後悔しない!キッチン扉と取っ手をオシャレに交換する選び方のコツ
2022年05月19日更新
キッチンの大部分の面積を占める扉は、クロスや床と同じようにキッチン空間のイメージに大きく影響します。 扉のデザイン・カラーバリエーション以外にも、素材、取っ手の形によって、耐久性、お手入れ方法も変わってきますので、選び方には注意が必要です。 そこで今回は後悔しないキッチンの扉の選び方を、素材、取っ手、リフォーム範囲の視点からご紹介したいと思います。
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1.キッチン扉の主な素材・特徴
キッチン扉の素材によって、耐久性や毎日のお手入れが大きく変わってきます。ここでは扉に使用されている代表的な素材のメリット・デメリットをご紹介します。
キッチン扉の主な素材
・ 化粧シート
・ 塗装
・ 木製/突き板(合板・天然木)
・ ステンレス
・ ガラス
・ ホーロー
キッチン扉の素材①:化粧シート
合板の芯材の上に、樹脂や樹脂を含浸させたシートを表面に貼ったタイプのキッチン扉です。一般的に普及しているのはこちらのタイプです。
色数が多く、お手入れもしやすく、値段も安いためバランスのいいキッチン扉ですが、長く使用しているとシートの表面が剥がれたりする場合があります。
キッチン扉の素材②:塗装
合板にポリウレタン塗装するタイプと、紫外線照射で硬化する塗装を使用するタイプがあります。カラーが豊富で表面強度が強く、きれいなツヤが出るなどのメリットがありますが、他の材質に比べ価格が高くなるのがデメリットです。
キッチン扉の素材③:木製/突き板(合板・天然木)
合板の芯材の上に、天然の板を薄くスライスしたものを貼り合わせ、表面に樹脂塗装を施してあります。無垢材と同様の風合いがありながら反りが少ないのが特徴です。汚れを放置すると染みこんでしまうことがあるため、こまめなお手入れが必要です。
キッチン扉の素材④:ステンレス
ステンレスは「Stain less」=「サビない」という名前の通り、サビに強い材質です。そのため水や汚れに強く、お手入れも簡単というメリットがあります。しかし、その他の材質に比べ色数が少ないのがデメリットといえます。
キッチン扉の素材⑤:ガラス
高級感のある輝きを放つ耐久性のあるグラス扉です。表面材に通常のガラスより強度を高めた熱処理ガラスを使用しています。さらにガラスの裏面には飛散防止フィルムを貼っていますので、万が一のときには飛び散りにくい安全設計です。
キッチン扉の素材⑥:ホーロー
ホーローとはガラス質の釉薬を、鉄などを金属表面に被覆して高温で焼き付けた物で、ガラスと金属の特性を併せ持つ材質です。
表面がガラス質なので油汚れや、しつこい調味料のシミなども拭くだけで簡単にお手入れできます。また火などの高熱に強く、傷がつきにくい特性も合わせ持ちます。しかしヒビが入ると、錆びてしまう場合あるので注意が必要です。
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2.キッチン扉の取っ手の種類
キッチンの使い勝手に直結する取手は、形状を選ぶのがポイントです。ここでは代表的な形状のライン取っ手、バー取っ手を例に、ご説明させていただきます。
キッチン扉の取っ手の種類
・ ライン取っ手
・ バー取っ手
・ ハンドル取っ手
キッチン扉の取っ手①:ライン取っ手タイプ
ライン取っ手とは、扉の上部に一直線で付いている凹凸のない取っ手です。
扉と一体化し出っ張りもないため、デザイン性が高く、掃除がしやすいため人気を集めています。デメリットとしては、引き出しの容量が増えると、取っ手を引く力も必要になるため、高齢の方やネイルをしている女性になどには大変かもしれません。
キッチン扉の取っ手②:バー取っ手タイプ
操作性に優れたバー取っ手
バー取っ手とは、扉に出っ張った形でついている一般的な取っ手です。 出っ張りがあるため、デザイン性、清掃性には劣りますが、指一本で開けられるなど操作性に優れているのが特徴です。
キッチン扉の取っ手③:ハンドル取っ手タイプ
おしゃれなアンティーク調のハンドル
ハンドル取っ手は小ぶりなものが大半でラインが美しいアンティーク調のものから、スタイリッシュなストレートのものといったラインナップがあります。
特にこのアンティーク調は木目柄のキッチンとの相性が良く、取っ手を変えるだけで印象がガラッと変わります。わざと錆びたような雰囲気が人気です。
3.お部屋の雰囲気とあったキッチン扉をコーディネート
キッチン空間をどこまでリフォームするかによって、扉のデザイン・カラーバリエーションを選ぶ基準も変わってきます。
キッチン本体だけを交換する場合:周囲との調和を意識して合わせる
キッチンだけを交換するリフォームなら、床やクロスなどの色に合わせて、キッチンのデザイン・カラーバリエーションを選びましょう。
特にアイランドキッチンは、床やクロスとともに、周囲の家具やカーテンの色とも調和するデザイン・カラーバリエーションを選ぶことで、キッチンだけが浮いてしまうという失敗を防ぐことができます。
キッチン空間を全面リフォームする場合:面積が多い部分に合わせる
キッチン空間全体をリフォームする場合は、色の影響が出やすい大きな面積の部分から決めるようにしましょう。
例えば、先に床の色が決まっている場合は、床の色にキッチンの色を合わせるといった形です。逆に、キッチンの色が先に決まっているのであれば、キッチンの色と調和が取れる色、又は引き立てる色の床・クロスを選ぶようにしましょう。
4.まとめ:キッチン扉の選び方
キッチン扉の素材を選ぶ
主に素材は、下記の6種類があります。
・ 化粧シート
・ 塗装
・ 木製/突き板(合板・天然木)
・ ステンレス
・ ガラス
・ ホーロー
キッチン扉の取っ手を選ぶ
取っ手の種類でよく選ばれているのが下記の3種類です。
・ ライン取っ手
・ バー取っ手
・ ハンドル取っ手
キッチン空間のカラーコーディネート
キッチン扉のカラーやデザインを選ぶ際は、キッチン空間に馴染むものを選ぶことを意識することで、後悔のないキッチンリフォームを行うことができるでしょう。
キッチンはショールームで実際に見ておく
イメージが固まる前後、どちらのタイミングでも問題ありませんが一度ショールームに行って、実際にキッチンを見て、触ってみることをオススメします。
素材感、カラーなど紙やWEBから見ているだけでは、やはりリフォーム後に「思っていたものとイメージが違う・・・」となる可能性もあります。
安価なリフォームではありませんので、後悔しないよう出来るだけ商品選びはこだわりたいですね!
リノコでは各メーカーのショールーム予約の代行も行っていますので、リフォームを検討される場合はお気軽にお問い合わせください。
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