ルーフバルコニーとは
ルーフバルコニーというと開放的で、天気のいい日には外で食事などが楽しめるとして人気です。引っ越し先をルーフバルコニーを基準に決める方もいるくらいですので、現代の住宅としては注目度の高い要素であることが伺えます。ここではそんなルーフバルコニーの実態を見ていきましょう。
意味:ルーフバルコニーとは
ルーフバルコニーとは、下の階の家の屋根部分を利用して作られたバルコニーのことをいいます。
バルコニーと似たものにベランダがありますが、この二つの明確な区別は定義されていません。ただし、通常は1階部分にあるものをベランダ、2階以上にあるものをバルコニーと呼んでいます。屋根がないため、開放的でガーデニングなどに利用されている場合が多いようです。
近年はルーフバルコニー付きのマンションなども多く販売されています。
ルーフバルコニーの良い点・悪い点
ルーフバルコニーのメリットとしては、何といっても開放的な空間を利用できるということにあります。夏はビアガーデン風に、春や秋といった過ごしやすい気候のときにはバルコニーに出て夜空を見ながらお酒を飲むといったような楽しみ方もできます。花火大会が近隣で行われる場所に立地している場合は、混み合うことなくゆっくりと特等席で花火を楽しめるため大変な人気を誇っています。
また、ルーフバルコニーを直接使っていなくても、室内からの眺めが開放的で広々とした印象を与えてくれるのも大きなメリットでしょう。
一方デメリット部分ですが、実際のトラブルとして苦情が出ることが多いという点があげられます。バルコニーで友人を招いての食事会やバーベキューなどは憧れる方も多いと思いますが、騒ぎすぎて下の階の住人に迷惑になったり、においなどがクレームの対象となることが多いようです。
引っ越し後に残念な思いをすることのないように、あらかじめメリット・デメリットを把握して、立地や周辺環境などをよく調べておきたいですね。
ルーフバルコニーは自由に使えるの?
ルーフバルコニーといえども共用部分ですので、利用するために使用料を支払う必要があります。しかし、基本的には月額の家賃と共にかかる管理費の中にルーフバルコニーの使用量は含まれていますので、ルーフバルコニー付きのその部屋を契約している段階で専有できると考えて差し支えないでしょう。
ただ、注意したいのは、自由とはいってもマンションの規約などの範囲内ということを忘れてはいけません。通常、手すりの高さよりも高い植木などは置くことができませんし、倉庫などをバルコニーに建設することもできません。これは、防災の際に避難経路を確保するためのもので、マンションの管理規約によって細かく禁止事項が定められています。
他にも、バーベキューなどで大掛かりになる可能性のあるものに関しては、事前の確認や申請が必要になる場合もあります。
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