
【木目調】明るさや色合いの異なるさまざまな木目を再現したものがあります。和室や天井に使われることが多い模様です。
織物調
【織物調】どの色とも相性が良く落ち着いた雰囲気を演出してくれます。リビングやキッチン、居室などどこにでも使える万能柄です。
石目調
【石目調】織物調に比べて少し凹凸感がありナチュラルな雰囲気になります。こちらもどの色とも相性が良く、玄関から居室まで幅広く使える柄です。
パターン
【パターン】インパクト抜群のパターンのクロスは個性的な部屋作りに最適です。特に部屋の雰囲気に合うものを選ぶことが重要になります。
2.壁紙/クロスの選び方を部屋別で実例を紹介
部屋のイメージや出したい雰囲気に合わせて、部屋ごとに選んでいくのがクロス選びの基本です。それぞれの場所についておすすめのコーディネート例をいくつか紹介します。
【リビング】
家族全員にとって寛ぎの場所であるリビングは、居心地の良い空間であることが一番のポイントです。色はあまりインパクトの強いものは避け、カーテンや家具に合わせやすいオフホワイトやベージュ系、柄はシンプルで飽きがこない無地調か織物調、石目調などベーシックなものがおすすめです。
関連ページ:リビング・ダイニングの壁紙・クロス張り替えリフォームと費用
【ダイニング】
ここも家族全員が集まる空間であり、また時にはゲストを迎えることもある場所なので、個性的なデザインより居心地のよいものであることを基準に選ぶといいでしょう。色合いは食欲を増進させる効果のあるレッド系やオレンジ系、あたたかみのあるイエロー系やアプリコットカラーがおすすめです。リビングとつながっている場合は、同じクロスを選ぶことで統一感のある空間を作ることができます。
【キッチン】
キッチンは、落ち着いて料理をしたいなら暖色系、個性的なキッチンにしたいならパターン模様と、好みに合わせて自由にコーディネートを楽しめる場所です。システムキッチン本体と同系色でそろえると、まとまりのある空間になります。
関連ページ:キッチン・台所の壁紙・クロス張り替えリフォームと費用
【トイレ】
落ち着きのある空間にするためにはホワイト系よりも色が入ったものが良いでしょう。個室の面積が狭いため、大柄なものを選ぶと圧迫感を感じてしまうこともあるので、柄物を選ぶなら小さいものを。便器に色が付いている場合は、同系色のクロスを選ぶと統一感が出ます。
関連ページ:トイレの壁紙・クロス張り替えリフォームと費用
【子ども部屋】
パステルカラーの明るい色合いのクロスのほか、キャラクターが入ったものや空や海などをモチーフにした柄物も人気があります。
関連ページ:子供部屋・キッズルームの壁紙・クロス張り替えリフォームと費用
3.組み合わせ次第でさらに個性的な空間を演出
クロスは1つの部屋内では統一するのが基本ですが、床に平行に取り付けるリボン状のボーダーを境にして上下でクロスを変える「ボーダー」、一部だけ違ったクロスを張る「アクセントクロス」などを取り入れることで、個性的な部屋を演出することもできます。興味があれば、ぜひこちらも試してみてください。
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