洗面台に小さい虫が発生…そんな悩みは今日で解決！

1.小さな害虫チョウバエ

チョウバエは、洗面台に一番よく発生する害虫で、体長1～4mmとても小さな虫ですが、洗面台を使用しているときに周りを飛び回ったり、大量発生すると細菌を室内に持ち運ぶ原因になったり、とても厄介な存在です。体は灰黒色で、体表には毛が密集しています。チョウバエの中でも、ホシチョウバエやオオチョウバエと呼ばれる小さな虫が洗面台によく発生する種類です。

■ チョウバエの発生原因

チョウバエは、洗面台の側溝、壁面や溝のフタの裏など、水と様々な汚れが一緒になった汚泥を栄養分として成長します。
洗面台の周辺にこのような汚れが溜まっていると、成虫のチョウバエが卵を産み付け、そこから大量発生してしまいます

■ 成虫の駆除

チョウバエのような小さな虫が成虫になってしまった場合には、ハエ捕りリボンや粘着シートで捕獲することができます。また光でチョウバエを誘引して捕獲するライトトラップも効果的です。または熱湯をかけるという方法も存在しますが、扱う際には十分に注意してください。

捕獲しても捕獲しても発生が続く場合は、洗面台周辺に卵を産み付けている可能性があるので、卵や幼虫の発生源となっている場所を特定しましょう。

■ 幼虫の駆除

成虫一匹が産む卵の量はおよそ200匹と言われています。さらに生命力も非常に強いため、一匹見つけるといつの間にか数十匹に増えていたなんてことにもなりかねません。増殖してから慌てたくないですよね。
そんな非常事態を防ぐためにも幼虫のうちから退治することをオススメします。

幼虫は汚泥を栄養とし、繁殖していきますのでそのもととなる汚れを絶たなければなりません。キッチン、トイレ、浴室の排水口や浴槽の下にも繁殖しますので注意が必要です。1番の解決方法は汚れがたまらないように月に1、2度は排水口を完全に清掃する、チョウバエ専用の殺虫剤をまくというのが主な方法です。

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2.害虫の王者、ゴキブリ

気持ち悪いだけでなく伝染病の恐れも

ゴキブリは、汚れや食物のクズ、水分、油分、温かい場所などを好む害虫で、室内のキッチンや洗面台などに現れます。
繁殖力が非常に高く、卵から成虫になるまでわずか2ヶ月です。直感的な不快感や病原体を室内に運ぶ役割を持っており、発見次第駆除が必要です。

■ 殺虫剤による駆除

ゴキブリの駆除には、液状のスプレーが効果的です。ゴキブリを発生次第、直接ゴキブリに散布することで駆除します。このような殺虫材には、ゴキブリの嫌う成分が大量に含まれているため、洗面所・キッチン、部屋への侵入経路に予め吹きかけておくことによって、ゴキブリの侵入を防ぐことができます。

■ ベイト（毒エサ剤）による駆除

ゴキブリが好む餌に、殺虫成分を含ませたもので、ゴキブリが好む場所に仕掛けて、食べさせることによって駆除します。この方法は、薬剤の飛び散りないほか、効果の持続性があるため、多くの家庭で行われている方法です。

3.洗面台を清潔に保つ

ここまで、チョウバエなどの小さな虫やゴキブリといった、洗面台に現れる害虫の駆除方法についてご説明させていただきました。害虫の駆除方法に関しては、研究が進んでおり、しっかりと対策を行えば確実に駆除することができます。
しかし、何よりも大切なのは害虫を寄せ付けない予防方法です。適切な予防を行うことで、害虫が寄り付かない洗面所にすることができるのです。 チョウバエなどの小さな虫やゴキブリの予防で一番大切なのは、常に水回りを清潔な状態にすることです。


特に、洗面台の側溝やフタの裏側などは水や汚れが溜まりやすく、害虫の発生原因となってしまいます。水と汚れによる汚泥を生み出さないために、洗面台の周辺を拭き掃除して、汚れや水が溜まらないように注意しましょう。仕上げに消毒スプレーなどで殺菌することも大切です。
また、配管の中にはキッチンハイターなどを流し込み、害虫の発生を抑制します。こうしておくことで配管からの悪臭予防にもなります。

洗面台のお手入れについてはこちらの洗面台のお手入れ方法をご一読ください。

4.まとめ

洗面台に発生するチョウバエなどの小さな虫や、ゴキブリの発生を抑えるには、常に清潔に保つことが一番大切です。
害虫駆除を先に考えるのではなく、まずは予防をしっかりと行って、小さな虫やゴキブリなどの害虫を寄せ付けないようにしましょう。そうすれば大量に発生することもなく気持ちのいい洗面台となります。

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